古代のパワーをチャージ!橿原(かしはら)・飛鳥エリアで行きたいおすすめ6スポット

古代のパワーをチャージ!橿原(かしはら)・飛鳥エリアで行きたいおすすめ6スポット

パワースポット るるぶ&more.編集部 奈良県 おでかけ カフェ
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

奈良盆地の南部、橿原・飛鳥エリアは、万葉集で多く歌われた大和三山である畝傍(うねび)山、耳成(みみなし)山、香具山があり、日本史上最初で最大の都城だった「藤原宮跡」や、大化の改新の舞台となった「飛鳥宮跡」など、まさに日本史の教科書で誰もが一度は学んだことのあるような歴史的出来事が起こった、かつての日本の中心部。巨大な古墳をはじめ、今もなお謎が多い神秘的な遺跡や石も多く残っています。古代の日本にタイムスリップした気分で、橿原・飛鳥エリアのパワースポット巡りはいかが?

Summary

第一代天皇と皇后を祀る「橿原神宮」

奈良・橿原の地に訪れたなら、まず足を運びたいのがこちら、「橿原神宮」。大和三山のひとつ畝傍山の麓、橿原宮で即位されたという第一代の天皇である神武天皇と皇后をお祀りするために、明治23年に創建された神宮です。

大きな鳥居をくぐり、橿の並木に包まれた表参道の玉じゃりの上を歩くと、気持ちも落ち着いて心が洗われるかのよう。

そして奥に進むと、畝傍山を背景に佇む荘厳な外拝殿や内拝殿が。

京都御所の内侍所(賢所)を移築した御本殿は重要文化財に指定されています。

お正月の三が日は、120万もの人が訪れるとか。このお正月の初詣がまだ!という方は、橿原神宮に足を運んでみてはいかが?

日本酒好きはチェック!「喜多酒造」

次にご紹介するのは、享保3年(1718)創業の「喜多酒造」さん。毎年2月に橿原神宮で行われる紀元祭では、こちらの酒造のお酒が奉納されるという、大和の地で長く愛されてきた老舗です。こちらの酒造では、試飲&酒蔵見学ツアーも随時開催(要事前予約)しており、お酒の味を飲み比べして楽しめるだけでなく、お酒の作り方をより詳しく知ることができるので、日本酒好きさんは是非体験を。

代表銘柄は「御代菊」。創業者の名前のついた「利兵衛」や、橿原神宮の宮司さんに命名してもらったという「白檮」など、それぞれの味わいを飲み比べすると、より自分好みのお酒が見つかるかも♪

■喜多酒造
住所:奈良県橿原市御坊町8
TEL:0744-22-2419
営業時間:9~17時

体の中から美しく♪健康を意識したメニューがうれしい「美健楽SORA」

次にご紹介するのが、美と健康をコンセプトとしたランチやスムージーが人気のカフェ「美健楽SORA」さん。

奈良県産の野菜を使ったサラダごはん(880円~)は、どれもボリュームたっぷりで栄養満点!ごはんの量を減らして、野菜を多くしてもらえることもできるので、食事管理中の方や野菜好きにはとても嬉しいサービスですね!テイクアウトもできるので、家ごはんの一品にもできますよ♪

フルーツの栄養をたっぷり摂取できる健康スムージー(440円~)も種類豊富!ベースもミルクor豆乳、ハチミツorオリゴ糖が選べたり、お好みで青汁野菜やレモンをアドオンできたりと、自分の体のコンディションに合わせてカスタマイズできちゃうのも嬉しいポイントです。

■美健楽SORA
住所:奈良県橿原市見瀬町616-1 和州城102
TEL:0744-55-1251
営業時間:10~17時

飛鳥に来たら絶対に訪れたいパワースポット「石舞台古墳」

バス停「石舞台」から徒歩3分、飛鳥の緑豊かでのどかな風景の中にドドーンと見えてくるのがこちら、「石舞台古墳」です。石舞台古墳は日本最大級の横穴式石室を持つ古墳で、築造は7世紀の初め頃と推定されています。もともとは方墳で、すでに古墳上部の封土は失われ、巨大な天井石が露出した姿になっています。

玄室の中は、入って見学することもできます。玄室は、長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7mで大小30数個の花こう岩が使用されていて、天井に使われている石の重さは、北側の石が約64t、南側の石が約77t、総重量は約2300tだそう。

被葬者は不明ですが、6世紀後半にこの地で政権を握っていた蘇我馬子の墓ではないかとも言われています。石の大きさに驚くのはもちろんですが、今から約1400年も前に、これだけの大きな石を運んでお墓が作られるとは・・・被葬者が当時どれだけの力を持った人だったのか、妄想しながら見てみるのも楽しいですね。

古代の人々の気持ちに思いを馳せて染物体験「水谷草木染」

飛鳥は、昔ながらの風景が残る自然がとても豊かな場所。そんな飛鳥の魅力をもっと体感できるのが草木染体験です。

「水谷草木染」さんでは、古代の染物の技法や知恵を学びながら、自分だけのストールやハンカチを作ることができます。染色に使用するのは、栗のイガや、すもも、玉ねぎの皮など、古代からある飛鳥の四季折々の草木たち。

模様も、縁起が良いとされている亀甲柄、竹や虹などの自然を表現したものなど様々なパターンがあり、それぞれの技法に古代の人々の工夫や遊び心が伝わってくるかのよう。

まずは模様をつけるために、布を折って、縛ったり挟んだり・・・。

次は自分の好みの色を決めて、液体に浸けて染めていきます。

自分だけのオリジナルの一枚が完成!旅の素敵なお土産にもなりますね。

■水谷草木染
住所:奈良県明日香村立部448
TEL:0744-24-5802
営業時間:9~17時

橿原・飛鳥エリアを観光するのに便利なホテル「THE KASHIHARA」

橿原神宮前駅東口から徒歩約1分の「THE KASHIHARA」は、橿原神宮までも徒歩約10分という好立地!

ゆったり広めの客室やホテル敷地内から湧き出している温泉で旅の疲れを癒せる大浴場「かしはらの湯」があるのも魅力。明日香周遊のためのレンタサイクル自転車の貸し出し(9~17時)や、明日香周遊バス1日フリー乗車券(大人650円)の販売も行っているので、橿原・飛鳥エリアを巡る際の拠点としてとても便利なホテルです。

■THE KASHIHARA
住所:奈良県橿原市久米町652-2
TEL:0744-28-6636

飛鳥・橿原へのアクセス
東京から:京都駅で近鉄電車に乗り換え~近鉄橿原神宮前駅 特急利用で約1時間
大阪から:近鉄大阪阿部野橋駅~橿原神宮前駅 特急利用で約35分
※近鉄特急に乗車の場合は、別に特急券が必要。
※橿原神宮前駅から飛鳥駅へは近鉄吉野線4分

いかがでしたか?奈良旅行は、奈良市周辺しか行ったことがない・・・という人も、次の旅行は、橿原・飛鳥方面へ、古代の魅力を体感する旅にでかけてみてはいかが?

Text: 刑部恵美

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください