福岡・中洲のリバークルーズで30分のプチ船旅!デートにもピッタリ!
九州随一の歓楽街であり、夜は賑やかな屋台が建ち並ぶ福岡・中洲エリア。この街の楽しみ方は様々ですが、実はリバークルージングも楽しめちゃうんです。昼は活気あふれる中洲の街並み、夜は美しい街灯りと、クルーズ船からは時間帯によってそれぞれ違った表情を見ることができます。30分のプチ船旅は、家族でのレジャーやデートにもぴったり!
Summary
博多湾へ注ぐ那珂川を遊覧する「中洲クルーズ」
「リバークルーズ(博多・中洲・那珂川水上バス)」の航路の一つ「中洲クルーズ」は、福岡市街地を流れる那珂川を遊覧します。賑やかな中洲の街、川沿いに軒を連ねる屋台、複合商業施設「キャナルシティ博多」、博多湾などを巡り、観光客を中心に人気を集めています。
天神中央公園の一角に受付があり、発着は天神と中洲を結ぶ「福博であい橋」のたもと。「福博であい橋」は、かつて那珂川を挟んで分かれていた商人の町「博多」と武士の町「福岡」が出会い、繋がっていく橋として名付けられた歩道橋です。
リバークルーズ号の定員は約50名。料金は大人1,000円、小学生以下500円。およそ30分のクルーズとなっており、1日10便が運航しています(天候や潮汐、波の状況によって欠航・運休あり)。
え!船上ガイドがシンガー?30分の船旅はエンタメ要素も
船着き場を出ると、まずは那珂川を遡上し、「キャナルシティ博多」が立つエリアへ向かいます。川の流れは穏やかで、大きな揺れは感じません。子ども連れでも安心ですね。
船上では、ガイドさんが明るく、楽しくクルーズを案内してくれます。
実は、「中洲クルーズ」のガイドさんは、ただのガイドではありません。なんとみなさん普段はシンガーやアーティストとして活動している人たちで、それぞれ独自のパフォーマンスで乗客を楽しませてくれます。この日のガイドさんは、フルートシンガーソングライターの温路(いろ)さん。寒空の下でしたが、温かくて美しい歌声を聞かせてくれました。
川を下って船はいよいよ博多湾へ。美しい夕焼けも醍醐味
「キャナルシティ博多」から船はUターンし、川を下ります。川面を撫でる風に潮の香りが漂い始めると、もうすぐ博多湾。天気の良い日は、遠くに「漢委奴国王」の金印で知られる志賀島を望めます。この日は雨雲がかかり…残念!
サンセットクルーズを目的に訪れるカップルも多いとか。季節によって太陽の沈む位置は異なりますが、ちょうど福岡市のシンボルタワー「福岡タワー」や「福岡paypayドーム」が夕日に照らされる絶景と出合えました。
博多湾に出ると、船は再びUターンし、帰路へと着きます。左手に見えるのは「博多ポートタワー」。高さ100m、博多港のシンボルとして知られています。
街灯りに包まれるナイトクルーズにうっとり
爽やかな日中や夕焼けに染まるリバークルーズもいいですが、ナイトクルーズではさらにムーディできらびやかなひと時が待っています。美しい街灯り、活気を帯びる屋台、ネオンに照らされる川面。九州最大の都市、福岡ならではの光景です。
船上は食べ物や飲み物の持ち込みができるほか、結婚式の2次会利用や、貸し切りでの船上BBQプラン(8名以上1人6,500円)など楽しみ方はいろいろ。約45分の「博多湾クルーズ」コース(要予約)もあります!
Text:前田健志
Photo:梅木啓志
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