【栃木・いちご狩り】ニューフェイス「とちあいか」も!日光ストロベリーパークで甘〜いイチゴを食べ放題!
冬の到来とともに、いよいよいちごの収穫シーズンがやってきました。栃木県はいちごの生産量が日本一という、まさに「いちごの王国」。真っ赤ないちごがたわわに実る農園で、とちおとめ、スカイベリー、新品種のとちあいかなど、完熟いちごを心ゆくまで味わいましょう。
Summary
栃木県認定の環境にやさしいいちご農園 日光ストロベリーパーク
日光ストロベリーパークは、日光初の観光農園です。ここでは化学肥料や農薬を栃木県の基準の量の半分に減らし、有機栽培にこだわっていちご栽培を行っています。そのため栃木の特別栽培農産物「リンク・ティ」にも認定されています。
日光から鬼怒川方面へ向う途中にあり、国道461号沿いにある案内看板を見つけたら、日光ストロベリーパークまであと少し。ドライブルート沿いにはのどかな田園風景が広がります。
日光ストロベリーパークにはいちごを栽培する32棟のビニルハウスが建っています。駐車場に車を停めると、ビニルハウスの向こうに日光連山が見えました。日光連山もすっかり雪化粧をしていて、冬らしい景色に癒されます。
甘くてジューシー、完熟いちごを30分食べ放題!
まずはショップで受付を済ませましょう。園内には土耕栽培のハウスのほかに、車椅子やベビーカーでもいちご狩りを楽しめる高設栽培のハウスがあります。受付を済ませるとチケットを渡されるので、指定のハウスに向かいましょう。
話題のニューフェイス「とちあいか」って?
ハウスの中は思ったよりも暖か〜い。土耕栽培のハウスでは暖房がきいているので暖かく、いちごの生育を促すために土の中にもお湯が通るパイプが埋設されて地中加温を行っているそうです。
ハウス内は人数制限をしているので、混雑せずにゆったりといちご狩りを楽しめます。また、土耕栽培とはいえ場内や通路がとてもきれいに整備されています。上着を掛けるハンガーや荷物置きの台があり、汚れを気にせずにいちご狩りを楽しめるのは嬉しいですね。
いちごの品種は時期によって変わります。今回実っていたのは「とちあいか」と「スカイベリー」。とちあいかは栃木県から2019年に初出荷された注目の新品種で、丸みのあるきれいな三角形と濃い赤色が特徴です。大粒でジューシーなスカイベリーももちろん、栃木生まれの人気の品種ですね。
土耕栽培のハウスではいちごが傷つかないように、土の上に緩衝材が敷いていあります。いちごがおいしく育つように、また来園者が気持ちよく食べられるように、スタッフの方々のやさしい心配りを感じます。
大粒で真っ赤に熟したいちごを探してやさしく摘み取りましょう。ハウスではヘタを入れる専用トレーと、練乳がもらえます。いちごはそのまま食べてもジューシーでとっても甘いのですが、練乳を付けると濃厚でスイーツみたいな味わいに。
収穫しているうちに甘いいちごを見分けるのが上手になるかも?!時間が30分と限られているので、普段はなかなかできない「とちあいか」と「スカイベリー」を食べ比べ。芳醇な香りと甘みを十分に楽しみましょう。
おいしいいちごを育む影の立役者を発見
ハウス内には大きなミツバチの巣箱があり、ミツバチが飛び交いながら受粉作業をしています。ミツバチは農薬にとても敏感なので、ハウス内を自由に飛び回っているのは自然に優しい環境だからこそ。刺激を与えなければ攻撃してこないので、静かに見守ってあげてくださいね。
ハウスの中を飛び回り、花びらの上でせっせと蜜を集めるミツバチ。陰ながら働くミツバチたちのおかげで、形がよくて甘〜いいちごが実るのだと思うと頭が下がります。
贅沢ないちごの味わいを自宅でも♪
受付をしたショップでは、収穫されたばかりのいちごをパックに入れて販売し、地方への発送も可能です。完熟いちごなので都心部で購入するよりもはるかにお得。収穫されたいちごを使い、保存料不使用で作る自家製のストロベリーソース(右)とストロベリージャム(左)もおすすめです。どちらも特別栽培のいちごをじっくり煮詰めて作ったオリジナル商品。甘さを控えたストロベリーソースはパンケーキのソースにしたり、紅茶に入れてもとてもおいしくいただけます。
ショップの前にはかわいらしい記念撮影スポットがありました。日光ストロベリーパークは日光駅からも鬼怒川駅からも車で約15分という便利な場所にあります。観光の途中にぜひ立ち寄って、旬のいちごを堪能してみませんか?
Text:アトリエオップ
Photo:アトリエオップ
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