【宮城蔵王キツネ村】モフモフがたまらない!日本で唯一のキツネの動物園
宮城県蔵王にある日本で唯一のキツネの動物園「宮城蔵王キツネ村」。園内には100匹以上のキツネが放し飼いにされており、めずらしい種類のキツネなどを間近で見ることができます♪ モフモフの毛を蓄えてかわいさ抜群の冬に取材に行ってきました!
「宮城蔵王キツネ村」ってどんなところ?
日本でもめずらしいキツネ専門の動物園があると聞き、宮城県の蔵王へ行ってきました!
南蔵王の標高590mほどに位置する「宮城蔵王キツネ村」は、見渡す限り山・山・山!の自然豊かなエリア。空気がとってもおいしく感じられます。
広大な敷地内に100匹以上のキツネが放し飼いにされており、間近で野生味あふれるキツネの生態を見られるとあって、日本人だけでなく外国人観光客にも人気の施設です。
野生のキツネは“エキノコックス”という寄生虫による感染症が心配されることもありますが、この施設では徹底した感染症対策により開園以来感染はゼロ。
抱っこ体験も催されているので、安心してキツネと触れあうことができます♪
春は子ぎつねも生まれ、春夏秋冬楽しめますがオススメの季節は冬!モフモフとした冬毛でぬいぐるみのようにかわいいキツネに出会えます。
早速、園内に入ってみました!
まずキツネたちを見る前に注意しておきたいことがいくつかあります。
- キツネに勝手に触らない
- 落とし物はしない
- 至近距離でしゃがんで撮影しない
- 紐など揺れるものをぶら下げない
- 黒いタイツやひらひらのスカートを履かない
などなど、これ以外にもルールはたくさんあります。
キツネは牙が鋭く、動くものに興味津々。噛みついてしまうこともあるので、入場の際には係員の説明をよく聞いてから入りましょう。
中に入ってみると早速いました!取材時は1月の真冬。ふかふかの雪の絨毯にモフモフのキツネたちがたくさん♪
丸まって気持ちよさそうに寝ているキツネや…
なにやらケンカ中のキツネも(意外と激しい…)
園内は自由に歩いてまわることができ、30分~1時間ほど滞在できるほどの広さ。森に囲まれているのでいいおさんぽにもなります♪
園内では6種類のキツネを見られる
キツネというと思い浮かべるのは黄金色をした「キタキツネ」ではないでしょうか?
このキツネ村にはキタキツネはもちろん、北極キツネ(白・青)や銀キツネ、プラチナキツネ、十字キツネなどめずらしい種類もいます。
放し飼いされているキツネのほかにも、育成舎とよばれる小屋でも飼われているのでゲージの外からゆっくり眺めることもできます。
キツネは生まれて1ヵ月で人間の1歳くらい。20年で人間の96歳くらいなんだそう。雑食性で人間が食べるものはほとんど食べられるんだとか。
日常生活ではあまり馴染みのない動物なので、パネルに書かれた説明などを読みながらキツネの生態を知ることができました。
エサやり体験(エサ代200円)や抱っこ体験(11時、14時の1日2回/600円 ※キツネの状態や天候によっては中止)などの催しもあるので、ぜひ参加してみてくださいね。
神の使い・キツネが鎮座する稲荷神社も
園内を自由に歩いていると、朱塗りの鳥居に導かれるようにこぢんまりとたたずむ稲荷神社を発見。
稲荷神社といえばそう、キツネ。稲荷大神の使いであるキツネの、リアルなコラボレーションを見ることができました!
また園内にはキツネのほかにも、実はウサギやヤギ、ポニーなども飼育されており、見学することができます。
キツネの放し飼いとは別のエリアで見学できるので、小さな子ども連れでも安心して見られますね。
かわいいおみやげもチェック♪
施設内にあるショップではキツネモチーフのお菓子やキーホルダーなどかわいいおみやげも勢揃い。
メディアでも取り上げられることの多い人気の施設なので、店内には有名人のサインなども所狭しと飾られていました。
たっぷりキツネ村を堪能したあとは、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
以上、キツネの魅力を間近で見られる「宮城蔵王キツネ村」をご紹介しました。
訪れるのにオススメな時期はモフモフのキツネが見られる冬ですが、お越しの際は狭い山道の運転になるので天候と相談して十分に気をつけましょう。
またJR白石蔵王駅や白石駅、薬師の湯からはバスも運行されているのでホームページをチェックしてみてくださいね。
Text & Photo:ジェンティーレ恵
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