神戸「átoa(アトア)」のカフェで癒されまくり!アートな水族館と合わせて徹底レポート!
神戸ポートミュージアムにある水族館「átoa(アトア)」。アート盛りだくさんの“劇場型アクアリウム”と聞き、早速行ってきました。“カワウソのスイーツがかわい過ぎ”と話題のカフェを含め、徹底レポートをお届けします。
Summary
水族館×デジタルアート×舞台美術で今までにない空間が誕生
JR三ノ宮駅から南へ徒歩18分、神戸ウォーターフロントにおもしろい形の建物が見えてきました。六甲山と瀬戸内海で採取した土砂が使われているという外観は、まるで現代アートの美術館のようです。
併設カフェのフォトジェニックなカワウソスイーツは、悶絶するほどかわいい
まずはカフェ好きの私も思わずグッときた4階の屋上カフェをご案内。神戸港などが一望できて、とても開放感のある場所です。
スタンドスタイルのカフェで、スタッフさんがにこやかに出迎えてくれました。
何といってもこちらはカワウソをモチーフにしたスイーツが大充実!まずはカワウソが袋から顔を出しているようなエクレアを。カワウソの毛並みをチョコのスポンジで表し、後ろ姿にも萌えちゃいます…。
「手のりカワウソまん」も表情がかわいい…2種とも欲しいっ!中はチョコクリームでちびっ子にも大人気だそう。
ほかにも、ストローにさすとカワウソがジュースを飲んでいるみたいに見える「ストロークッキー」(300円)や、カワウソが抱きかかえているように見える「カワウソ抱きかかえポテト」(500円~)など、見るだけで癒やされるカワウソフードにやられっぱなしです。
泡(バブル)に見立てたゼリーを浮かべたスカッシュ(アルコールでのオーダー780円も可)や、金魚の紅白をモチーフにしたビビットなソフトクリームもスタンバイ。
アマゾン原産のピラルクを使った「アマゾンフィッシュサンド」(850円)や、高知県産のアオザメ・シュモクザメの身を使ったフリット(揚げ物)「シャカシャカシャーク」(500円)など、気をそそられるメニューもたくさんありました。
好きなベンチを選び、それらを神戸港を眺めながら空の下で味わいます。
同じ空間にはフンボルトペンギンやコツメカワウソなどがいて、間近で眺めながらゆっくりおやつをいただくことも…。
思わずナイスショットが撮れそうで、カメラが手放せません!
幻想的な空間で生物たちと次々出合う…劇場型アクアリウムを体験
それでは水族館もご案内しましょう。先ほどの4階と合わせて2~4階が水族館となり、100種3000点の生きものを展示しています。ゾーンは8つ。洞窟や精霊の森、宇宙などをテーマに、デジタルアートや舞台芸術を巧に取り入れ、ゾーンごとに異なる演出が施されています。どれもアーティスティックな空間で、まるで映画や舞台のワンシーンに入り込んだかのよう。
最初のゾーンは「CAVE(ケイブ)-はじまりの洞窟」。魚群型の照明が赤や青、白に色を変えながら乱反射し、まるで万華鏡の洞窟を歩いているみたい。水槽で泳ぐカーディナルテトラの鮮やかな青や赤が、空間いっぱいに広がる瞬間もありました。
目玉ゾーンの一つ、宇宙をテーマにした「PLANETS(プラネッツ)」も必見です。日本最大級の球体水槽を中心に据え、レーザーとミストが音楽とともに360度降り注ぐパフォーマンスは、実にスペクタクル。真っ赤なサクラダイやイエローのチョウチョウウオが、光のベールに包み込まれながら泳ぐさまは、不思議な時空にまぎれこんだかのよう。
もう一つの目玉が「MIYABI(ミヤビ)」。風光明媚な和の世界をテーマに、光の切り絵作家・酒井敦美氏による光のパフォーマンスが、神社や日本庭園を彷彿とさせる和の空間で繰り広げられます。足元で鯉が泳ぐ、独特の空間です。
私が惹かれたのは、海中の世界をテーマにした「MARIN NOTE(マリンノート)」。円柱の水槽は気泡をイメージし、空間全体で海を演出。大きなエイがゆったりと泳ぐさまを眺めていると、まるで海の中にいるみたいです。
泳ぐ姿に見惚れてしまう、ハナミノカサゴ。ヒレに毒をもっているそうですが、食べるとおいしいそう
カリビアンシーホースという、タツノオトシゴの仲間も!縦になって泳ぐユニークな姿に、思わずじ~っと眺めてしまいました。
おみやげは、シュールなスイートポテトがイチオシ
1階のショップにもぜひ。さっき見た生物のぬいぐるみを記念に購入するもよし、豊富に揃っているお菓子や文具など、手軽なみやげを購入するもよし。
イチオシはちょっと衝撃だった「ハダカデバネズミのスイートポテト」。水族館のオリジナルです。同封のプラスチックナイフでお好みにカットして…とポップにありましたが、箱を開ける前、開けた後、切る場面と、その都度場が盛り上がること、間違いなしです(笑)。滑らかな口当たりと上品な甘さで、味もバッチリ。
そのほか館内には、トイレの中で生きものの生態が学べる二コマ漫画があったり、絵の中の魚がそれを見る人の服の色に変わる映像があったりと、多種多様なアートが約50点も点在しています。
アートな水族館でたっぷり刺激を受けたあとは、屋上のカフェで風に吹かれながらかわいいスイーツを食べて癒やされる…「átoa」でそんな休日を過ごすのはいかがでしょうか。
Text:こばやしみもざ
Photo:一部átoa提供
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