横浜「スカイスパYOKOHAMA」が大幅リニューアル!日本最大級のサウナシアターなど身も心も“ととのう”極上体験
1996年の開業以来、横浜市内外から多くの人が訪れ長く愛されてきた絶景高層スパ「スカイスパYOKOHAMA」が、2021年11月に大幅リニューアル。日本最大級の広さを誇るサウナ施設「サウナシアター」やコワーキングサウナ「KOOWORK」の個室リモートブース、さらに女性専用の宿泊もできるレディースプレミアムルームが誕生するなど、新たなみどころや1日中余すとこなく楽しめる「スカイスパYOKOHAMA」の魅力をご紹介します!
Summary
横浜観光の合間に手ぶらで本格サウナが楽しめる!営業時間・料金は?
「スカイスパYOKOHAMA」があるのは横浜駅東口直結の複合施設「スカイビル」の14・15階。高層階に位置していることもあり、サウナや浴室からの絶景も人気です。特にサウナの本場であるドイツやフィンランドの視察を定期的に行うなど、サウナには力を入れているそう。ドイツの技法を取り入れた「アウフグース」の実施や、フィンランドのサウナプログラムである「ロウリュ」専用のサウナストーブを設置するなど本場仕込みの設備が揃っており、「サ活」に勤しむ“サウナー”からも注目を集めています。
営業時間は24時間で、一般入浴は平日8〜22時(17時までの入館)で2450円。17時以降の入館の場合は同料金で5時間までの利用。その後は1時間ごとに延長料金330円がかかりますが、上限が1980円までなので、合計4430円で平日8時〜翌朝の6時まで滞在することが可能です(※浴室は8時30分〜10時30分の間は利用不可)。 そのほか1時間入浴や2時間入浴といったプランもあります。 ※詳細は記事下部を確認
まずエレベーターで14階に上がったら靴をロッカーに入れ、フロントで入館手続きを済ませます。アメニティを受け取っていざスパへ。アメニティはタオル、館内着(2枚目以降および1時間コース利用の場合は館内着1枚100円)、ボディソープ、シャンプーなど入浴に必要なものは無料でほとんど揃っています。手ぶらで楽しめるのはうれしいポイントですね。
14階に男女スパ&サウナ、コワーキングサウナ「KOOWORK」、レストランのリフレッシュダイニング「KOO」があり、15階には新設された「サウナシアター」やプレミアルーム、男女共用のリクライニングシートといったフリースペースがあります。
高層階ならではの絶景スパと本格「ロウリュ」を堪能
こちらがレディーススパ。大きな窓からは横浜の景色を一望することができ、開放感抜群!マッサージ効果のあるジャクジーや、仰向けに横たわりながら窓からの景色を楽しめる寝湯、炭酸泉などバリエーションも豊富。泉質は炭酸泉で、美肌効果はもちろん疲れた体をじんわり癒やしてくれます。
スパ内には「フィンランド式ドライサウナ」も完備。「ロウリュ」(サウナストーンにアロマオイルをかけて蒸気を発生させ体感温度を上昇させるフィンランドの入浴法)によって岩塩のミネラル分とマイナスイオンが発汗と保湿を促してくれます。サウナストーブは複数設置されており、熱源が4方向から温めてくれるので室内のどこにいてもまんべんなく熱が行き渡ります。
こちらの「フィンランド式ドライサウナ」では、「アウフグース」を毎日開催。(男性は12〜21時までの毎時間、24時、女性は12時、15時、19時、24時)「アウフグース」とは、「ロウリュ」によって発生した蒸気をタオルなどで仰ぐことで香りと心地よい熱風を送り、一気に発汗を促すドイツの技法のこと。「スカイスパYOKOHAMA」では、スタッフ(アウフギーサー)たちによる日本屈指の本格的なパフォーマンスを常時受けることができます。そのほかにも女性用スパにはスチームサウナの「古代ローマ式スチームサウナ– テルマーレ –」や、スパ内での休憩に使用できる「ウォームベッド&ウォームチェア」「クールダウンルーム」などもあります。
リモートワークにも便利な共用スペースも
スパやサウナでさっぱりとした体を休める場所も充実しています。こちらは15階の男女共用フリースペース。液晶テレビ付きのリクライニングチェアや横浜港を一望できる大きな窓際に設置されたインフィニティチェアなど、とにかくリラックスできる空間で、ついうとうとしてしまいそう。
窓からは横浜らしい景色を見ることができます。夜になると商業施設「横浜ベイクォーター」などのライトアップで、雰囲気がガラリと一変。この景色を眺めるだけでも価値があります!
女性専用のフリースペースもあります。こちらも大きな窓から首都高や横浜の景色を見下ろすことができますよ。
「スカイスパYOKOHAMA」でサウナ同様力を入れているのが、コワーキングスペースとサウナが融合したコワーキングサウナ「KOOWORK」。仕事に行き詰まったときにサウナやスパ空間でリフレッシュしてもらい、働く人の疲れを癒やしたいという思いで2018年からスタート。リモートワークが増えた今日ではコワーキングスペースがある施設も増えましたが、「スカイスパYOKOHAMA」はその先駆けと言ってもいいでしょう。 一般入浴の料金などで利用可能で、テーブルタイプのスペースや会議スペース、半個室など利用者に合わせたさまざまなタイプのコワーキングスペースが設置されています。
こちらは半個室タイプの「ぼつにゅうブース」。ひとりで集中したいときや2名での打ち合わせなどにもぴったりです。
そして2021年11月のリニューアルで新設された「リモートブース」。完全個室なので、リモートミーティングや落ち着いて作業したいときに活用できそう。利用時間は12〜21時、公式サイトからの事前予約制。1時間300円で利用できます。
「サウナシアター」と「ソルトクーリングルーム」の無限ループにハマりそう
2021年12月のリニューアルの目玉である、男女共用のサウナ室「サウナシアター」。男女約70名が同時に利用可能という日本最大級の広さを誇ります。大きなスクリーンの前には自動ロウリュと総積載量600㎏を超えるサウナストーンがずらり。フィンランドから仕入れた「IKIストーブ」が3台設置され、ストーブと座席の距離がしっかりとられているためやわらかい熱を感じられるのが特徴。ベンチには熱伝導率の低い木材のアバチ材を使用しており、長時間過ごしていてもお尻や背中が熱くなりにくい構造なのだそう。
また「サウナシアター」では音楽や照明、映像を使用したさまざまなスタイルの「アウフグースショー」を行っています。イベントでは国内屈指の「プロアウフギーサー」たちによる唯一無二のサウナプログラムを堪能できるのだそう。イベントの詳細は公式サイトを確認してみてくださいね。
サウナシアターでたくさん汗をかいた後に立ち寄りたいのが、お隣にある「ソルトクーリングルーム」。10℃前後に保たれた室内で、交感神経を鎮め副交感神経が活性化されたリラックス状態に変わっていく、いわゆる“ととのう”状態を感じることができます。
室内の壁一面にはヒマラヤ岩塩が吹き付けられており、空気を清浄してくれる効果があるのだそう。冷気がとっても心地いい空間です。大きな窓があり開放感があるのもポイント。汗をしっかり拭いてから入りましょう。
宿泊も可能!横浜観光の拠点としても使用できる「レディースプレミアムルーム」
女性専用の「レディースプレミアムルーム」も新たにオープンしました。天井まで仕切りがある半個室タイプのお部屋を15室用意。カーテンを閉じれば個室にもなります。フルマットレスでテレビも設置されていて、ゆったりくつろげます。
完全女性専用で、デジタルキーで部屋に入るためセキュリティもばっちり。そして宿泊の場合、チェックイン8時(個室の利用は14時〜)、チェックアウト12時〜とかなりゆったり過ごせるのもポイントです。宿泊者は「スカイスパYOKOHAMA」への出入りが自由になるので、朝チェックインを済ませ、荷物を預けてから横浜観光を楽しんで夕方からスパやサウナを楽しむ、といった楽しみ方もできます。
1日中サウナやスパでリラックスできる「スカイスパYOKOHAMA」。入館については中学生以上からとしているため、落ち着いた空間がとにかく魅力的。男女共用のサウナやスペースも多いので、カップルや夫婦での利用もおすすめです。“サウナー”の人はもちろん、これからサウナで“ととのう”デビューをしてみたいという人でも安心して利用できる施設なので、ぜひサウナの奥深さにふれてみてはいかがでしょうか。
Photo:Maui Hara(オフィス・オハナ)
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