真っ赤な宝石で華やかいちごサンド【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.40】

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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。あっという間に1月も後半!今年も読者のみなさまに楽しく見ていただけるような記事作りを心掛けたいと思っています!さてさて、記念すべき新年1投稿目、そして40回目ということで、いちごの女王といっても過言ではない、あまおう様のお出ましです。お店などでもよく見かけるいちごサンド、材料はいたってシンプルなのですが、難易度が高いというお声をいただくこともしばしば。ということで今回は、ちょっとしたコツをちりばめた、いちごサンドをお届けします!よかったらぜひ作ってみてくださいね。

Summary

女王の風格!福岡県産のあまおう

福岡県を代表する高級いちご、あまおう。
見た目も甘さもピカイチで、あえて説明はいらないかもしれません。
お菓子作りをする身としては、中が真っ赤ないちごは必須!
どこをカットしても美しい色にうっとりです。
いちごはヘタに向かうほど糖度が下がるので、食べるときは、ヘタの方から。
また、パックに入れたままだと傷みやすいので、私は2~3個ずつ重ならないようにキッチンペーパーで包み、バットの上に並べて、さらに野菜用の保存袋に入れ、野菜室で保管しています。
時々、保管袋についた水滴をふき取ることで、だいぶ長持ちしますよ!

【レシピ】華やかいちごサンド

材料/4人分
【華やかいちごサンド】

粉ゼラチン…3g
水…10g
8枚切り食パン…4枚
いちご(あまおう)…1パック
生クリーム…1パック
グラニュー糖…10g
コンデンスミルク…40g
ラム酒…小さじ1

(下準備)

1.
分量の水に粉ゼラチンを振り入れ、ふやかしておきます。
いちごは優しく水で洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。

2.
食パンの耳をカットします。写真のように、正方形に切ったクッキングシート等を目安にして、なるべく正方形にカットすると仕上がりがきれいです。

3.
ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、泡立てます。
7分立てまで泡立てたら、600wのレンジで10秒加熱したゼラチン液、コンデンスミルク、ラム酒を加え、さらに泡立てます。
写真のように、ちょっと硬いかな?くらいが目安です。
(あれば丸口金をつけた)絞り出し袋に入れ、冷蔵庫に入れておきます。

(王道いちごサンド)

まずは、息子に「いちごの圧が強い」と言われた(笑)王道サンドから。

①ラップを敷いたまな板の上に食パンを置き、クリームを絞ります。
②写真のようにいちごを並べます。
③隙間にクリームを絞り出します。
④上にもクリームを絞り、スプーンなどで平らにします。
もう一枚の食パンをかぶせ、ラップでしっかりと包み、冷蔵庫で半日~1日寝かせます。
そしてラップをとれば、王道サンドのできあがり!

(華やかいちごサンド)

お次はこちらの華やかサンドを作りましょう。

いちごをカットします。
5mmほどの厚さに揃えて輪切りにし、キッチンペーパーの上にのせて、しっかり水気を取ります。

①ラップを敷いたまな板の上に食パンを置き、クリームを絞ります。
②輪切りにしたいちごをバランスよく並べます。
③薄く生クリームを塗り広げます。
④いちごを乗せ、またクリームを塗り広げます。隙間ができないように気を付けて。
⑤いちごが4層になるように繰り返します。
⑥ぴっちりとラップで覆って、冷蔵庫で半日~1日休ませます。

最後にどきどきのカット。

よく切れるナイフを準備してください。お湯で温めたナイフで、王道サンド、華やかサンドそれぞれのラップの上からカットします。
押し切るのではなく、前後に小刻みに動かしながら、少しずつ切るのがポイントです。
写真ではわかりやすいように断面を見せていますが、4等分にする場合は、断面を離さずにしっかりくっつけたまま、対角線上に切ってください。
ラップを外して、お皿に並べれば完成です。

いちごサンドの極意

いちごサンドの極意と書くと大仰ですが…私なりのポイントです。

①おいしいパンを使う!
シンプルな材料で作るからこそ、パン生地がものを言います。今回はいちごサンドのためにミルク食パンを焼きましたが、ぜひパン屋さんの食パンを8枚切りにしてもらって使ってみてください。

②中が赤いいちごを使う!
カット面が大事ないちごサンド。あまおうをはじめ、紅ほっぺやなつあかり、ひのしずくなどがおすすめです。
いちごの種類は多いので、スーパーで品種を見て、ネットで断面を調べることもしばしばです(笑)

③動物性生クリームを使う!
生クリームの分量が多めなので、動物性の生クリームのほうが最後までおいしくいただけます。おすすめは乳脂肪が43%のもの。クリーミーでコクがあり、甘いいちごとの相性も抜群です。

④粉ゼラチンがカットの決め手
ゼラチンを入れることで、クリームがだれにくくなり、きれいな断面に。

⑤ナイフはしっかり研いだものを準備する
せっかくいい材料を使ったのでカットで失敗、というのはなんとしてでも避けたい!よく切れるものであれば、家庭で一番よくつかわれる三徳包丁でも大丈夫です。

⑥カットはラップの上から
ぴっちりとラップで包むことで、クリームやいちごが横からはみ出ることなく、きれいにカットできます。

以上6つのポイントを押さえれば、お店みたいないちごサンドの完成です! 


ちょっとしたコツで、簡単に作れて喜ばれるいちごサンド。いちごがたくさん出回るこの季節にぜひ作ってみてほしいです!



photo:kyoko_plus

●掲載の内容は記事制作時の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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