【知床】サウナーは知床を目指せ!「北こぶし知床 ホテル&リゾート」は流氷が見られる絶景サウナ!
全国のサウナーに朗報!2021年6月、知床半島のウトロ地区に位置する「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナが驚きのリニューアルを遂げました。男湯と女湯、男女交代制の浴場に、あのととのえ親方率いる「TTNE」プロデュースによる革新的なサウナが登場したのです。グリーンシーズンはもちろん、凍てつく冬にこそ訪れたい絶景サウナをご紹介します。
流氷をテーマにした直線的なデザインの「KAKUUNA」
「北こぶし知床 ホテル&リゾート」といえば、知床の代表的なホテルです。世界自然遺産が広がる知床半島の観光拠点、ウトロ地区に位置し、ウトロ温泉バスターミナルから徒歩5分の好立地。知床五湖やカムイワッカ湯の滝、クルーズ船の乗船体験などの観光にも便利なロケーションです。
そんな北こぶし知床がサウナをリニューアルし、サウナーと呼ばれる全国のサウナ好きから熱視線を集めています。プロデュースしたのは「ととのえ親方」こと松尾 大さんが主宰する「TTNE」。近年のサウナブームを牽引するキーマンにより、世界にも類を見ない、まったく新しいサウナが誕生しました。
まずご紹介するのが、流氷をモチーフにした「KAKUUNA(かくうな)」です。名前のとおり角張ったデザインは、直線的で力強い印象。大きく縁取られた窓からはオホーツク海と知床の世界自然遺産が眺望でき、季節によっては冬の風物詩、流氷が眺望できます。サウナにいながらこれだけの絶景鑑賞ができる施設は、全国にもそうそうありません。
TTNEのプロデュースというだけあって、細部へのこだわりも見逃せません。オートロウリュは15分に1回あり、そのたびにHARVIAのサウナストーブに強制加温が働くので、サウナはつねにしっとり高湿度。ヒリヒリせず、息苦しさも感じることなく楽しめます。
そのサウナストーブを囲う石には知床産の六方石を、サウナストーンには北海道の地下30km以下の深部にあるマグマから生成されたものを採用。
そしてサウナに集中できるようにTVはなし。サウンドアーティストの松本一哉氏が知床を実際に訪れ、環境音との即興演奏で録音・制作したBGMが静かに流れています。
水風呂はTTNEこだわりの16℃前後。絶景は内湯の浴場からも眺められ、KAKUUNA側ではウトロのシンボルである三角岩やゴジラ岩が間近にそびえています。
おすすめなのが、内湯の浴槽に沈んだベンチに腰を下ろす寝湯です。横になりながら窓を見遣れば、浴槽の水面とオホーツク海、空が一体化するような開放感がたまりません。
木を3D加工で削り出した曲線美が目を見張る「UNEUNA」
対照的に、流線形をした優美なデザインになっているのが「UNEUNA(うねうな)」です。まるで木の洞窟のようなその空間では、曲線美によって不思議と居心地のよさが感じられます。
木材の曲線は、こだわりの3D加工によって実現しました。3D加工の技術を用いたサウナは日本初、世界でも数例しかないほどめずらしいといいます。道東・知床半島に、世界の最前線のサウナが存在するのです。
UNEUNAもまた眺望抜群で、こちらも冬には流氷鑑賞がサウナにいながらできてしまいます。しっかり汗をかきたいなら3段のうちいちばん上を、景色をより楽しみたいなら真ん中の段を利用しましょう。
内気浴はもちろん、外気浴もできるのがまたうれしいポイントです。ととのいイスが展望露天風呂のスペースにもあるので、オホーツク海から吹き抜ける風を浴びながら、潮騒や海鳥の声を耳にしながら、ととのうことができます。
北こぶし知床では日帰り入浴もできますが、宿泊であれば到着した日に男湯がUNEUNA、女湯がKAKUUNAとなり、翌朝には男湯がKAKUUNA、女湯がUNEUNAとなります。世界最先端といえるサウナ室を、1泊2日で2種類も体験できてしまうのがうれしいポイント。
世界自然遺産のなかを歩けるグリーンシーズンはいわずもがな、サウナから流氷の絶景を堪能できる冬の終わりも、すばらしい滞在となること間違いなし!サウナー垂涎の、大注目サウナです。
■北こぶし知床 ホテル&リゾート
(きたこぶししれとこ ほてるあんどりぞーと)
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172
TEL:0152-24-3222
チェックイン:15時〜
チェックアウト:〜10時
宿泊料金:要問い合わせ
※日帰り入浴は2200円~
Photo : Ryo Tsuchida
Text : minimal
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