食・グルメ
2022.02.03
旬を感じる純喫茶！ 表参道「旬ﾞ喫茶パンエス」の新しくて懐かしい喫茶メニューとは？
「旬ﾞ喫茶パンエス」はパンとエスプレッソを巧みに取り入れた、レトロかわいい純喫茶メニューが楽しめると評判のカフェ。料理だけでなく空間も驚きがいっぱい。フォトジェニックなだけでなく、ゆったり楽しい時間が過ごせそうな斬新なアイディアが詰まっていました！
不思議でカラフルな新時代の喫茶店「旬ﾞ喫茶パンエス」がすごい！
表参道駅の7番出口から明治通りを歩いてすぐ。まるで海外のショッピングモールのようなビルのエントランスから、トンネルのような通路を抜けた先に広がる不思議な空間。カラフルでかわいらしいコンテナハウスが連なるのが「旬”喫茶パンエス」の客席の一部です。
ビルのなかにもお店が続いています。レジなどのカウンターがあるのはこちら。なかにもテーブル席が並んでいて使い分けができるのもいいですね。かわいらしい空間ばかりで、テーマパークへ遊びに来たみたいなワクワク気分♪
レジ前には「いちごサンド」700円や「りんごとジンジャーチキン」550円など、季節を感じるサンドイッチがずらり。ここは純喫茶ならぬ旬”喫茶（じゅんきっさ）。旬の素材などを柔軟に取り入れながら、古きよき純喫茶メニューをフォトジェニックで味わい深いイマドキ料理にアレンジしているんです！
「ナポリタン」という名のこだわり満載ランチセットで大満足
代表的なランチメニューが「ナポリタン」のセット1300円（単品950円）。あれれ？ おかしいぞ？ このナポリタン、食パンの中に隠れつつ、スキレットにものっています。本場ナポリの人たちが見たら、驚きのあまり腰を抜かしてしまうかも！？
コーヒーカップに書かれている文字でお気づきの方もいるでしょう。ここは小さくて柔らかな食パン「ムー」でおなじみの人気店「パンとエスプレッソと」の姉妹店なんです。バターたっぷりで、ふわふわ、もちもち。手のひらサイズの「ムー」をスパゲッティやグラタン、カレーなど定番メニューに取り入れています。先ほどのサンドイッチも「ムー」で作ったものなんですよ♪
半熟たまごをとろーり崩して、まずはスパゲッティからいただきます。味わいは名古屋のイタスパ系ナポリタンといったところ。濃厚な黄身とケチャップソースが混ざり合うことで、昭和ポップス的な飽きのこないハーモニーを奏でていました♪
ムーの中の半分くらいまではスパゲッティ。そこからはタマゴ＆ケチャップの風味がよい感じに染みたムーをトースト感覚で楽しめます。ナイフとフォークでお上品にいただくもよし。手づかみでかぶりついてもよし。腹ペコさんでも大満足の逸品でした！
洗練されたアイディアで演出している「喫茶店らしさ」
コーヒーはオリジナルブレンドの豆を自家焙煎している本格派。単品は500円ですが、セットならよりリーズナブルにいただけます。ちなみにカプチーノやカフェラテの場合はプラス100円。しっかりと苦味が効いていて、食事にもスイーツにもぴったりの味わいです。
「プリンアラモード」1200円は、旬のフルーツをふんだんに使った「旬”喫茶」らしいひと品。自家製プリンは濃厚かつ香り豊か。遠目からでもはっきり粒が見えるほど、バニラビーンズが贅沢に入っています。コクが深いと評判の蘭王たまごもたっぷりと使用しているそうですよ。
底にはエスプレッソが染みたパンのような生地が入っていて、適度な苦味がアクセントに最適。「パンとエスプレッソと」という姉妹店の名前にちなんでいるのか、アイディアが詰まった味わいでした。
コンテナハウス風の空間も、かわいいだけじゃなく、使い勝手が考えられたもの。イベントなどの開催を見越して、色ごとに切り離してレイアウトを自由に変えることができるそうです。そもそもがテーマパークのように楽しい喫茶店ですから、どのようなイベントが開かれるのかも楽しみ♪ ちなみに、冬でもダルマストーブがあるのでポカポカですよ！
Text&Photo：柴山たき（effect）
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