こんな札幌、知らなかった! オープンしたての「OMO3札幌すすきの」で地元民も驚きのディープな一夜を満喫
「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトとする星野リゾートのホテルブランド「OMO(おも)」。OMO7旭川、OMO5小樽に続き、道内3つめの施設となる「OMO3札幌すすきの(おもすりーさっぽろすすきの)」が2022年1月28日にオープンしました! 北海道随一の繁華街すすきので過ごす夜をいっそう楽しくする仕掛けがホテルのあちこちに仕掛けられているほか、普通なら決して体験できない新鮮な感動と発見が満載のガイドツアーも充実。札幌旅のリピーターや、地元市民にもぜひおすすめしたい新感覚のホテルです。
Summary
すすきのの夜をめいっぱい楽しむ、幸せ空間の誕生!
星野の都市観光ホテルブランド「OMO」には「1・3・5・7」の4タイプがあり、一番カジュアルな「OMO1」は素泊まりを基本とするカプセルホテル。「OMO3」はスタンダードなベッドと軽食を用意するベーシックなホテルで、「OMO5」はカフェ&ダイニングや大浴場もあるブティックホテル、「OMO7」はフルサービスのホテルとなっています。
いずれもご近所マップや旅の情報が満載のパブリックスペース「OMOベース」が用意されるほか、「OMOレンジャー」と呼ばれるローカルガイドが、友だちや家族をもてなすような感覚でエスコートしてくれるガイドツアーも行われます。
今回誕生した「OMO3札幌すすきの」は、若い年代でも利用しやすいリーズナブルな価格設定のベーシックホテル。「幸せな夜更かし」をコンセプトにしています。そう、このホテルにはついつい夜更かしをしたくなる仕掛けがあちこちに仕掛けられているのです。
エントランスを入るとまず出迎えてくれるのは賑やかな電飾看板たち。こちらにある店名は、すべてスタッフたちが「北海道らしさを感じられるように」と考え出した架空のもの。これから始まるすすきのの夜へと想像力をかきたて、気持ちをワクワクさせてくれます。
こちらは客室。仲の良い友人と夜中までおしゃべりしていたくなる「スーペリアツイン」のほか、カップルでの旅行や一人旅、ビジネス利用におすすめの「ダブルルーム」もあります。
さて、部屋に荷物を置いてほっと一息ついたなら、まずは1階のパブリックスペース「OMOベース」へと戻るのがOMO3札幌すすきのでの過ごし方の〝正解〟です!
地元民も知らない!? OMOレンジャーだけが知るディープな情報が満載
OMOベースで大きな存在感を放つのは「Go-KINJO(ご近所)マップ」。ラーメン、ジンギスカン、しめパフェ、スープカレーといったジャンルごとに、おすすめの店が紹介されています。スタッフが実際にすすきのを歩き、店のフレンドリーな雰囲気や「名物店主」の人となりを確認したお店ばかりなので安心。どの店も期待を裏切りません!
ショップカードのQRコードをスマホで読めば、グーグルマップで店舗や位置の情報が表示されるので、迷わずうことなくお店にたどり着けるのも嬉しいですね。
ミーティングスペースでは、自由にお酒やおつまみを持ち込んで旅の作戦会議ができるほか、毎日2回「すすきのアペロミーティング」も開催されます。これはジンギスカンやラーメンなどすすきのの食について「ご近所ガイドOMOレンジャー」が、おすすめの店やトリビアなどを日替わりのテーマで解説してくれるというもの。
札幌市民でも知らない情報が満載で、その日の夕食がいっそう楽しみにしてくれます。もちろんOMOレンジャーにディープなおすすめ情報を聞くのもアリ。
「OMO Food & Drink Station」では、24時間キャッシュレスでドリンクやおつまみを購入できます(チェックアウト時にまとめて精算)。
中からスープがとろけだすキューブ型のコーンポタージュパン(430円)や小豆のツブツブ食感が楽しいあんバターパン(440円)などのオリジナルパンや地元ショップのこだわり名品、北海道らしさを感じるエゾシカ製品など、フード類の種類も豊富。サッポロクラシックの生ビール(350円)、グラスワイン(300円)もセルフでサーバーから注いで楽しめます。
ミーティングスペースや客室への持ち帰りもOKです。
朝食の時間帯にはサンドイッチやおにぎりも登場するのでぜひどうぞ。しっかり朝ご飯を食べて、札幌での一日を元気にスタートしましょう。
すすきのを代表する老舗名割烹「杉ノ目」で宿泊者限定の特別なひと時
ホテルの中で過ごす時間だけでなく、宿泊客だけが楽しめるガイドツアーも楽しみです。
その一つ「すすきのはしご酒ツアー」では、すすきので古くから親しまれる名割烹「杉ノ目」を訪れ、季節の一皿と地酒を味わいます。
地元の名士が3代で訪れるという名割烹で、調理長の仕込みの様子を見学したり料理に込めた思いを直に聞く体験は、個人ではなかなか難しいもの。まさにOMO3札幌すすきの宿泊者の特権と言えるでしょう。
もちろんOMOレンジャーも同行するので「割烹なんて初めて」という方や一人参加の方も安心です。
2軒目は札幌最古の炉ばた焼き店「ウタリ」。店全体が炭で燻されすみずみにまで時の流れを感じるなか、大きなエゾマツを使った囲炉裏で炙っていただく北海道産の魚介の味わいは格別です。
ウタリで食事を堪能した再び杉ノ目へ。ここでは、調理長とホテルスタッフが吟味に吟味を重ね、和食の技法を生かしたしめパフェを味わいます。
季節の野菜やフルーツを練り込んだアイスクリームが味わい深いパフェも添えられた手焼きのクマのもなかも、食べてしまうのがもったいないほどのキュートさ!
■すすきのはしご酒ツアー
期間:通年
料金:1名5300円(※)
時間:16時50分~(約3時間)
含まれるもの:仕込みの見学、季節の一品と日本酒1合、料亭しめぱふぇ、OMOレンジャーのガイド料 ※ウタリでの飲食代金は含まれません。
定員:1日1組(1~4名)
予約:5日前までに公式サイトから要予約
ドキドキの初体験。「はじめてのBAR体験」で自分だけのウイスキーにうっとり
「はじめてのBAR体験」もぜひ体験したいところです。
こちらのツアーでは、北海道余市町と宮城県に蒸留所を持つウイスキーメーカー「ニッカ」直営のバーで、6種類のウイスキーの厳守をブレンドし、自分好みの味わいをつくる体験をします。
ウイスキーと一言でいっても、銘柄、蒸留所によって味わいも香りもまったく異なるもの。さらにそれぞれを掛け合わせることで驚くほど違った風味へと変わっていきます。ウイスキー初心者でも楽しめるよう、バーテンダーのレクチャーを聞きながらのひと時で、ウイスキーの楽しみ方や深い知識も学べます。
ラストには完成した「自分だけ」のウイスキーとオリジナルチョコレートとのペアリングも楽しみ!
普段なかなか足を踏み入れることのない「バー」空間の居心地のよさやバーテンダーとの会話の楽しさも知ることができ、素敵な時間が過ごせます。
■はじめてのBAR体験
期間:2022年6月30日まで
料金:1名7000円
時間:17時30分~(約2時間)
含まれるもの:ウイスキーのブレンド体験、チョコプレート、バーテンダーのレクチャー、OMOレンジャーのガイド料
定員:1日1組(1~4名)
予約:5日前までに公式サイトから要予約
さらにもう一つ! 人気スポット「元祖ラーメン横丁」ではしご酒ならぬ、はしごラーメン(?)が楽しめるプランもあります。
「元祖ラーメン横丁」といえば、すすきの駅からもホテㇽからもすぐの場所にあり、ラーメン名店17軒が立ち並ぶ人気スポット。3枚つづりになったこのチケットをフロントで受け取ってお店に持参すると、通常ハーフラーメンの提供がない店でもチケット1枚に付きハーフラーメン1杯の提供が受けられ、好みのお店3軒をはしごできるというスペシャルなもの! 少しずついろいろな味を楽しめる、こちらもまさにプラン利用者の〝特権〟です。
有効期間はチェックイン当日から半年間。後日ゆっくり楽しむこともできます。
■「ハーフラーメンチケット」付きプラン
料金:1泊6200円~(2名1室利用時1人あたり。税込、食事別)
「OMO3札幌すすきの」には何泊でもステイしたくなる魅力がいっぱい
ホテルの館内はもちろん、ホテルを飛び出したガイドツアーにも魅力がいっぱいに詰まったOMO3札幌すすきの。「幸せな夜更かし」を存分に楽しんで、忘れられない旅の思い出を作ってくださいね!
■OMO3札幌すすきの by 星野リゾート
住所:北海道札幌市中央区南5条西6丁目14-1
TEL:0570-073-099(OMO予約センター)
チェックアウト時間:11:00
料金:1泊5000円~(2名1室利用時1名あたり。税込、食事別)
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅から徒歩5分
Text:石渡裕美
Photo:本田光
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●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。