金ピカ鳥居に、巨大な天狗面、鳥肌モノの千年杉…。浜松市春野町はSNS映えするパワースポットだらけ!

金ピカ鳥居に、巨大な天狗面、鳥肌モノの千年杉…。浜松市春野町はSNS映えするパワースポットだらけ!

るるぶ&more.編集部 るるぶ&more.編集部
ご利益 パワースポット インスタ映え 写真の撮り方 静岡県 おでかけ
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浜松といえば、浜名湖、浜松餃子、ウナギ?実はパワースポットがひしめく穴場があるんです。場所は浜松市街地から車で約1時間、浜松市北部に位置する天竜区春野町。約9割を占めるのは緑豊かな山林で、古くから天狗伝説や大蛇伝説が伝わる仙境の地です。お疲れ気味の心が癒され、リフレッシュできる春野町パワスポ5選を、SNS映えする撮影ポイント付きでご紹介します。

Summary

真っ赤なお顔が縁結びにご利益あり!? インパクト大のフォトスポット【日本一の大天狗面】

山岳信仰の霊山「秋葉山(あきはさん)」のある春野町は、古くから天狗伝説が残り、天狗の里といわれています。町のシンボル「日本一の大天狗面」は縦8m、横6m、鼻の長さ4mという超ビッグサイズ。浜松市春野文化センターの駐車場にあり、真っ赤な顔の大天狗の前で縁結びを願うと叶うという噂も。人物と比較するように斜めのアングルで撮影すると、巨大さが際立つ写真が撮れますよ。
天狗の鼻にぶらさがっているような面白写真にもチャレンジ。大天狗面の正面でカメラを構え、天狗面から20mほど離れた場所で、手を逆J字にしてジャンプしてみて。
大天狗面のすぐそば、気田川に架かる宮川橋でも天狗を発見!大天狗面とは対照的に、二頭身のミニサイズで、どこかユーモラスです。
春野町の玄関口、秋葉橋手前の国道362号線沿いには、大きな高下駄も。秋葉大天狗は火消しの神様で、秋葉山から飛来して火事場に駆けつけたといわれています。その際、気田川に残された下駄の跡から大きさを再現したんだって。


火の神様からパワーを授かり、黄金の鳥居を撮って運気アップの待ち受けに【秋葉山本宮秋葉神社】

「秋葉山本宮秋葉神社(あきはさんほんぐうあきはじんじゃ)」の御祭神は、火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)。火防開運の神様として、厄除開運、家内安全、商売繁盛などのご利益があるといわれています。
疫病退散の茅の輪は、6月30日と12月31日の大祓式に際して設置
疫病退散の茅の輪は、6月30日と12月31日の大祓式に際して設置
標高866mの本殿の手前には黄金に輝く「幸福の鳥居」があり、はるか遠くには遠州灘が一望できます。本殿側でカメラを構え、鳥居の中央に人物を配して撮影してみましょう。青空に黄金の鳥居が映える写真はいかにも縁起がよさそうで、待ち受けにもぴったり。
お守りは神紋である七葉のモミジをデザインした肌身守(各800円)を。写真の黒・白・ピンクの他、黄色とブルーもあります。
山頂にある上社への参拝が叶わない人のために、山麓には下社があります。豪壮な上社に比べて、下社は杉林に囲まれ静謐な雰囲気。大きな灯籠が並ぶ石段の参道が素敵で、ご利益も上社と変わらないというから、こちらでも参拝を。
下社の石段途中にハートの石を発見。元は丸い石だったものが、時を経て自然に削られたと考えられています。見つけたら縁結びや恋愛成就にご利益があるかも♪石段のかなり下あたりを探してみて。


山道を抜けてたどり着く秘境の古刹。鄙びた風情を写真に残そう【秋葉寺】

秋葉神社上社から山道を下って徒歩30分、秋葉山の8合目にある「秋葉寺(しゅうようじ)」へ。お祀りする秋葉三尺坊大権現は、修行を積み、遠州天狗の総帥と称されるまでになった神仏習合の神様。火防の霊験あらたかとして、古くから信仰を集めています。
杉が立ち並ぶ境内は清冽な空気が満ちていて、なんだか心も穏やかに。山門の手前、常夜燈のそばから低いアングルで撮影した一枚がこちら。建造物&人物の写真も、上下左右にアングルを変えたり、背景をぼかしてみたりと工夫してみて。
根付タイプのお守り(500円)もやっぱり天狗。眼力の強い勇ましいお顔ですが、ころんとしたフォルムがキュートです。小物を接写する際には、背景にも気を配ってみましょう。赤いお顔に合わせて、燈籠の赤&植物の緑をぼかしてシャッターを切ると、メリハリのきいた写真が撮れます。
寺務所が開いている時には、御朱印(左 300円)やお札(右 350円)も授与してもらえます。お札にはくちばしと羽を持った烏天狗が、キツネをお供に教えを広めた姿が描かれています。キッチンなど、火を使う場所にお祀りするといいのだとか。

屋久島の縄文杉に負けず劣らずの風格!画角に収まりきらないほど大迫力の巨木【春埜杉】

春埜杉の大きさを伝えるため、許可を得て根本に立ち撮影
春埜杉の大きさを伝えるため、許可を得て根本に立ち撮影
春野町は林業が盛んで、町内には杉がたくさん茂っています。なかでも立派な巨木なのが「大光寺(だいこうじ)」の御神木である「春埜杉(はるのすぎ)」です。高僧・行基菩薩によって植林されたと伝わり、なんと樹齢1300年。樹高43m、幹回り14mという大きさで、威風堂々とした姿は身震いするほどのパワーを感じます。
樹形の美しさも魅力のひとつ。一般的に杉は上に向かって枝を伸ばしますが、春埜杉は横に向かって太い枝が伸び、枝張りは31mも。幾度となく雷に打たれた際に、枝向きが上から横に変わったと考えられています。
樹木の保護のため、根本近くは立入禁止ですが、山門の左側に春埜杉を見下ろせる展望台があるので撮影はそちらからどうぞ。根本を画角に入れて、枝張りがよく見えるアングルで撮影してみて。
標高883mの春埜山頂上近くの「大光寺」は、樹齢500年級の杉が林立し、まさに深山幽谷といった雰囲気。御真殿には病魔を食い殺すという山犬像が鎮座しています。御神木からパワーを授かり、病難平癒を願って御真殿でもお参りしましょう。

湧き水で満ちた神秘の池。東屋を額縁に見立てて、幻想的な一枚に挑戦【新宮池】

「新宮池(しんぐういけ)」は、和泉平の山頂にほど近い標高約450mの場所にもかかわらず、絶えず湧き水で満ちている天然の池。涸れることのない不思議な池には、地底水路で諏訪湖とつながっているとか、大蛇が田んぼを池に変えたといった伝説が残っています。春はソメイヨシノ、夏は水面をグリーンに染めるジュンサイの群生、秋はモミジも見られるのだとか。
池のほとりには苔むした石垣が歴史を感じさせる「新宮神社」も。縁結びや子育て、五穀豊穣にご利益があるといわれる和泉平集落の氏神様で、毎年7月には提灯を掲げた屋台船を池に浮かべる祭事も行われます。
周囲約600mの池のほとりは遊歩道になっていて、杉やヒノキの息吹を感じながらのんびりと散策ができます。新宮神社の対岸あたりには東屋も。東屋の窓枠を額縁に見立て、奥に池、手前にシルエットの人物を配して撮影してみるのもいいかも。

紹介したスポットはいずれも春野町内だから、2~3スポットをはしごするのもアリ。春は桜や新緑、新茶の茶畑が美しく、気田川で育ったアユやヤマメも味わえますよ。春のおでかけは、元気をもらいに春野町へ!


text:伊藤あゆ
photo:浦田真行

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
●マスクを外したカットがありますが、感染症対策に十分配慮したうえで撮影を実施しています。

Sponsored:天竜区観光協会春野支部

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