鎌倉小川軒 鎌倉本店限定!自分好みに作る“レーズンウィッチ”のハンドメイドセット
「鎌倉小川軒」の代名詞である“レーズンウィッチ”。職人が手作りで焼く、鎌倉生まれのレーズンウィッチ(レーズンサンド)は、鎌倉みやげとしてだけでなく、地元で長年愛されているこだわりの洋菓子です。鎌倉駅西口の御成門通りにある「鎌倉本店」の喫茶室には、そんなレーズンウィッチを自分で作って食べられる感動のセットがあるのです!
「お菓子の家・鎌倉小川軒」の屋号でも親しまれる洋菓子店
鎌倉駅西口から御成門通りをまっすぐ進むこと約2分。鎌倉生まれの“レーズンウィッチ”でおなじみ「鎌倉小川軒 鎌倉本店」に到着です。
昭和63年(1988)に創始者である中村敬臣さんが、東京・代官山の「小川軒」から独立したことにはじまる「鎌倉小川軒」。現在では鎌倉本店のほか工場直営の戸塚店をはじめ、大船店・藤沢店など7店舗を展開しています。
店内正面の大きなショーケースにはレーズンウィッチだけでなく、ショートケーキ・スフレチーズケーキ・プリンなどのプチガトーが。ショップゾーンには、そのほかにも日持ちのする焼き菓子や2021年8月に新登場した「カップアイスクリーム」などもあります。
長年この地で愛されてきた「レーズンウィッチ」は、地元の人が日常のおやつとして購入する洋菓子でもあります。取材中もご近所さんがひっきりなしに訪れて、飛ぶように売れていきました。
季節替わりの「セゾンウィッチ」は、閉店時間を待たずして売り切れることも多いそうなのでどうぞお早めに!
「鎌倉小川軒」のレーズンウィッチといえば、“サクサク食感のバターサブレ”“くちどけなめらかなバタークリーム”“たっぷりとサンドしたふっくら仕上げのラムレーズン”がポイント。8 年熟成のジャマイカ産ラム酒で煮上げた自家製のラムレーズンは、上品なラムの香りを閉じ込めた風味豊かなひと品です。アルコール分を揮発させているので、お酒が苦手な人や子どもでも安心して楽しめますよ!
さて、本日お目当ての「ハンドメイドレーズンウィッチ」が楽しめる喫茶室は、いったいどこにあるのかといいますと…
ショーケース脇のこの細い通路の先! 一見するとただの壁なのですが…、レーズンウィッチの立て看板を目印にずんずん奥へとどうぞ!
喫茶室は、ショップゾーンからは一切見えない隠れ家的な空間です。ここ鎌倉本店を訪れたことがある人でも、喫茶室の存在を知らない人が意外と多いのだとか。コロナ禍の影響もありしばらくクローズしていましたが、このたびようやく再開されました。
食べられるのは「鎌倉本店」のみ!「ハンドメイドレーズンウィッチ」
こちらが鎌倉本店のイートインでしか出合えない「ハンドメイドレーズンウィッチセット」。ここに並んでいる具材は、実際に販売している「レーズンウィッチ」と同じもの。ラムレーズンもたっぷり25g用意されています。
サンドするもよし、カナッペのようにして食べるもよし!サンドする場合は、2組のレーズンウィッチが作れます。
まずはサクサクのバターサブレの裏にバタークリームを均一に塗ります。簡単そうに見えて、これが意外と難しい!
今カスタマイズしたのは手前のもの。ラムレーズンをやや少なめに入れてみました。そして、残ったラムレーズンを全乗せしたものが…写真奥のレーズンウィッチです。
ラムレーズン好きにはたまらない豪華なひと品の完成!作っている間から食べ終えるまで、とことん堪能できる「ハンドメイドレーズンウィッチ」です。具材をどのような配分にしても全体の味のバランスは崩れることなく、最後までおいしく味わえます!
レーズンウィッチそのもの!「ラムレーズンソフト」
「レーズンウィッチ」はソフトクリームにもなっているんです!こちらは、2021年5
月にメニュー化された「鎌倉小川軒ラムレーズンソフト」。
ラム酒を入れて仕上げたラムレーズンソフトに自家製のラムレーズンを添えて、バターサブレを盛り付けています。軽めの口当たりとラム酒の芳醇な風味が香る、ちょっと大人のソフト。サブレでソフトクリームをすくって食べるのがおすすめです。
「鎌倉小川軒」では、毎日平均1万個以上の「レーズンウィッチ」を生産しているそう。鎌倉本店の喫茶室でのみ体験できる「ハンドメイドレーズンウィッチ」などを通して、「レーズンウィッチ」のおいしさと魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。虜になること間違いなしですよ!
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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