【静岡・伊豆の国】「章姫」に「紅ほっぺ」…「江間いちご狩りセンター」で伊⾖の⼤粒いちごを頬ばる

【静岡・伊豆の国】「章姫」に「紅ほっぺ」…「江間いちご狩りセンター」で伊⾖の⼤粒いちごを頬ばる

いちご いちご狩り フルーツ狩り 季節のフルーツ 静岡県 るるぶ&more.編集部
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静岡県伊豆の国市にある「江間いちご狩りセンター」では、冬から春にかけて、甘くて大きないちごを堪能することができます。「章姫」に「紅ほっぺ」、全国的にも有数のいちごの生産地である静岡・伊豆で、この時期ならではの味覚を楽しみましょう。

Summary

冬でもぽかぽか!県下最大級のいちご狩り施設へ

静岡県伊豆の国市「江間いちご狩りセンター」では、毎年12月15日から5月上旬までの間、いちご狩りを楽しむことができます。
予約は不要。行ってみたいなと思った時に、すぐ立ち寄ることができるのはうれしいポイントです。

自家用車の場合は、専用の大型駐車場に車を停め、受付へ。ビニールハウスにはお手洗いがないので、事前に済ませておきましょう。

まずは、人数分の入園券を購入します。
この日出会ったのは、「先週も来ちゃった」と話すお客さん。……相当のファンとお見受けしました。
番号が書かれた紙を受け取って車へ戻ったら、先導車に続いて該当するビニールハウスへ。タクシーで訪れた場合は、センターの車でハウスまで連れて行ってもらうことができますよ。

車窓から見えるのは、ずらりと並ぶ約90ものビニールハウスと、春の醍醐味である可憐な黄色の菜の花畑。3月中旬ごろまでが花の時期で、いちご狩りセンターを利用した場合のみ、菜の花を摘み取って持ち帰ることができます。
2月には近隣の川沿いの河津桜も咲き始めるそうで、まるで春を1か所に集めたようなスポットですね。

さて、本日の舞台となるビニールハウスに到着しました。ハウス内はいちごの生育環境に合わせて温度設定がされており、冬でもぽかぽか。車はハウスのすぐ近くに停められるので、厚着をせずに中に入りましょう。

ミルクの入ったカップを受け取って、いざ参ります!

「章姫」に「紅ほっぺ」、静岡が誇るいちごたち

ハウス内に広がるのは、一面のグリーン!外は肌寒い気温ですが、ハウス内は青々と茂っています。肝心のいちごは……?

少し屈んで視点を下げると、見えました!遠目からでも、赤々と色づいているのがわかります。
「江間いちご狩りセンター」で楽しめるのは、「章姫」か「紅ほっぺ」。訪れるタイミングによって、食べられるいちごの品種が異なります。

いちご狩りは、30分の食べ放題。それでは、「紅ほっぺ」をいただきます!
と、その前に。ハウスの農家さんに、「正しいいちごの摘み方」を教えてもらいました。

まずはいちごを縦に持ち、ヘタに親指を添え、包むように持ったら……

親指や持ち手をそのまま手前に引きます。茎が折れることを心配してしまい少し勇気がいりますが、目安は直角90°!

すると、まったく力を入れることなくいちごが「ぽろん」と外れました。茎にも実にも傷が付かない方法なので、いちごにも優しい。

ツヤツヤしたいちごは、一粒一粒がしっかり甘くジューシーで、永遠に食べ続けられるかのよう。
おすすめの食べ方を聞くと「好きなように食べるのが一番!たくさん実ってるんだから。」とお答えをいただいたので、豪快にかぶりつかせていただきました。

ハウスの方いわく、12月のいちごは「一番いちご」と呼ばれ、もっとも粒が大きい時期だそう。そこから春に向け徐々に水分量が増え、糖度も上がっていくとのこと。
もはや「いつでもおいしい」いちごに、「もっともおいしい」旬はないのでは……?

いちご狩りが後半に差し掛かったら、ぜひ練乳も試してください。ミルクをまとったいちごは、まるで雪をかぶった富士山のよう。静岡らしさがここにも!
いちごに夢中、大満足の30分です。

おみやげも充実。いちご尽くしを楽しもう

お持ち帰り用いちご1パック850円~
お持ち帰り用いちご1パック850円~

伊豆のおいしいいちごをおみやげにしたい場合は、いちご狩りを終えた後にセンターの専用駐車場へ。窓口の隣には、いちごづくしのおみやげ品が並んでいます。
「章姫」をはじめ「紅ほっぺ」や「きらぴ香」など、豊富な品種とサイズから選ぶことができますよ。

おみやげコーナーに並ぶのは新鮮ないちごですが、自宅へ持ち帰ったら、冷蔵庫ではなく玄関や廊下などの冷暗所で保管し、なるべく早めに食べましょう。

お持ち帰り用ジャム(大)800円
お持ち帰り用ジャム(大)800円

センター内にある「ジャム作り専用のキッチン」で作られた、手作りジャムもおみやげに人気。大・中・小の3サイズがあり、お値段は大800円・中350円・小200円。気軽に手を伸ばせる価格です。

イチゴミルク1200円
イチゴミルク1200円

いちご狩りハウスの入り口で受け取った練乳も売られていました。大容量の1kgサイズボトル、初めて見た……。

ハウスでもおうちでも楽しむことができる、魅力たっぷりのいちご。ついつい翌週も訪れてしまう、その気持ちも今ならわかります。
静岡が誇る「章姫」や「紅ほっぺ」を、江間いちご狩りセンターで存分に味わってみてはいかがでしょうか。



Text:横畠花歩
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)


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