隠れ家レストラン「LE UN アカガネリゾート京都東山1925」でいただく極上の京フレンチ
大正14年(1925)に建てられた、京都の老舗企業のオーナーの旧邸宅をリノベーションした「LE UN アカガネリゾート京都東山1925」(以下、ルアン)。700坪の敷地の中に佇む、知る人ぞ知る隠れ家的レストランでいただく京フレンチは、特別感たっぷり。プライベートな空間とスペシャルな非日常が満喫できます。
Summary
銅と孔雀をテーマに再生した、銅加工メーカーオーナーの旧邸宅
「ルアン」があるのは、八坂の塔からも高台寺からもほど近い、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている東山エリアです。人力車が行き交う石畳の道を進むと現れる、風格のある立派な門構え。門をくぐったその先には、町の喧騒からは解き放たれた素晴らしい空間が広がっています。
重厚な造りの門の横にはくくり猿がさげられ、銅板のプレートが。元は銅加工メーカーのオーナーの私邸だったお屋敷には、屋根や雨どいなど至るところに贅沢に銅(アカガネ)が使われ、かつて「アカガネ邸」と呼ばれていたそうです。
門を入り、アプローチの竹林や銅製の水盤を見ながらエントランスへ。
レセプションの天井には、孔雀のつがいが描かれたみごとな西陣織が飾られています。時を経て熟成した銅が放つ青銅色の輝きが、孔雀の羽の色に似ていることから、「ルアン」のテーマは銅と孔雀。館内には煌びやかな銅と孔雀をモチーフにした装飾があちこちに見られます。
レセプション横の待合。奥の壁にも銅板が貼られ、手前の壁には銅板の孔雀の羽のオブジェが。やさしい翡翠色の椅子も素敵で、落ち着いた空気感に包まれています。
こちらの待合も、組木の床、ステンドグラスの窓、壁面の装飾など、細かな意匠に至るまで贅を尽くしたこだわりがみられます。どこを撮ってもフォトジェニック!
お得に楽しめる!季節の前菜、魚or肉の選べるメインなど4品の人気ランチ
メインダイニングは、母屋の二階と三階部分を吹き抜けにした、開放感たっぷりの空間。大きな窓からは、緑豊かな庭を望むことができます。壁には銅板があしらわれて、アカガネ色のやさしいきらめきが、窓から降り注ぐ自然光と合わさってきらきら。ここで楽しめるのは、旬の食材にこだわり、京都らしさも大切にした、五感で楽しむ極上の本格派フレンチ。心も体もキレイになれるBeauty&Healthyなお料理です。
今回ご紹介するのは、「季節の前菜、魚or肉の選べるメインなど4品」(4235円)の人気ランチプラン。
1~2月は冬の食材、鱈や寒ブリを使ったメニュー。1皿目は前菜「寒ブリのマリネ 季節の果実と」。2皿目の「季節野菜のスープ」は、その日のおすすめ食材によって変わるのでお楽しみに。
3皿目はメインのお料理。「丹波鶏のバロティーヌ エシャロットのコンディマン」、または「鱈のムニエル 小イカとチョリソのソース」のどちらかから選べます。そして4皿目はデザート「なめらかなショコラのムースと赤い果実」。濃厚なショコラムースと果実の酸味のハーモニーを楽しめます。もちろんパンと食後のお飲み物つき。
実はこのランチ、レストラン予約サイト「るるぶモール」からWeb予約すると、特別価格3500円に。お得に極上ランチが楽しめちゃうんです!Web予約であれば空席確認も簡単で24時間予約OKです。
伝統ある特別な空間で非日常が楽しめる「ルアン」。ウエディングパーティや大切な記念日の利用もおすすめです。予約時に伝えると、サービスで「メッセージプレート」も用意してもらえます。
ダイニング前のバーカウンターにも、孔雀の羽が描かれていました。
700坪の癒しの森に包まれてプライベートな京都を感じて
お庭を見学したい場合は、食事のあとにスタッフに声をかけると案内してもらえます。常緑樹が多いので一年中美しい緑が楽しめるのもうれしいところ。お庭から母屋のダイニングを見上げると、またちがう趣があります。
東山特有の傾斜を生かし造形された庭は、「こんなに広大な森がひろがっていたなんて!」と驚く広さ。水の流れる音も心地よくて、癒されます。たくさんある石灯籠の表情の違いにも注目です。
森の中には、賓客をもてなすために建てられた「望楼塔」や、素敵なチャペルなどの建物が点在。江戸時代から続く老舗企業の邸宅だったプライベート空間をゆっくり散策できるなんて、なかなかできない贅沢です。素敵な空間にゆったりと流れる時間を、是非おいしいフレンチと一緒に味わってください。
Text:砂野加代子(ウエストプラン)
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。