京都 泉涌寺の楊貴妃観音像に、縁結び・美人・安産祈願<京都パワースポット>

京都 泉涌寺の楊貴妃観音像に、縁結び・美人・安産祈願<京都パワースポット>

京都府 るるぶ&more.編集部 お寺めぐり 寺社 パワースポット 美人祈願
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

金運アップ、縁結び、学業成就・・・ 京都には、さまざまなご利益を授かることのできるパワースポットが点在しています。今回は、「絶世の美女」と言われる楊貴妃の仏像が安置されている、泉涌寺をご紹介。美人、縁結び、安産にご利益があるとされ、女性を中心に注目を集めるお寺です。芸能界や美容業界など、美に携わる人も多く訪れるとか。優美な仏様を拝んで、心身ともに美しくなりましょう!

Summary

品格漂う皇室ゆかりの御寺・泉涌寺

京都駅からバスで約15分、月輪山の麓にたたずむ古刹・泉涌寺。斉衡4年(855)創建の仙遊寺が前身で、かつて境内から泉がわき出したことから、「泉涌寺」という名前になりました。鎌倉から幕末まで、歴代天皇の葬儀を行った皇室の菩提寺であることから、「御寺(みてら)」ともよばれる格式高いお寺です。

まずは、伽藍の最も高い位置に建つ「大門」から境内へ。こちらは京都御所にあったものが移築されたもので、重要文化財に指定されています。

大門をくぐると、「降り参道」と呼ばれる非常に珍しい造りになっています。普通は山の上に建てられることが多いお寺ですが、泉涌寺では門をくぐって参道を下ったところに本堂があるんです!

降り参道の先に見えるのは「仏殿」。寛文8年(1668)に、徳川家綱により再興されました。泉涌寺の本堂であり、国の重要文化財です。

仏殿の須弥壇には、運慶作と伝わる阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置されています。現在・過去・未来の三世にわたって幸福へ導いてくれるのだそうですよ。

本坊にある御座所からは、歴代天皇も鑑賞されたという美しい庭園を見ることができます。林泉形式の庭で、山や池の周囲に木々がバランスよく配されています。庭に植えられたもみじが一斉に色づく秋も見もの。伽藍拝観500円で境内に入り、さらに特別拝観300円で本坊に入ることで見学できます。

楊貴妃がモデルの美しすぎる仏像

大門をくぐり、降り参道を進む前のすぐ左手に見えてくる「楊貴妃観音堂」。こちらのお堂の中に、噂の楊貴妃観音像が安置されています!

唐の玄宗皇帝の妃・楊貴妃がモデルと伝わる楊貴妃観音像。端正なたたずまいと柔かい表情が印象的で、思わずうっとりするような美仏です。

楊貴妃といえば、世界三大美人に数えられる絶世の美女。才知があり、楽器や舞踊にも長けていたそう。まさに完璧な女性!その美しさにあやかって、拝むと身も心も美しくなれるのだとか…!

楊貴妃観音像は、玄宋皇帝が楊貴妃の冥福を祈って彫らせたと伝わります。建長7年(1255)に中国から渡来しました。かつては100年に1度だけ公開する秘仏でしたが、今は随時一般公開されています。長く秘仏だったこともあり、仏像としては珍しく、今も極彩色が残っているのが特徴。鮮やかさに心が奪われます!

美人祈願のお守りも要チェック!

参拝のあとは、ユニークなお守りでご利益を持ち帰りましょう。こちらは、楊貴妃観音お守り500円。楊貴妃観音が描かれていて、色は赤、紫、黄から選べます。身に付けた人をきっと美しく導いてくれるはず!

こちらは、小札守り各200円。コンパクトなお守りで、財布などにも入れやすく持ち運びに便利です。美人祈願をはじめ、縁結びや心願成就など種類もさまざまにあるので、数種類持つ人も。肌身離さず持ち歩いて、観音様のパワーにあやかりたいですね。

今回は、絶世の美女である楊貴妃がモデルの観音像が注目を集める、泉涌寺をご紹介しました。「美しくなりたい」「素敵な人に出会って結ばれたい」と願っている人に特におすすめのパワースポットです。楊貴妃観音は穏やかで美しく、眺めていると不思議と心が落ち着きます。ぜひ訪れてみてくださいね!

ext:武尾香菜(エディットプラス)

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください