【台湾】ごちそう麺から満腹メシまで!食べ歩きたい絶品シャオチー6選
小吃(シャオチー)とは、気軽に食べられる一品料理のこと。台湾では麺もどんぶりもファストフード扱い。スープが多彩な麺料理や甘辛味の豚肉や鶏肉をのせたごはんモノは手ごろな価格で楽しめるので、ランチやちょっと小腹がすいたときなどにピッタリです。店によって継がれる自慢の味を食べ比べてみましょう!
Summary
【牛肉麺】伝統の味を守るスープ×ほろほろ牛肉が美味!「永康牛肉麺」
牛肉麺(ニウロウミエン)は台湾で絶対に食べたい麺料理のひとつ。牛骨や香味野菜などを煮込んだスープに麺と牛肉が入ったものです。
数多くある専門店のなかでも観光客人気が高いのが、永康街の永康牛肉麺。1963年に屋台からスタートし、現在では街を代表する名店へと成長しました。昔ながらの牛肉麺の味が、地元の人に支持されてリピーター多数!
濃厚な牛のうま味がたっぷりな紅焼牛肉麺は、ピリ辛醤油スープとストレート麺の相性が抜群!具は牛肉と牛スジの2種類。並んででも食べたい人気麺です。
もうひとつの牛肉麺、清燉牛肉麺は牛肉のうま味やコクがストレートに伝わる塩味スープが絶品です。セルフサービスの酸菜を入れると、味変も楽しめます。
■永康牛肉麺(ヨンカンニウロウミエン)
住所:金山南路二段31巷17號
TEL:02-2351-1051
営業時間:11時~20時40分
定休日:旧正月
【意麺】1日1000食を売り上げる人気の汁なし麺「意麺王」
台南発祥の麺料理、意麺(イーミエン)もぜひ現地で味わってほしい麺料理のひとつ。1938年に屋台の麺屋として創業した意麺王は、迪化街にほど近いロケーションにあります。昔ながらの店構えで、日本統治時代から変わらないシンプルながら深みある味わいが、地元の常連客に愛されています。
看板メニューは汁なしタイプの乾意麺。甜麺醤とスパイスソースなどで作る特製ダレを、卵麺とよく絡ませてからいただきます。
人気のワンタンスープに麺を入れた、餛飩湯麺もおすすめの一品。あっさりしたスープに、しっかり味付けされたワンタンが味の決め手になっています。
■意麺王(イーミエンワン)
住所:歸綏街202號
TEL:02-2553-0538
営業時間:10時30分~20時
定休日:不定休
【四川麺】四川料理の人気店がプロデュース!「KiKi麺noodle bar」
四川料理の人気レストラン「KiKi餐廳」が監修する、汁なし麺の専門店「KiKi麺noodle bar」。ここのインスタント袋めんが台湾の人気みやげとして人気を集めていますが、お店で提供されているのはもちろん生麺。実店舗でしか味わえないメニューが、新たに開発されています。
数あるKiKi麺の麺メニューのなかでも、おすすめは川味擔擔麺。濃厚なゴマペーストの特製タレが香ります。温かい麺に、豚ひき肉とトッピングのピーナッツとネギもよく混ぜて食べると、食感も楽しい!
辛いものが好きな人には、辣鶏拌麺が人気。見た目からしてパンチが効いていますが、唐揚げチキンとニンニクがヤミツキになる辛ウマ麺です。
■KiKi麺noodle bar(キキミエンヌードルバー)
住所:信義路四段186巷17號
TEL:02-2325-5099
営業時間:11~15時(14時30分LO)、17時15分~21時(20時30分LO)
定休日:月曜
【魯肉飯】屋台並みのお手ごろ価格で楽しむローカルごはん「黄記魯肉飯」
魯肉飯(ルーローファン)は細切れにした脂身多めの豚肉を甘辛タレで煮込み、白飯にのせた、台湾の定番ソウルフード。店舗ごとにタレの味が異なるので、専門店を食べ歩くファンも多いB級グルメです。
「黄記魯肉飯」は有名レストランのシェフだった母親が開いた店。現在は2代目店主が切り盛りしています。
自慢の魯肉飯は大小2サイズ。濃いめの味付けで煮込んだトロトロの豚肉にきゅうりの漬物を添えて提供されます。おすすめの食べ方は、滷蛋(煮卵)の追加トッピング。このほか、魯白菜(白菜の台湾風煮込み)や蹄膀肉(豚のすね肉の煮込み)など、人気のサイドメニューも一緒に頼んでみましょう。
■黄記魯肉飯(ホアンチールウロウファン)
住所:中山北路二段183巷28號
TEL:02-2595-8396
営業時間:11時30分~20時30分
定休日:月曜
【魯肉飯】肉好きにはたまらない、厚切り角煮がドン!「大橋頭魯肉飯」
「大橋頭魯肉飯」が祖母の味を3代目が継いで50年以上地元で愛され続ける、昔ながらの味付けがローカルに人気の店。甘辛タレが豚肉にもごはんにも染み込んで、箸がどんどん進みます。
通常、魯肉飯は細切り肉ですが、ここでは豪快な厚切りバラ肉が出てきます。たっぷりのっている付け合わせの酸菜(高菜)とも相性バッチリ!さらに一椀ずつ蒸し器で作るスープ(清燉排骨湯)も一緒に注文しましょう。
ちなみに、脂身少なめの豚肩肉を使用した細切り肉を食べたい人は「幼滷肉飯」をチョイス。こちらはサイズが大・中・小あるので、おなかのすき具合で選べますよ。
■大橋頭魯肉飯(ターチャオトウルウロウファン)
住所:延平北路三段64-1號
TEL:02-2592-6004
営業時間:11~22時(売り切れ次第終了)
定休日:不定休
【鶏肉飯】クチコミで人気になった懐かし味の鶏肉飯「梁記嘉義鶏肉飯」
細かく割いた鶏の胸肉やササミを鶏油と甘めのタレで味付けした鶏肉飯(チーローファン)は、魯肉飯と並ぶ人気ごはん。鶏肉本来のおいしさを堪能できる定番の地元メシです。
「梁記嘉義鶏肉飯」はオーナーが幼いころに食べた故郷、嘉義の味を守り続けている鶏肉飯が看板メニュー。台湾南部の街、嘉義は鶏肉飯が名物料理なので、自然と期待が高まります。
自慢の鶏肉飯には、嘉義産の良質な鶏肉がたっぷり。丁寧に手で割かれた鶏肉は本来の味と食感が抜群です。一見あっさりのようにみえますが、特製タレでしっかりめの味に仕上がっています。鶏肉飯以外にも、小菜やスープなどサイドメニューが充実しているので、いろいろな味を楽しみましょう。
■梁記嘉義鶏肉飯(リャンチーチアイーチーロウファン)
住所:松江路90巷19號
TEL:02-2563-4671
営業時間:10時~14時30分、16時30分~20時
定休日:土・日曜、旧正月
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