<京都パワースポット>護王神社を参拝。足腰の健康を守るイノシシ神社

<京都パワースポット>護王神社を参拝。足腰の健康を守るイノシシ神社

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京都のパワースポットを巡る特集の第4弾。今回は、足腰の健康にご利益のある護王神社を紹介します。境内には、神社に伝わる逸話からイノシシの像が数多く鎮座。またおみくじもイノシシをかたどったものがあり、参拝者からかわいいと人気です。今年の健康を願ってお参りに行きましょう。

Summary

足腰の健康を守護する護王神社

護王神社は、京都御所の西側に鎮座する神社で、平安京の造営に貢献した和気清麻呂(わけのきよまろ)とその姉・広虫(ひろむし)を祀っています。

かつて清麻呂がイノシシに危機を救われ、そのときに足萎えを回復したという逸話から、足腰守護のご利益で有名。参拝者には、スポーツ選手や高齢者の方が多く訪れています。

足腰の健康以外にも、家内安全、商売繁盛、交通安全にもご利益はあります。また、イノシシと深い縁があるということから亥年生まれの人に特にご利益があるといわれています。

まずは、表門から境内へ。表門には足腰守護のお守りがかけられています。また、門をくぐった右側には樹齢100年を超える御神木のかりんの木が立ちます。京都の巨樹名木百選にも選ばれるほどで、秋には甘い香りを漂わせる、大きな実がなるそうです。

表門を抜けると登場する拝殿には、毎年11月末から翌年の干支が描かれた大絵馬が設置(2022年2月以降は聖鳳殿に移設予定)され、木の大きさは迫力満点! その年ごとの絵馬を見に、毎年訪れたいですね。

境内のあちこちに見られるイノシシ

冒頭にも述べたように、イノシシにゆかりのある神社ということで、境内のあちこちにイノシシ像が揃うので「イノシシ神社」とも呼ばれています。

「幸運の霊猪(れいちょ)」と呼ばれる手水舎のイノシシ像の鼻を撫でると、幸せが訪れると言われています。イノシシの口から水が出る様子は愛らしいですよね。

拝殿前にあるのは狛犬ならぬ狛イノシシの「霊猪像」。雌雄一対の狛イノシシがシンボルとして建てられています。全国的にも珍しいので、目に焼き付けておきましょう。

本殿の右側の招魂樹(おがたまのき)のそばにあるのは「足萎(あしな)難儀回復の碑」。足の病気やケガの回復を祈って、足の形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願するそうです。

また、根本には願掛けのイノシシの石像があり、その周りには「座立亥串(くらたていぐし)」が。自分の名前と願い事を書いた紙札を挟んで願掛けをすると願い事が叶うとのことです。願いを込めてぜひチャレンジしてみてください。

お守り・おみくじもチェック!

参拝のあとは、お守りやおみくじをいただいて幸運を持ち帰りましょう。腰痛に悩む人におすすめなのは、腰の袋お守り各700円。腰をイメージした刺繡がユニークで、贈り物にもぴったり!

こちらは足の根付けお守り1000円。小判の上の足には赤い「足守」の文字が入っています。気軽に付けられる大きさなのもうれしいポイント。

イノシシの絵がかわいいこどもお守り各1000円。子どもの健康と安全を守ってくれます。親子で身につけられるのも嬉しいですね。

一つ一つの顔が異なるかわいらしい猪おみくじ500円。おみくじはイノシシの中に入っています。おみくじのあとは置物として楽しめますよ。

足腰を守護する護王神社はいかがでしたか。境内に点在するイノシシの姿を探しながら、一年の健康を祈ってください。かわいいイノシシからパワーをもらって、2022年も元気に過ごしましょう。

Text:米田友海(エディットプラス)

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