日本橋兜町「teal(ティール)」で魅惑のチョコレート&アイスクリームを堪能。これぞ伝統と革新の味わい!

日本橋兜町「teal(ティール)」で魅惑のチョコレート&アイスクリームを堪能。これぞ伝統と革新の味わい!

チョコレート アイスクリーム ショコラティエ ドーナツ 食・グルメ チョコレートケーキ
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

チョコレート&アイスクリームショップ「teal」は、日本トップクラスのショコラティエとパティシエがタッグを組んだお店。伝統的なチョコレート菓子やジェラートなどを、オリジナリティに富んだアイディアで再構築。洗練されながらも親しみやすい味わいで、スイーツ業界と兜町に新しい風を吹き込んでいます。

Summary

「teal」には若き天才ふたりのコラボによる絶品スイーツが盛りだくさん

東京証券取引所のある日本橋兜町は日本金融界の中心地。最近は再開発でオシャレなカフェやレストランなども続々と出店中です。この地には近代日本経済の基礎を作り、新しい1万円札の顔にもなる渋沢栄一が住んでいました。大邸宅の跡地は1928年に「日証館」というオフィスビルになって、そろそろ1世紀が経過します。ロマネスク風のアーチが並ぶ、とってもステキな建物なんですよ。

そして現在、1階の左半分は「teal」というチョコレート&アイスクリームショップになっています。こちらは日本トップクラスのショコラティエ眞砂翔平さんと、人気店「ease」のシェフパティシエ大山恵介さんがタッグを組んだお店です。
厨房に立つ眞砂さんは「Top of Patissier in Asia 2017」でベストショコラティエに選ばれたほどの実力者。大山さんと一緒にアイディアを出し合いながら、さまざまなスイーツを開発しています。

使用している素材も厳選された上質なものばかり。自慢のチョコレートはペルー原産の希少なアマゾンカカオを中心に、カカオハンターなどから仕入れた個性豊かな味をブレンドし、ジェラートやケーキなどに合わせて使い分けているそう。

慣れ親しんだお菓子をパティシエ目線で再構築しているのもポイント。チョコバーをはじめブラウニーやマドレーヌなど、おなじみの味をハイクオリティに仕上げているんです。伝統と革新がよい具合で混じり合う、いまの兜町を象徴するようなお店ですよね。

絹のように繊細な舌触りの「ジェラート」は味わいも奥が深い

必食なのが、眞砂さん仕込みの絶品チョコレートをたっぷり使用したジェラート。アマゾンカカオ(チョコレート)とミルクが定番で、季節に合わせて旬のフルーツなどを取り入れた限定ジェラートも登場します。食材を独創的にかけ合わせるのが得意という、大山さんらしいアイディアもメニュー名の随所にキラリ。ふたりのコラボレーションをダブルで堪能することにしました!

アイスクリームカウンターでの盛り付けにもご注目。オーダーした「あまおう&柚子」にシロップをかけているのかと思ったら、なんとこちらはオリーブオイルでした。いったいどのような味が楽しめるのでしょう? わくわくが止まりません!

初冬から旬に入るあまおうと初冬に旬が終わる柚子という、限定品だけあって今だけの見事な組合わせ。あまおうらしい強い甘みに、柚子のさわやかな香りが華を添えます。驚きなのが隠し味のオリーブオイル。草のような若々しいニュアンスが加わり、果実と花と葉をまるごと味わっているような、おいしくも不思議な感覚に浸れました。

一方本日の「ビーントゥーバーチョコ」に使用されていたカカオは、コロンビア産のアルアコ。濃厚かつフルーティ、苦味や酸味もしっかりしていて、まるで年代物の洋酒のような深みがあります。フレッシュな「あまおう&柚子」との対比もおもしろかったです!

チョコレートの魅力をギュッと詰め込んだドーナツやケーキもすごい!

「アマゾンカカオのクリームドーナツ」500円は、大山さんのお店「ease」で大人気のシュークリームの妹的な存在。どちらも同じアマゾンカカオのクリームを使用しているそう。ドーナツには天然酵母で発酵させた生地を使用。上質なパーム油で軽やかに揚げています。

なかを開ければあふれ出す、口溶けのよいチョコレートクリーム。上品な酸味が特徴のアマゾンカカオに、甘酸っぱいフランボワーズでアクセントを加えるという、もうセンスの塊のようなおいしさです!

代表的なケーキは、その名もずばりな「カカオ」980円。コーティングはオリジナルブレンドのチョコレート、その下にはカカオのハスク(皮)を煮出して香りをのせたバニラクリーム、スパイシーなティムットペッパー入りチョコクリーム、ふわりとしたパン・ド・ジェーヌ・ショコラが続きます。見た目通り、カカオのさまざまな魅力がこれでもかと詰め込まれていました。

ちなみに、たびたび写真に登場しているロゴマークは「カモ」がモチーフ。店名の由来も鴨からきているそうです。海外では古くから財産や知恵のシンボルで「日本橋川に面した日本金融界の中心地、兜町にぴったり!」といった理由のよう。ジェラートやケーキを楽しんでいるだけで金運までアップしちゃうかも!? パッケージなどにも刻印されていて、とっても可愛らしいので贈り物にも最適ですよ。


Text&Photo:柴山たき(effect)

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください