食・グルメ
2021.12.23
【徹底紹介】神戸最大級のフードホール「TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES（トゥース トゥース マート フードホールアンドナイト フェス）」に行ってきた！見上げると水槽⁉
2021年10月、神戸・三宮から徒歩圏内に、神戸最大級のフードホールが誕生！神戸近郊の生産者とつながっているレストラン・カフェ・パティスリーを展開する「TOOTH TOOTH」が、自社ブランドを含め「地産地消」に根付いた9店をセレクトしたフードホールで、湾岸エリアの新しい遊び場と話題です。どんな店が入っている？魅力は？徹底レポをお届けします！
Summary
約400席を備えた神戸最大級のフードホールが誕生
ＪＲ三ノ宮駅から海側へ徒歩約17分、複合文化施設「神戸ポートミュージアム」。「隆起する大地と侵食する水により生まれた造形」を表した外観が印象的です。今回紹介するフードホールはその1階にあります。
おしゃれな空間で、席は何と約400席！席が空くのを待たず、人と人とのソーシャルディスタンスも保てそうです。「ENJOY！」のランプは「お客さんはもちろん、スタッフも楽しんで働いて欲しい」という思いを持つオーナーの口癖なのだそう。
真ん中にビアバーが1店、あとは中央のテーブル席を8店が囲み、座る場所もメニューも自由に選べるセルフスタイル。どの店もナチュラルでかわいい、オシャレなフードコートです。
おすすめはテラス席。ポートタワーや神戸オリエンタルホテルの夜景が眺められ、雰囲気抜群です。
まずは魚を観賞しながら、神戸のクラフトビールで乾杯！
最初の乾杯は、フードホール中央の「PUBGAB（パブガブ）」で。バーカウンターに腰を掛けると、なんと上には劇場型水族館「átoa（アトア）」の水槽が！
胸ビレをヒラヒラさせなら泳ぐウシバナトビエイや、カラフルなユメウメイロなど、複数の魚たちが優雅に回遊している様子を眺めながら、お酒が楽しめます。
また、「PUBGAB」では神戸を代表するクラフトビール「六甲ビール」の樽生が12種も味わえるのがうれしいポイント（各S500円、M700円、L950 円）。「六甲ビール」は、世界最大級のビールコンペティション「World Beer Awards 2021」で国内最高賞の「Country Winner」を2商品も受賞した実力派。香り豊かな「六甲ビール」を巨大水槽を眺めながら味わえるなんて…最高です！
店のレベルが高過ぎ！まずはライブ感あふれるこちらの3店へ
それではグルメ店をご紹介していきましょう。まずは「Chaque Jour Epanoui（シャックジュール エパヌイ）」へ。神戸牛・BBQ・肉料理の専門店で、「TOOTH TOOTH」の新業態です。契約農家「神戸うすなが牧場」から直送する神戸牛などが、オシャレなBBQスタイルで味わえます。
店先には生肉が並びます。「神戸ビーフの串焼き」650円など、ひと串からのオーダーもOK！
目の前でスタッフがお肉を焼いてくれます。香ばしい香りに食欲も倍増！
2つ目は「TOOTH TOOTH」の新業態となるパスタ専門店「PASTA MASTA（パスタ マスタ）」。こちらではクラフトチーズ工房を併設し、そこで作ったチーズを使った生パスタや窯焼きピッツアなどが楽しめるそう。
ボロネーゼは神戸牛を約50％使用。神戸牛の濃厚なうま味と、自家製ブッラータの爽やかなコクがたまりません！
お店の隣では、兵庫・氷上牛乳や六甲山牧場の牛乳を使ってチーズを作っている様子をガラス越しに眺めることができます。こういうライブ感が食事を一層おいしくしてくれます。
3つ目は瀬戸内海の海の幸が味わえるシーフードバル「瀬戸内 海のビストロ」が見ものです。フレンチのシェフが手掛けるシーフードのタパス（小皿料理）やフリット（揚げ物）などが、自然派のワインとともに楽しめます。
シーフードタパスがズラリと並び、おいしそう！
窓越しに、直径約60センチメートルの巨大パエリアパンで炊く、シーフードパエリアを発見。鯛、明石ダコとイカ、オマール海老とエビ、計3種が1人前750円～で味わえます。 オマール海老とエビをいただきましたが、魚介の濃厚な風味とライスの食感、さらに豪快なエビで食べ応えは満点！
ほか5店の神戸グルメも秀逸！
神戸グルメの一つ、洋食の名店で長年三宮で愛されてきた「洋食屋・デュシャン」も登場。じっくり煮込んだソースが絶品で、神戸牛などで作る煮込みハンバーグや、淡路島産玉子で作った「北阪たまごのオムライス」950円が評判です。
神戸グルメといえば中華料理も外せません。「HASU（ハス）」は旧居留地と同名のオリエンタルカフェの新展開で、台湾点心師直伝のスープたっぷりの手包み小籠包と、茶葉を隠し味に使った醤油ラーメンが味わえます。
兵庫県で日本酒といえば、江戸時代から続く「灘五郷」。日本酒派ならぜひ神戸・三宮に本店をもつ和食店「黒十」へ。「灘五郷」の蔵元から取り寄せた日本酒と、和デリのマリアージュが楽しめます。自然薯とろろや秘伝の唐揚げもぜひ。
淡路島の豊富な食材を使った「MIKE（ミケ）」ブランドが「島たこやき MIKE」として、ポップアップストアで登場。“ふわとろ”食感がたまらない大きめサイズのたこ焼きや、神戸長田の鉄板グルメ・ぼっかけ焼きそばなど、もはやB級ではないB級グルメを気軽に楽しんで。
デザートも抜かりありません！「PATISSERE TOOTH TOOTH（パティスリー トゥース トゥース）」は、季節折々の華やかなタルトが有名なお店ですが、ぜひここの限定ソフトを！淡路島牛乳を使ったなめらかなソフトクリームで、フランス・ゲランド産の塩＆瀬戸内の藻塩が利いた「海のサブレ」付き。ここでしか食べられない贅沢な味をぜひ味わってみてください。
「TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES」は、「いつもの日がハレる」をテーマに展開。「TOOTH TOOTH」ブランドが今まで出会ったおいしいものを素敵に味付けして集めています。「ＦＥＳ（フェス）」の名の通り、今後はライブや落語なども企画していく予定だそう。それらもチェックしつつ、まずは水族館の魚や夜景とともに、神戸グルメを気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
Text：こばやしみもざ
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