おでかけ
2021.12.27
新大久保「韓国横丁」のおすすめグルメ・店舗6選！本場の味と雰囲気で韓国気分を堪能
るるぶ&more.編集部
日本を代表するコリアンタウンといえば新大久保！韓国風カフェに、K-POPアイドルグッズやコスメなどが集まる韓流の聖地に、さまざまな韓国料理専門店を集めた「新大久保韓国横丁」が2021年12月20日（月）に誕生しました。壁に貼ったハングル文字のメニュー、古いポスターや壁画など、レトロポップ全開な店内は写真撮影も楽しい！韓国旅行が遠のくいま、本場の味と雰囲気を満喫しに訪れてみませんか。
Summary
メインストリートの大久保通りにオープン
新大久保韓国横丁」は新大久保のメインストリート、大久保通り沿いにオープンしました。JR山手線新大久保駅から徒歩約6分、ショッピングを楽しみながら訪れることができます。入口は大久保通り沿いの正面と、脇道側の2カ所あり。
2フロアからなる「新大久保韓国横丁」。総面積210坪、席数は450席もありますが、まずは1階部分が2021年12月20日（月）にオープン。全長約60mのL字型の細い路地に、サムギョプサルやホルモン焼き、ケジャンなどの韓国料理店が10店舗並んでいます。2階はカラオケやバー、スナック、1階の店舗から出前が可能なフリースペース（30席）を用意するそうで、こちらは2022年1月15日頃オープン予定です。
注文方法は、店舗ごとに。テーブルにQRコードがあるので、モバイルオーダーも可能です。別のお店で購入した料理を運んで、1カ所で食べることもOKですが、その場合は現金のみ。
店内は韓国らしいカラフルでポップなデザインにレトロさも加わっていて、どこをとってもフォトジェニック。壁に貼ったハングル文字のメニュー（日本語メニューはちゃんとありますよ）や装飾、照明など、店舗ごとに異なる雰囲気も魅力的。
こちらの看板は、ソジュ（韓国焼酎）でおなじみの「眞露（ジンロ）」の1924 年発売当初のボトルデザイン。こんなところにもレトロさを感じられます。
新大久保発の「ホンデポチャ」
お店をいくつか紹介します。まずは新大久保発祥の韓国料理店「ホンデポチャ」。ポチャとは屋台のことで、ここ最近の新大久保ではポチャ風のお店が増加中。メニューは、サムギョプサル、チーズタッカルビをはじめ、お酒がすすむ韓国料理がいろいろ。ランチタイムにはチゲや定食968円〜を提供しています。
定番人気のサムギョプサル1人前1298円。厚切りの三枚肉にコチュジャンやネギサラダを合わせてサンチュと一緒に召し上がれ。
「ホンデポチャ」はチーズを使ったメニューが豊富で、一躍大人気となったのがエビチーズフォンデュです。その流れで誕生した新たなチーズ料理が「激辛タッパルフォンデュ」2〜3人前2838円。タッパルとは鶏の足を唐辛子などで味付けした激辛炒めで、ここにチーズフォンデュを合わせれば、まろやかな味わいに。ジュモクパプ（自分で作るおにぎり）550円と一緒に食べるのもおすすめ。
もうひとつの新しいチーズ料理「エビチーズイイダコフォンデュ」2〜3人前3058円は、ピリ辛イイダコ×エビチーズ。チーズは、チェダーとモッツァレラを使っていて、ガスバーナーで焦がせば完成です。とろ〜っと伸びるチーズが食欲をそそります。
ホルモン焼き専門店「シンサドンホランイ コプチャン」
「シンサドンホランイ コプチャン」は、コプチャンやイイダコ、エビ、LAカルビを辛くアレンジした、韓国ソウルの新沙洞で流行中の韓国式ホルモン焼き専門店。コプチャンとはホルモンの部位のことで、牛や豚の小腸を指します。新大久保でもコプチャンのお店が増加中なので、注目グルメのひとつですよ。
「チュコプセ（イイダコ、コプチャン、エビ）LAカルビ焼き盛り合わせ（激辛）」1人前2079円。食べてみるとちょうどいいあと引く辛さ。ソジュとの相性抜群です。
1980年代へタイムスリップ！「韓江の奇跡」
1980年代の韓国で流行した冷凍サムギョプサルなどを提供する豚肉専門店「韓江の奇跡（はんがんのきせき）」。韓国では近年昔ながらの冷凍サムギョプサルが再ブームとなっています。
「コチュジャンテペサムギョプサル」1人前1188円は、薄いサムギョプサルのこと。冷凍にした豚バラ肉を一口サイズに薄くスライスしているのが特徴で、コチュジャンをつけて焼いていきます。そのほか、カルメギサル（豚ハラミ）、コプチャン、チゲや冷麺もあります。
こちらは「豚王カルビ」1人前1518円。香ばしく焼いた豚カルビをサンチュに巻いて、サムジャン（甘辛の味噌ダレ）、ネギサラダ、お好みでニンニクと青唐辛子と一緒に召し上がれ。
ローカルフードを味わえる「マポ豚足」
お次は韓国の市場で見かけるチョッパル（豚足）、ポッサム（茹でた豚肉）といったローカルメニューを用意する「マポ豚足」。日本では沖縄の郷土料理にティビチがありますが、こちらは韓国人が大好きな定番料理のひとつです。
おすすめは、漢方材料と一緒に6時間煮込んだ自家製の「豚足」（小）2178円、（中）2838円。サンチュやエゴマに豚足をのせて、アミエビの塩漬けと一緒に食べるのがおすすめなんだとか。コラーゲンたっぷりなので女性にはうれしいですね。
「チキン屋」でチメクしよう！
日本でもすっかりおなじみとなった韓国チキン。「チキン屋」はチキンのメニューが豊富でオリジナルソースのヤンニョムからガーリック醤油、めんたいこマヨ、ハラペーニョまでその数12種類。チメク（チキン×ビール）するならココですね！
写真手前は「スノーチーズパウダーチキン」（小）1188円、（中）1958円。衣はカリッと、中はしっとりジューシーでやみつきになります。
いろいろ食べたい人は、フライドチキンとヤンニョムチキン、チーズ豚カツ、チーズボール、ポテトの盛り上げセット「モクパンセット」2728円がおすすめ。
市場屋台料理が揃う「チュンヒャンジョン」
「チュンヒャンジョン」はチヂミを中心に、トッポキやキンパなど市場屋台料理が楽しめます。学校帰りに食べた思い出の味がコンセプトで、大久保通りから入った一番手前に位置します。チヂミは海鮮からキムチ、キノコ、かぼちゃなど10種類1078円〜。盛り合わせ1780円もあるので、いろいろ食べたい人におすすめ。韓国ではチヂミのお供はマッコリがオールドスタイルなので、ぜひ堪能してください♪
カウンターに並んでいたのは、手作りの「王キンマリ」1078円。キンマリは韓国春雨を海苔で巻いて天ぷらにした定番屋台グルメ。外はカリッ、なかはモチモチ。
手軽に食べられるキンパは、野菜、豚肉炒め、プルコギ、ツナの4種類858円〜。ミニキンパ（写真右）748円もあります。
そのほかの韓国グルメもチェック！
そのほかのお店を一挙ご紹介。餃子とシャンパンをカジュアルに楽しめる「泡包シャンパンマニア」、 カンジャンケジャンやヤンニョムケジャンが食べられる韓国式海鮮屋台「ヨスバンバダ」、釜蓋で焼くプルコギや自家製ヤンニョムソースで熟成させた豚肉のチュムルロクがイチオシの「第一食堂」、国民食・ジャジャー麺とちゃんぽん、タンスユク（韓国式酢豚）の「上海ポチャ」と、個性豊かなラインナップ。ドリンクは全店共通で、チャミスルからソメク（ビール+チャミスル）、生マッコリや黒豆マッコリなど韓国のお酒を豊富に揃えています。
ありそうでなかった、韓国グルメばかりを集めた「新大久保韓国横丁」。ランチから会社帰りに軽く1杯、友達とワイワイ集まったり…さまざまなシチュエーションで利用できる、新大久保の新グルメスポットを要チェック！
■新大久保韓国横丁
住所：東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保1・2F
TEL：03-6205-9870
営業時間：11時30分〜23時30分※2022年1月以降、営業時間変更予定
定休日：無休
Text：木村秋子（editorial team Flone）
Photo：日高奈々子
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