食・グルメ
2022.01.13
【台湾】地元スタイルでいただきます！カラダが目覚める朝ごはん5選
朝食は外で食べるのが一般的な台湾では、安くておいしい朝ごはんを提供する店が、早朝から街角にあふれています。疲れた胃にもやさしい定番メニューの豆漿（豆乳）やおかゆ、ボリューム満点のサンドイッチ、おにぎりなど、その日の気分に合わせて選べます。しっかり食べて元気に一日をスタートさせましょう！
Summary
伝統的な作り方を守る鹹豆漿は必食！「阜杭豆漿」
1958年創業の「阜杭豆漿」は、華山市場2階のフードコート内にある朝ごはん専門店。5時30分の開店前から、建物の周りに長い列をつくる熱烈ファンの姿が見られます。
台湾の朝ごはんの代表格といえば、ふわふわの鹹豆漿。干しエビや黒酢などが入った器に温めた豆乳を注ぐと、凝固作用が働き、おぼろ豆腐のようなふるふるの食感になります。ここに、揚げパン（油條）を浸して食べるのが地元スタイルです。
阜杭豆漿の豆乳、甜豆漿は豆の香りが広がるほんのり甘い味。やさしい味わいで飲みやすいのが特徴です。ホット（熱）とコールド（冰）から選べます。
石窯と炭火で焼く焼餅類も豊富なので、鹹豆漿と一緒にオーダーを。おすすめは揚げパン入りのカリカリ薄焼き餅（薄餅夾油條）や、ネギ入りの玉子焼を包んだ台湾風のもちもちクレープ（蛋餅）など。
■阜杭豆漿（フウハントウチャン）
住所：忠孝東路一段108號2F
TEL： 02-2392-2175
営業時間：5時30分～12時30分（なくなり次第終了）
定休日：月曜
食材にこだわりのある肉粥の名店「周記肉粥店」
すべての料理の食材にこだわりがあり、新鮮な素材の味を生かす味付けが特徴の「周記肉粥店」。1956年の創業当時から変わらない味を守る肉粥が看板メニューです。
店名にもなっている鹹粥（肉粥）は、豚骨からとっただしと醤油のあっさり味。やさしい味のおかゆは小さなお椀で提供され、1杯なんとNT$15。おかわりする客が多いのも納得！
肉粥の味を引き立てるサイドメニューも充実。上質な鶏をゆでたシンプルな鶏肉や、カリカリに揚げた豚肉（紅燒肉）、甘い台湾のマヨネーズで食べる、ゆでたマコモダケなどが人気です。
■周記肉粥店（ツォウチーロウツォウティエン）
住所：廣州街104號
TEL：02-2302-5588
営業時間： 6時～16時30分
定休日：不定休
アツアツおにぎりが早朝から食べられる「劉媽媽飯糰」
注文を受けてから店員さんが握ってくれる台湾風おにぎり、飯糰（ファントゥアン）が自慢の店。早朝からアツアツが食べられるとあり、多くのお客さんでにぎわいます。
テイクアウトのみですが、近所に公園があるので、そこでゆっくりと食べることができます。
もち米を使った飯糰は具だくさんで腹もちバツグン。中に肉鬆や油條、豚肉などが入っている起士海陸総匯飯糰、サクサクの油條とシャキシャキとした酸菜の食感が楽しい招牌紫米飯糰などがおすすめです。おにぎりのお供には、ヘルシーな黒豆漿NT$25をどうぞ。
■劉媽媽飯糰（リウマーマーファントゥアン）
住所：杭州南路二段88號
TEL：02-3393-6915
営業時間：5時～11時30分
定休日：月曜
台湾伝統スタイルの名店「鼎元豆漿」
朝早くから地元の人やサラリーマンが絶えず行列をつくる、朝ごはんの老舗。中正紀念堂の近くなので、衛兵交代を目当てに訪れる観光客の朝ごはんスポットとしても使えます。
茶碗蒸しのようにフルフルの食感で、やさしい味わいの鹹豆漿には、卵を加えることもできます。ドリンクには砂糖で甘みを加え、すっきりと飲みやすい豆漿を。
さらに、油條や玉子焼を挟んで焼いたパン（焼餅）や、焼餅夾油條に薄焼き卵を挟んだものをテイクアウトするのもおすすめ！
■鼎元豆漿（ティンユエントウチャン）
住所：金華街30-1號
TEL02-2351-8527
営業時間：4時30分～11時30分
定休日：無休
台湾を代表する鉄板トーストサンド「扶旺號」
鉄板で焼いたふんわり食感の絶品サンドが食べられる店として、周辺で働くオフィスワーカーに大人気の「扶旺號」。店頭の鉄板で焼かれる朝ごはんの音と香りに、食欲がそそられます。
鉄板トーストサンドの具材は豚肉＆ポーチドエッグ、鶏肉＆パイナップルなど、種類が豊富。どれもはみ出そうなほどたっぷりでボリューミーです。練乳を挟んだ甘めのデザート系メニューもあるので、半分ずつ友人とシェアして食べるのも楽しい！
■扶旺號（フーワンハオ）
住所：復興南路一段133-2號（復興店）
TEL：02-2771-5736
営業時間：7時～15時30分（金～日曜は～18時30分）。テイクアウトは7～19時
定休日：毎月最終火曜
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容（酒類の提供）等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
この記事を書いた人
