東北最大級のパフォーマンスも!キュートな生きもの大集合【仙台うみの杜水族館】
三陸の海を再現した大水槽など約100基の水槽や、東北最大級のスタジアムで行われるパフォーマンスなど、海のエンターテインメントが満載の「仙台うみの杜水族館」。みどころやイベント、グッズなど水族館の魅力をまるごとご紹介。
Summary
国内外のさまざまな生きものを見学できる仙台の大人気スポット「仙台うみの杜水族館」へやってきました!
仙台の中心部から車で約30分、周辺には大型商業施設やフェリーターミナルもあり、1日中遊べるエンタメ性抜群のエリアにあります♪
みどころは東北最大級のスケールを誇るイルカやアシカのパフォーマンス、そして三陸の海や世界の海を表現した約100基の水槽展示。
魚たちと同じ目線で深海にいるような気分になり、愛くるしい動物たちの姿に大人たちもメロメロ!
そんな魅力あふれる水族館をまるっとご紹介します♪
【日本のうみ-東北のうみ-】三陸の美しさを体感
入場してすぐの場所にあるのは「マボヤのもり」。“海のパイナップル”ともよばれるホヤは東北では珍味として食べられている海の幸で、宮城が誇る特産品でもあります。
三陸の海で2年半~3年ほどゆっくりと時間をかけて成長するホヤは、5~8月が旬。ロープに吊るされた養殖の様子を下から眺められ、なかなか貴重な光景!東北の暮らしに根付いた展示は、この水族館の魅力のひとつなんです♪
マボヤのもりを抜けると、早くも最大の目玉「いのちきらめくうみ」の大水槽とご対面。この大水槽は幅14m、水深7.5m。仕切りも屋根もないので、太陽の光がそのまま降り注ぎ、まるでわたしたちも海のなかにいるような美しさに包まれます。
寒流と暖流が出合う潮目である三陸の海は、世界三大漁場にも数えられるほど多くの生きものに恵まれています。そんな豊かな海を表現したこの水槽には、約2万5000尾のマイワシや、カゴカキダイ、マアジ、ホシエイなどが気持ちよさそうに泳いでいます。
また大水槽では1日に数回、プレミアムショー「Sparkling of Life」が行われています。マイワシの大群が主役となり、音楽に合わせて水槽内を縦横無尽に泳ぎます。
キラキラと太陽の光が反射し、幻想的な世界のなか躍動感あふれる泳ぎは圧巻。ここに訪れたなら必見のショーなのでお見逃しなく。
(※コロナウイルス感染防止のためスケジュールが変更されることがあります。最新情報は公式ホームページでご確認ください)
またほかにもみどころはたくさん!2021年4月には「深海ラボ」がリニューアルされました。
従来の深海をイメージした環境展示ではなく、飼育員と同じ目線で深海の謎について考えられる研究室風の展示に変身。ダイオウグソクムシなどの生体展示や、世界で5例目の確認となるキタチョウチンアンコウなど貴重な標本も展示されています。
ただ鑑賞するのではなく、こうしていろんな切り口から学べる水族館はとても新感覚。わたしたちの暮らしとも結びついていて親近感も感じられました。
【STADIUM LIVE(スタジアムライブ)】イルカたちの圧巻のパフォーマンス!
続いてやってきたのは開放感あふれる「うみの杜スタジアム」。こちらは約1000人を収容できる東北最大級のスタジアムで、イルカやアシカたちのパフォーマンスが行われます。アクリル面の仕切りがなく、客席と生きものの距離が近いので迫力満点です!
まずは空飛ぶルリコンゴウインコから。客席の上空を旋回し、子どもたちは大興奮!待ち構えたトレーナーのもとへ合図とともに戻ると客席からは歓声が。まさかの上空からのパフォーマンスにワクワク度が一気に高まりました!
そして次はカリフォルニアアシカ。ボールを操ったり、コミカルにダンスをしたり、トレーナーとの息もぴったりで客席を沸かせます。
ラストはバンドウイルカ。ダイナミックなジャンプを見せると、水しぶきが観客席に届きそうなくらい大きく弾けます。最後には客席に近づいて顔を見せてくれ、その愛くるしい表情にトリコとなりました♪
スタジアムライブは各回約20分。1日に数回開催されていますのでスケジュールをチェックしてくださいね♪
(※コロナウイルス感染防止のためスケジュールが変更されることがあります。最新情報は公式ホームページでご確認ください)
【世界のうみ】世界各地のめずらしい生きものを発見!
2階にある「世界のうみ」エリアではアフリカやアマゾン、アジアなど世界中の生きものたちが集まります。
生きものたちを一気にご紹介します♪
アジアエリアのチンアナゴとニシキアナゴは水族館の人気者♪ 温かい海の砂地で暮らしています。
アマゾンエリアではピラルクやナマズ、アカハナグマも!ちょっぴり顔が怖いけれど、これまた目を離せません…!
クラゲのいやしエリアでは、幻想的なミズクラゲが。ゆっくりと舞うその姿はとてもきれいで時が止まったかのようでした。
【海獣ひろば】屋外に出て海獣を間近で観察!
最後はペンギンやオタリアなどを間近で観察できるゾーン「海獣ひろば」へ。
ペンギン水槽ではペンギンたちが元気にプールを泳ぐ姿や、階段をぴょんぴょん飛び跳ねるキュートな姿を見ることができます。
(かわいさは悶絶レベル…!動画でもその様子を激写したのでぜひご覧ください♪ リンクは記事最後へ↓)
コロナウイルス感染防止のためこの日はイベントを行っていませんでしたが、通常はイルカやペンギンなどに会える「ふれあいプログラム」(有料)も開催されます。飼育展示室から観覧ゾーンに出てきて間近でふれあうこともできるようです♪
かわいすぎる!おみやげ&フードも充実♪
1階にはミュージアムショップ「umimori shop」とフードコート「wakuwaku ocean」も。かわいいアイテムが目白押しなのでチェックしましょう♪
ここでは女性向けのかわいらしいアイテムをチョイスしました。
奥から、マシュマロタッチがたまらない手ざわり抜群のぬいぐるみ。人気のカワウソとイルカのほかにも、カメやクマノミ、エイなど種類もたくさんあって大人買いしたくなります♪
右下、チンアナゴとニシキアナゴの刺繍がアクセントとなった小物入れ。しっかりとしたキャンバス生地で、使えば使うほど手に馴染みそう!
左はパステル調のカラーがかわいらしい靴下。写真のカワウソのほかにもペンギンやクラゲ、ビーバーなどもありました♪子どもっぽすぎず、ファッションのワンポイントになれそうです♪
またフードコートではランチメニューのほか、ポテトなどの軽食類、ビールやソフトドリンク、パフェなどのデザート類も揃っています。フードコートにも水槽があるので食べながら生きものたちを眺めることもできますよ♪
(※フードの提供時間は営業時間と同じ。仕入れ状況により、メニューの販売を休止することがあります。最新情報は公式ホームページでご確認ください)
以上、仙台の大人気スポット「仙台うみの杜水族館」をご紹介しました。
生きものたちと同じ目線で、息づかいをすぐそこで感じられるような展示に、日本・世界の海はこんなにも豊かなのだとあらためて気づかされました。
幻想的な世界にぜひみなさんも癒されてみてはいかがでしょうか?
公式HP:http://www.uminomori.jp/
Text & Photo:ジェンティーレ恵
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