「おきなわワールド」の魅力を徹底紹介!エイサーショーや鍾乳洞・玉泉洞、ハブ博物公園など楽しみ満載!

「おきなわワールド」の魅力を徹底紹介!エイサーショーや鍾乳洞・玉泉洞、ハブ博物公園など楽しみ満載!

沖縄県 テーマパーク 鍾乳洞 伝統工芸 るるぶ&more.編集部
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「おきなわワールド」は、沖縄の自然や歴史、文化をコンセプトにした沖縄県最大級の規模を誇るテーマパーク!鍾乳洞「玉泉洞」やタイムスリップ気分を味わえる「琉球王国城下町」、沖縄の伝統舞踊をアレンジした「スーパーエイサーショー」のほか、「ハブとマングースのショー」「工芸体験教室」など魅力が満載です。

Summary

「おきなわワールドって」ってどんなところ?所要時間は?

入口ではシーサーがお出迎え。赤瓦の建物がチケット売場です
入口ではシーサーがお出迎え。赤瓦の建物がチケット売場です

那覇空港から車で約30分。「おきなわワールド」は、東京ドーム約4個分という広大な敷地の中に玉泉洞、熱帯フルーツ園、琉球王国城下町、ハブ博物公園などが点在する魅力満載のテーマパーク。2021年7月にリニューアルし、玉泉洞と熱帯フルーツ園の入口にいるガイドさんが見どころをレクチャーしてくれるので、これまで以上に楽しめるようになりました!観覧の所要時間は2~3時間ですが、ショープログラムや工芸体験などもじっくり楽しむなら半日は見ておきたいところ。それでは、おきなわワールドの見どころを順に紹介しましょう!

国内最大級の規模を誇る鍾乳洞「玉泉洞」で地底探検

暗闇に光るブルーの世界が美しすぎます
暗闇に光るブルーの世界が美しすぎます

チケットを購入したら、まずは「玉泉洞」へ!玉泉洞は全長約5km、鍾乳石の数は約100万本以上と国内最大級の鍾乳洞です。昭和47年(1972)に約890mが公開され、以降今日に至るまで沖縄を代表する観光地として親しまれています。洞内には首里城正殿がすっぽり入るほどの広さを誇る「東洋一洞」、青く輝く地下水が美しい「青の泉」など見どころがいっぱい。約30万年の長い年月をかけて創られた地底の世界を存分に体感してみましょう。また、玉泉洞の未公開エリアをケイビングインストラクターと一緒に探検する「南の島の洞くつ探検」を夏期限定で実施。アドベンチャー気分を味わいたい人におすすめです!

玉泉洞の入口では玉泉洞やおきなわワールドの見どころや成り立ちなどガイドさんが説明してくれます
玉泉洞の入口では玉泉洞やおきなわワールドの見どころや成り立ちなどガイドさんが説明してくれます
玉泉洞の入口からすぐの所にある「東洋一洞」
玉泉洞の入口からすぐの所にある「東洋一洞」
天井から垂れる約2万本の鍾乳石が圧巻の「槍天井」
天井から垂れる約2万本の鍾乳石が圧巻の「槍天井」
「黄金の盃」と名付けられた鍾乳石。このタイプの鍾乳石としては日本最大級
「黄金の盃」と名付けられた鍾乳石。このタイプの鍾乳石としては日本最大級
ライトを頼りに暗闇を進む「南の島の洞くつ探検」
ライトを頼りに暗闇を進む「南の島の洞くつ探検」

●南の島の洞くつ探検
期間:夏期限定(要問合せ)
料金:5000円(レンタル服込み)
所要時間:約2時間30分
参加条件:6歳以上
予約:098-949-7421(おきなわワールド)、前日17時までに要予約

「熱帯フルーツ園」で珍しいトロピカルフルーツを

取材日はパイナップルやバナナなどの解説をしていただきました
取材日はパイナップルやバナナなどの解説をしていただきました

「玉泉洞」の次は「熱帯フルーツ園」へ!こちらにもガイドさんが常駐し、その日、実っているフルーツの種類について解説してくれます。熱帯フルーツ園には約50種類、450本の熱帯果樹が栽培され、おなじみのマンゴーやパイナップルだけでなく、季節によってはジャボチカバなどの珍しいフルーツも目にすることができます。園内にあるフルーツパーラーでは、トロピカルフルーツのジュースやスイーツがあり、ひと息つくのにもぴったり!

南国フルーツの代表格パイナップル
南国フルーツの代表格パイナップル
幹に直接果実が実る珍しいジャボチカバ
幹に直接果実が実る珍しいジャボチカバ
鈴なりに実るスターフルーツ
鈴なりに実るスターフルーツ


「琉球王国城下町」でタイムスリップ。伝統工芸にもチャレンジ!

立派な屋敷構えが目を引く上江洲家は久米島の士族屋敷を模築したもの
立派な屋敷構えが目を引く上江洲家は久米島の士族屋敷を模築したもの

次に訪れたのは「琉球王国城下町」。ここは赤瓦の古民家が立ち並び、さながら琉球王国時代へとタイムスリップしたかのような懐かしさを感じるエリアです。旧喜屋武家住宅など、沖縄各地から移築された古民家4棟とフール(トイレ跡)1基は、国の登録有形文化財にも認定されたとても貴重な建造物です。

昭和9年(1934)に建てられた旧上里家住宅は国の登録有形文化財
昭和9年(1934)に建てられた旧上里家住宅は国の登録有形文化財
旧上里家住宅は屋敷内に入って自宅の様にくつろぐこともできます
旧上里家住宅は屋敷内に入って自宅の様にくつろぐこともできます
屋敷内からの眺めが絵になる上江洲家
屋敷内からの眺めが絵になる上江洲家

また琉球王国城下町では、伝統工芸に触れることもできます。文化財に登録された古民家内で沖縄を代表する染色技法の紅型(びんがた)や紙すきなどの制作体験にチャレンジ!自分だけのおみやげ作りを楽しんでみては?

旧喜屋武家住宅では紅型体験が楽しめます。コースター1300円
旧喜屋武家住宅では紅型体験が楽しめます。コースター1300円
機織工房もあります。コースター1300円
機織工房もあります。コースター1300円
旧田場家住宅では紙すき体験も。しおり3枚700円
旧田場家住宅では紙すき体験も。しおり3枚700円
華やかな琉球王国時代の衣装を着て散策も楽しめます。1人1000円~
華やかな琉球王国時代の衣装を着て散策も楽しめます。1人1000円~


エイサーとハブ!ショータイムは見逃せません

大迫力のスーパーエイサーショー
大迫力のスーパーエイサーショー

屋根付きで全天候型のショー会場で繰り広げられる「スーパーエイサーショー」と「ハブとマングースのショー」は、おきなわワールドの見逃せないプログラムです。エイサーとは旧盆最終日(旧暦7月15日)に祖先をあの世へと送る念仏踊りのことで沖縄の各集落で披露されます。スーパーエイサーショーでは、エイサーにアレンジを加え、躍動感あふれる勇壮な舞踊を披露。さらに獅子舞や大太鼓なども登場する見どころたっぷりのショータイムです。

八重山地方の芸能「アンガマ」と躍動感ある獅子舞が共演
八重山地方の芸能「アンガマ」と躍動感ある獅子舞が共演
巨大な太鼓も登場。心の底まで太鼓の音が響きます
巨大な太鼓も登場。心の底まで太鼓の音が響きます

●スーパーエイサーショー
公演時間:10時30分、12時30分、14時30分
所要時間:約30分

沖縄最恐の毒蛇ハブを自在に操るショーマンに驚き!
沖縄最恐の毒蛇ハブを自在に操るショーマンに驚き!

かつて沖縄観光の目玉だったハブとマングースの決闘。現在では決闘ではなく、楽しくてちょっぴりスリルのある「ハブとマングースのショー」を開催しています。登場する生き物は、ハブ、コブラ、マングース、ウミヘビと多彩。それらの生き物を操るショーマンの“毒舌”にも注目です。

マングースとウミヘビの競泳!勝負の行方は実際に観覧してのお楽しみ
マングースとウミヘビの競泳!勝負の行方は実際に観覧してのお楽しみ
ショーマンがハブの生態をおもしろおかしく紹介
ショーマンがハブの生態をおもしろおかしく紹介

●ハブとマングースのショー
公演時間:11時30分、13時30分、15時30分
所要時間:約20分

ヘビやその仲間たちと触れ合える「ハブ博物公園」

ハブに関する貴重な資料を展示するハブ博物公園
ハブに関する貴重な資料を展示するハブ博物公園

沖縄のハブ被害を少しでも減らしたいという想いのもと、40年以上前に設立されたのが「ハブ博物公園」です。ハブに関する展示物の数や内容などが多彩でその規模は世界随一。毒蛇に関する国際会議の舞台にもなったほどの貴重な施設なんです!館内にはハブの生息地、世界最長クラスのハブの骨格標本などが展示され見どころたっぷり。また屋外には、サキシマハブ、ホンハブなどさまざまなハブ、ニシキヘビ、カメなどを飼育。ヘビに直接に触れられるコーナーもあります!

さまざまなハブの展示が目を引きます
さまざまなハブの展示が目を引きます
ハブの放し飼いとはいったい…。勇気を出して柵の中を覗いてみよう
ハブの放し飼いとはいったい…。勇気を出して柵の中を覗いてみよう
コーンスネークなどのヘビ(もちろん無毒!)に思い切って触ってみては?
コーンスネークなどのヘビ(もちろん無毒!)に思い切って触ってみては?
ハブ博物公園の入口では「幸運の白ヘビと記念撮影」1000円を
ハブ博物公園の入口では「幸運の白ヘビと記念撮影」1000円を


沖縄そばにクラフトビール、グルメとおみやげをチェック!

沖縄名物が勢揃い!
沖縄名物が勢揃い!

パークの見どころをひと通り見てきましたが、テーマパークと言えばグルメやおみやげも気になりますよね。おきなわワールドには、沖縄そば専門店やブクブクー茶屋、地ビール喫茶などバラエティに富んだ食事処やカフェが営業しています。また、おみやげは自社工場で製造した商品もいっぱい。ここでしか買えないものもあるのでチェックしておきましょう。

泡の感触が楽しいブクブクー茶
泡の感触が楽しいブクブクー茶

琉球王国時代から親しまれてきた伝統茶、ブクブクー茶。その名の通り、ソフトクリームのように盛られた泡が特徴です。それにしても見た目にもインパクトありますね。琉球王国城下町の「ブクブクー茶屋」で550円(琉球菓子付)で提供されています。

軟らかなソーキが絶品
軟らかなソーキが絶品

ショー会場に隣接する建物の1階おみやげ専門店街の一角にある「沖縄そば自慢 なんと家」では、大ぶりな豚のアバラ肉がのったソーキそば(800円)が特に人気。ボリュームもさることながらかつおダシのきいたスープは、沖縄そば専門店ならでは!

南国ムードいっぱいのマンゴーケーキ(左)とパインカステラ(右)
南国ムードいっぱいのマンゴーケーキ(左)とパインカステラ(右)

おみやげ専門店街で特に注目を集めているのがこちら。左から県産のマンゴーピューレを使用したマンゴーケーキ(小・972円)、県産パインジュースを使用した生地にスライスパインをまるごとのせたパインかすてら(小・864円)。ほか石垣の塩、オーツ麦を使用したちんすこう(5個入り130円)も人気です!

飲み比べも楽しいOKIWA SANGO BEER
飲み比べも楽しいOKIWA SANGO BEER

ハブ酒やリキュールなどを製造販売する「南都酒造所」。こちらで注目を集めているのがOKINAWA SANGO BEERです。ミネラル豊富な玉泉洞の地下100mから汲み上げた水を使って醸造。風味豊かなクラフトビールで世界的なビールコンテストでも受賞を重ねています。IPA、ALTなど常時4種類あり、時期によっては季節限定のビールも登場します。なお、南都酒造所内にある「地ビール喫茶SANGO」では醸造したてのビール(550円~)が楽しめます。

優しい甘さが癖になる佃煮
優しい甘さが癖になる佃煮

「沖縄そば自慢 なんと家」が佃煮を新発売!アーサ、青パパイヤ、モズクの3種類各750円。いずれも動物性由来食材と化学調味料を使っておらず安心していただけます。

開運厄除、招福金運などのお守りとして人気
開運厄除、招福金運などのお守りとして人気

ハブ博物公園ならではのおみやげならこちら。蛇皮を使用したお守りで、ニシキヘビ皮(530円)、白ヘビ皮(1300円)、ハブ皮(830円)など、ひとつひとつ模様が異なる1点もの。お気に入りを見つけて運気上昇!

地底の世界から琉球王国時代の街並み、エイサーやハブのショータイムと充実した施設やプログラムをたっぷり紹介いたしました。沖縄の見どころがすべて詰まったかのような、おきなわワールドで沖縄を満喫してみてはいかがでしょうか。

HP:https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/

Text:伊東一洋(トラベローグ)
Photo:福里さやか


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