たまごかけごはんをオムライスに?梅田徒歩10分「KAMIYAMA lobby」の神メニュー【大阪ごはんカフェ#16】

たまごかけごはんをオムライスに?梅田徒歩10分「KAMIYAMA lobby」の神メニュー【大阪ごはんカフェ#16】

大阪府 カフェ 食・グルメ オムライス タマゴサンド
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大阪でおいしい食事が楽しめるカフェを紹介する連載企画第16弾。今回は、大阪市北区神山町にある「KAMIYAMA lobby(カミヤマロビー)」へご案内。地名繋がりの「神」メニューやたまごかけごはんを焼いたオムライスなど独自のアイデアが光るメニューがいろいろ!

Summary

神山町にある“神カフェ” KAMIYAMA lobby(カミヤマロビー)

今回ご案内する「KAMIYAMA lobby」があるのは、大阪キタの中心梅田から扇町公園の方向に10分ほど歩いた扇町通り沿い、神山町の交差点の北東角。“神”の住所で、“神”の名の付いたブランド食材を多用する“神カフェ”です。

場所は大小の格子を組み合わせた幾何学的デザインが特徴的なマンションミュージアム「COCORO MA」の1階。

目の前まで来てようやく、ここにカフェがあることに気づく人もいるのでは? マンションミュージアムの入り口でもあり、看板は控えめです。

それが、一歩店内に足を踏み入れるとこの雰囲気。ミュージアムのウェルカムラウンジとしての役割も果たすカフェだけに内装もゴージャスです。
アーチ状の柱が目隠しとなり、個室感覚にさせてくれるソファ席やゆるやかに繋がる大テーブル。奥まった場所にある離れのような一角など気分やシーンによって使い分けられる全46席。ちょっとオシャレして出かけたくなる場所です。

「日本一こだわりたまご」のたまごかけご飯を焼いて作る名物、ヲムライス

さて、こちら「KAMIYAMA lobby」の名物といえば、「ヲムライス」。見た目は普通のオムライスですよね?

変わっているのは作り方! お願いして作っている様子を写真に撮らせていただきました。用意したのは、軽く味付けした神山鶏のピラフと溶き卵。

使う卵はこちら「日本一こだわりたまご」。「第1回たまごかけごはん祭り」で多くの人々に選ばれ第1位に輝いたおいしい卵。パプリカが入った餌を食べて育った鶏が産む、鮮やかなオレンジ色の黄身が特徴の卵です。(※「たまごかけごはん祭り」は一般社団法人日本たまごかけごはん研究所が主催)

よく目にするオムライスは、卵を焼いたところにライスを投入するか、ライスの上に半熟のオムレツを乗せてナイフで切り込みを入れるタイプ。でも、こちらのオムライスは、そのどちらでもなく、溶いた卵にそのままチキンピラフを混ぜこみます。

たまごかけごはんの要領でよくかき混ぜて、米に卵をしっかりと絡ませます。

チャーハンのようにすばやく、卵が固まりきらないように成形しながら焼くのは至難の技。

ヲムライス1200円
ヲムライス1200円

出来上がったヲムライスがこちら。神山鶏のピラフベースにデミグラスソースをかけたものが「ヲムライス」。ケチャップライスにトマトソースで仕上げたものを「オムライス」と呼んで区別しているので、お好みをチョイスして。平日の16時までに注文すると野菜ジュースのサービス付き。

塩分控えめに作ってあるので、お好みで塩をかけて。バターの芳醇な味わいも効いた食べ応えのある一品です。

たまご料理が止まらない!

だし巻きカツサンドとフライドチキン 1500円
だし巻きカツサンドとフライドチキン 1500円

テイクアウトにもできる、鶏と卵の親子コンビがこちら。たまごサンドの卵は日本一こだわりたまご3個を一度だし巻きにした後に衣をつけて揚げた変わり種。唐揚げは、徳島の平飼い鶏「神山鶏」を使用し、スパイシーな味付けに。

KAMIYAMAブランチ BOX 1500円
KAMIYAMAブランチ BOX 1500円

店内でも食べられますし、テイクアウトならかわいく箱詰めにしてもらえるので、このまま外で食べるのも気持ち良さそう。

こだわり卵のカルボナーラ1500円
こだわり卵のカルボナーラ1500円

厳選食材「日本一こだわりたまご」をパスタでも堪能できるということで、選んだメニューはカルボナーラ。

生クリームとたまごのクリーミーな食感に、削り入れたトリュフで贅沢に香り付け。たっっぷりのチーズを絡ませて、濃厚な卵の旨みを味わいましょう。

絵本に出てきそうな「プリン・ア・ラ・モード」

プリン・ア・ラ・モード1800円(写真は2021年秋デザイン)
プリン・ア・ラ・モード1800円(写真は2021年秋デザイン)

ここまで、卵をふんだんに使用した絶品グルメを紹介してきましたが、最後にどうしてもオススメしたいのが、こちら。一瞬見惚れてしまって、食べるのを忘れてしまうほど完成度の高い「プリン・ア・ラ・モード」。

カシスのムースとクッキーで作られたきのこやチーズケーキ、モンブランなどお皿の上に小さな秋がいっぱい。絵本の中に飛び込んだようなかわいらしさです。

栗のアイスやモンブラン、デコレートされた神バナナ、いちじくのキャラメリゼ、かぼちゃのフィナンシェなど盛りだくさんにデザートが楽しめるのも幸せの極み。

紅葉の飾りは薄く焼き上げたクッキー。ディテールまで驚くほど凝っていて、食べるのがもったいなくなるくらいの美しさ。秋から冬へ、冬から春へと季節が変わるごとにデザインが変わるのも楽しみです。

いかがでしたでしょうか。梅田周辺には数え切れないほどカフェがありますが、ちょっとおしゃれをして、お出かけするなら、こんな“神”カフェがおすすめです。

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Photo: photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

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