【台湾】レトロカジュアルな食堂で地元の人たちとワイワイ!家庭の味を堪能しよう
肩ひじ張らずに食べに行ける庶民的な食堂は、旅行中の強い味方。実は著名なグルメガイドで紹介されるなど、予約必須の人気店もあるほど、実力派が多いのです。古い建物を生かしたノスタルジックな食堂で、伝統的な味や家庭的な味わいの台湾料理をゆっくり味わってみましょう。
Summary
予約必須!こだわり食材の本格的な家庭料理「My灶」
路地裏にひっそりと佇む隠れ家的レストラン。世界的グルメガイドにも掲載される常連店で、予約なしでは入店できないほどの人気ぶりです。
内装は昔の台湾の路地裏を再現。木造の民家を模した壁や街灯のような照明など、タイムスリップしたような懐かしさを感じさせます。
グルメなオーナーのベンさんが厳選した食材を丁寧に調理した、とっておきの台湾料理をいただけます。台湾ならではの甘い味付けの滷肉飯は、市内にもファンが多いとっておきの一品。さらに、奥行きのある味わいの豚バラ肉、干し大根、モツの煮物(菜埔肉加腸)など、どれを食べても満足度が高いです。
■My灶(マイツァオ)
住所:松江路100巷9-1號
TEL:02-2522-2697
営業時間:11時30分~14時(13時30分LO)、17時30分~21時30分(20時30分LO)
定休日:無休
モチップリッで人気!老舗食堂の水餃子「龍門客桟餃子館」
目立った門や看板がなくバラック小屋のような建物のため、通り過ぎてしまう人も多い、知る人ぞ知る餃子の名店。創業50年以上になる老舗で、木の柱が並ぶノスタルジックな店内は、日本人にも懐かしい雰囲気に感じられます。遠方から訪ねてくる人も多く、開店前から行列ができることもあるので、行列覚悟で行きましょう!
豚肉と白菜の水餃子、猪肉水餃は1個NT$7とリーズナブル!モチモチ食感で食べごたえ十分。食べたいだけ注文できるのもうれしい!
餃子と並ぶ人気メニューは肉や野菜などのごった煮、滷味(ルーウェイ)。さらにコクのあるスープにうどんのような太麺が絡む牛肉麺もおすすめです。
■龍門客桟餃子館(ロンメンクーツァンチャオツクワン)
住所:林森南路61巷19號
電話:02-2351-0729
営業時間:17~23時
定休日:第1・2・4月曜
台湾家庭料理とお酒でゴキゲンな夜を!「大隠酒食」
「大隠酒食」があるのは賑やかな永康街をさらに歩いた先、人通りの少ない路地裏。木造2階建ての古い日本家屋をリノベーションした店舗で、どこか懐かしく、ゆったりとくつろげます。初めてでも常連気分になれる親しみやすい雰囲気です。
ノスタルジーあふれる店でいただけるのは、滋養満点の台湾家庭料理。手間ひまかけた煮込み料理が多数あり、魚料理もあります。日本人の口に合う人気メニューは自家製タレをかけた午魚(西洋のアゴナシ)の一夜干し。ボリュームもあるのでシェアして食べるのがおすすめです。
■大隠酒食(ターインチウシー)
住所:永康街65號
TEL:02-2343-2275
営業時間:17時~23時30分
定休日:月曜
台湾スタイルのモーニングで一日をスタート!「甘妹弄堂」
レトロ建築が見ものの西門エリアに、2019年5月オープンした新店舗。ここでいただけるのは、鉄板で焼く小籠包や限定スープなど、伝統に客家テイストを加えた新台湾式朝ごはんです。
看板メニューは黄ニラと豚肉の旨味が凝縮した招牌韭黄鉄板湯包。パリパリの羽根が付いた焼き小籠包です。飯糰(台湾風おにぎり)や、やさしい甘さの特製豆乳ドリンクも一緒にどうぞ。
■甘妹弄堂(カンメイノンタン)
住所:昆明街130號 (西門店)
TEL:02-2331-7655
営業時間:8時~14時30分、17~20時(土・日曜~21時)
定休日:火曜
世界的グルメ格付け本も認める、コスパよしの食堂「美麗餐廳」
1994年創業以来下町で愛され続ける、母の味を受け継ぐ台湾料理店。もともと小さな地元の人気店でしたが、世界的グルメガイドに掲載されるようになってから、たちまち予約困難な名店になりました。平日の夜でも地元の人たちで満席になるので、早めの予約がベターです。
看板料理はヘチマ、エビ、ネギ入りのモチモチお好み焼風料理(絲瓜煎餅)。ノコギリガザミと春雨の煮込み(紅蟳冬粉)も絶品です。ホルモン好きなら、台湾風モツ煮込み(魯腸)もおすすめ!
■美麗餐廳(メイリーツァンティン)
住所:農安街261號
TEL:02-2509-7881/0988‐302‐222
営業時間:17時30分~21時30分(ランチは完全予約制)
定休日:火曜
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