京都・祇園にわらび餅専門店「きなこととろり」がオープン!したたり落ちるような柔らかさって!?
2022年1月、京都・祇園にわらび餅専門店「きなこととろり」が誕生しました!とろりとした生(なま)仕立てのわらび餅に京都の老舗菓子店「吉祥菓寮」のきな粉を合わせた、絶品わらび餅がテイクアウトで楽しめます。お店は八坂神社や知恩院の近く。京都観光しながら立ち寄れる立地の良さも嬉しいです。
自分ですくって餅の弾力が楽しめる「とろりわらび餅」
お店は地下鉄東山駅から南に約5分。さらに南へ歩けば八坂神社、東に曲がれば知恩院が見えてくる“まさに京都”を感じさせる立地にあります。
まずは、「とろりわらび餅」でお手並み拝見。きな粉と、切り分けていないわらび餅が別々に入っていて、自分で好みのサイズに切り分けるタイプです。味はプレーン990円、くるみ1160円、ラムレーズン1330円、さくら1330円(いずれも300g)の4種類があります。私はプレーンをチョイス。きな粉と合わせていただきます。
きな粉は深めに焙煎されて香ばしさが際立ち、とろりとしたわらび餅は口の中でほどよい弾力に。優しい甘さを残して、あっという間に消えてしまいました。この食感と後味の良さに、京都の和菓子のレベルの高さを感じます!
わらび餅には、高級な本わらび粉を使用。これを毎日店内で炊き、できたてを提供します。このあと紹介する「きなこととろりわらび餅」の場合は、さらに手作業できな粉をまとわせます。材料へのこだわりと丁寧な仕事が極上食感を生み出しているようです。
一口サイズで食べやすく、8種類とバラエティも豊富な「きなこととろりわらび餅」
食べやすさや新しい味を求める方は、「きなこととろりわらび餅」がオススメ。こちらは一口サイズにカットし、きな粉で包んであります。味はなんと8種類!きな粉と黒蜜だけじゃないと、わらび餅が新境地を開拓していました。
まずは「深みきな粉-ミヤギシロメ-」。厳選した国産大豆・ミヤギシロメを深く焙煎し、大豆の旨味と豊かな香りを堪能できる逸品です。わらび餅を極めた奥深い香りと味わい、たまりません…。
「山椒きな粉」は山椒のマイルドな辛味ときな粉の甘味が絶妙にマッチ。爽やかな後味もクセになります。
「くるみ」はわらび餅の中にくるみがごろごろ。とろりとした餅とカリッと食感のコントラストがおもしろく、きな粉とくるみの豊かな風味も楽しめます。
「ラムレーズン」はマイルドなラム酒に漬け込んだ自家製ラムレーズンがたっぷり入ったわらび餅。お酒が香る大人の味です。
「さくら」は桜の塩漬けがわらび餅の甘さを引き立てる、春らしい爽やかな味わい。春限定ですよ。
「こしあん」はきな粉をまぶしたわらび餅の上にこしあんを絞ったもの。あんこ好きにはたまらない味とビジュアル。日本茶と相性抜群です。
「宇治抹茶餡」はきな粉をまぶしたわらび餅の上に、宇治抹茶入りの白餡を絞っています。抹茶のほろ苦さ、白餡の甘味、きな粉の風味が一気に押し寄せる贅沢な一口を味わえますよ。
「こしあん苺」は「こしあん」の上にイチゴまでトッピングした重量級。苺大福のようなわらび餅が楽しめる、こちらも春限定の味です。そのほか、季節ごとに登場予定の新作も要チェックです。
どれも老舗菓子店がわらび餅を突き詰めて作り出した名作です。自分へのちょっとしたご褒美や京都旅のおみやげとして、試してみてはいかがでしょうか。
■きなこととろり 祇園本店(きなこととろり ぎおんほんてん)
住所:京都府京都市東山区古門前通東大路東入ル石橋町306
TEL:075-708-5608
営業時間:11〜18時(土・日曜、祝日は〜19時)
Text:こたにたこ
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