ショッピング
2022.01.24
話題の焼き菓子店「feuquiage（フキアージュ）」が調布にオープン！シンプルなのに舌に刻まれる絶品菓子
調布にオープンした焼き菓子とケーキのお店「feuquiage（フキアージュ）」。オーナーの畠山さんは国内外の有名店で修行を積んだのち、独立準備としてポップアップストアや期間限定ショップを各地で展開してきました。厳選素材を使い、ひとつひとつ丁寧に焼き上げられる洋菓子は各地にファンを作り、オープン前からも話題になってきたお店です。満を持してのオープンで一体どんな焼き菓子が食べられるのかわくわくしながら、早速お店へ行ってきました！
Summary
ポップアップストアでも話題を集めてきた「feuquiage」が店舗を調布にオープン！
調布駅から徒歩9分。住宅街のなかに突如として現れるのが「feuquiage」です。こちらのお店はオーナーの畠山さんが、これまで各地で行ってきたポップアップストアで数多くのファンを作ってきたため、2021年11月に開店したばかりながら早くも人気店として話題を集めています。
そしてその人気を一時的なものとするのでなく、長く続くお店にしたいという畠山さんの強い意志があるそうで、「feuquiage」の営業日は週に4日だけ。残りの日はスタッフの教育にあてているのだそうです。
そしてもうひとつの特徴が、そのおしゃれな内装。灰色が基調となった店内はシンプルで洗練された雰囲気を感じさせつつも、ブリザーブドフラワーが至る所に飾られ、温かみもある空間となっています。ネットでなんでも買える時代にわざわざお店に来てくれた人が、少しでも喜んでくれるようにと店内にもこだわったそうです。
発酵バターの豊かな風味が香る！シンプルなのに忘れられない焼き菓子
そんな美しい店内に並ぶのは、「feuquiage」看板商品である焼き菓子の数々。今回はそのなかから、特に人気のラインアップを3つご紹介します。
まずご紹介するのは「feuquiage」のスペシャリテ、「夜明けのカヌレ」380円（箱代は100円）。表面の皮はぱりっとしており、内側はもちっとした食感･･･！王道カヌレの醍醐味でもあるコントラストがはっきりとした、極上のひと品でした。
「feuquiage」の焼き菓子の特徴が、材料にグレードの高いものを使っていること。こちらのカヌレに使われている発酵バターはフランス産、さらにバニラビーンズは高品質なものをインドネシアから畠山さんが個人輸入しているというこだわりようです。その一切の妥協のなさが、カヌレからあふれでるようなバターとバニラの風味にしっかりと感じられました。
ちなみに「夜明けのカヌレ」という名前は、畠山さんがインドネシアでシェフを務めていたとき、カヌレ作りに試行錯誤しているうちに朝を迎えたことがあり、朝日に照らし出された美しいカヌレに心を奪われたからだそうです。たしかにこのツヤツヤとしたたたずまい、美しさは胸に残るものがありますね！
次に紹介するのは、「フィナンシェ」280円です。表面はさくっと、中はしっとり。食べていくとふんだんに感じれられるのはフランス産の発酵バターと、アーモンドの風味です。このアーモンドはシチリア産のビター感の強いものを使用しており、お店でひいてパウダーにしているのだそう。豊かな風味を感じてもらえるようにと、丁寧に作られていることがうかがえます。
最後は「マドレーヌ」280円。今回、買ってから食べるまでに少し時間があったのですが、驚いたのはまるで焼き立てのようなしっとりとした食感と口どけのよさが感じられたこと。それを実現するために、通常のマドレーヌより厚めに作られているそうです。こちらにはフランス産の蜂蜜が使われており、力強い香りが感じられます。
どれもシンプルなのに本当においしく、次に食べる機会を心待ちにしてしまうほど、心をつかまれた焼き菓子でした。各地のポップアップストアでファンを作ってきたというのも納得です！
まるで芸術作品のような美しさ！ケーキの数々
「feuquiage」ではケーキの取り扱いも。見た目にも美しいケーキがずらりと並ぶ様子は、まるでアート。
季節に応じてラインナップも変わっていくそうなので、ぜひお気に入りのひと品を探してみてくださいね！
「feuquiage」は売り切れ次第閉店となるため、なるべく開店と同時に行くのがおすすめ。心まで満たしてくれるような焼き菓子やケーキとの至福のときを、ぜひ楽しんでくださいね！
Text：上野郁美（エフェクト）
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