食・グルメ
2022.03.05
中野区・野方「COFFEECHROME」はふわとろオムレツとラテアートチャンピオンの美しくおいしいカフェラテが楽しめるカフェ
2021年12月にオープンした「COFFEECHROME（コーヒークローム）」。国内外のラテアートのコンペティションでチャンピオンなど数多くの実績をもつ店主の田村さんが作り上げる、繊細なラテアートが話題になっているお店です。また地域に根付いたお店を目指しているのも特徴で、野方のパン屋から仕入れたバゲットが添えられたふわとろオムレツや、和菓子屋のあんこを使ったあんバタートーストなども提供されているのだとか。早速お店へ行ってきました！
Summary
フィルムで撮りたくなる街・野方に、地域に根付いたカフェ「COFFEECHROME」がオープン！
野方駅から徒歩5分。活気あふれる商店街を抜け、住宅街の一角に現れるのが「COFFEECHROME」です。レンガと紺色のドアがとてもおしゃれ。思わず立ち寄ってみたくなるような店構えです。
「COFFEECHROME」という店名のなかにある「CHROME」とは写真のフィルムのこと。野方の古いお店から新しいお店が入り交じり、情緒ある街並みを見た店主の田村さんが「フィルムで撮りたくなるような街」だと感じたことが店名の由来だそう。
このお店は、これまでさまざまな飲食店で経験をつんできた田村さんが、2021年12月にオープンさせたお店。田村さんはラテアートのコンペティションで日本1位、世界2位になったこともある腕前の持ち主なんです！そんなわけで、このお店に来たらまず注文したいのは、ラテアートが楽しめるラテメニュー。
チャンピオンの技が光る繊細なラテアートがキュート♪看板メニューの「カフェラテ」
今回注文したのは「カフェラテ」460円。ちょっとした角度やミルクの流れを微調整しながら、繊細に描いていく職人技に見入ってしまいます。
完成したのがこちらの、キュートなユニコーン。たてがみの細かな部分まで表現されたラテアートは、SNSにアップして自慢したくなるような完成度です。
お店作りの際に一番大切にしたことをお聞きすると、「来店したお客さまがゆっくり過ごせること」だと話す田村さん。コーヒーカップの大きさにもこだわり、ゆったりできるサイズにしたそうです。
コーヒー豆は、バリスタとしての経験ももつ田村さん自らがセレクトしたオリジナルブレンドで、店内で豆の販売も行っています。また年齢を問わず、気軽に利用してもらいたいという思いから、コーヒー以外にもチャイ、メロンクリームソーダなど幅広いドリンクを提供しているとのこと。
ふわとろ「エビ+チーズ」オムレツを、野方のおいしいパン屋さんのバゲットと一緒に
料理メニューのなかでも人気のオムレツは、「ハム+チーズ」、「エビ+チーズ」の2種類を展開しており、ドリンク付きで1200円。今回は「エビ+チーズ」を注文しました。
オムレツを切ると、チーズがとろりとあふれてきます。そのふわふわな卵とチーズの中に、ぷりっとしたエビがごろごろ！塩とこしょうと生クリームだけのシンプルな味付けですが、それぞれの素材が生きた絶品オムレツです。
添えられているのは野方のパン屋さんの、外はぱりっ、中はむちっとした食感がたまらないバゲット。付合せのキャロットラペは、お店で作られたもので、こちらもぺろりと食べてしまうおいしさでした！
甘い軽食がお好みなら、おすすめはフランス産エシレバターを使った「あんバタートースト」1400円（お好きなドリンク1杯付き）。こちらも野方のパン屋さんの食パンと、和菓子屋さんのあんこを使ったメニューで、高級食材である濃厚なエシレバターが全体を引き立てます。これは何度でも食べたくなる味！
お料理やコーヒーの質の高さはもちろん、フレンドリーに、そしてユーモラスに話しかけてくれる田村さんを介して、偶然店内に居合わせた人みんなでおしゃべりが始まってしまうような温かな空間の「COFFEECHROME」。ワンちゃんや子ども連れでも大歓迎とのことなので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね！
Text：上野郁美（エフェクト）
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