神戸_洋館長屋

【神戸】北野の異人館「洋館長屋」で楽しむ、アートみたいな素敵空間♪

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神戸・北野通、シティー・ループ「北野異人館」バス停の向かいに3館並び立つ異人館の一軒。「洋館長屋」は、明治41年(1908)、在留外国人向けのアパートとして建てられた2階建ての洋館です。2021年のリニューアルで、とってもカラフルな空間に生まれ変わったと話題。部屋ごとにさまざまな個性があふれ、写真映えも満点なんです!

Summary

北野異人館街の中心地に建つ、明治末期のアパートメント

神戸_洋館長屋

慶応3年(1868)、幕末の開港とともに西洋社会への窓口となった神戸。当初は海側に外国人居留地が整備されましたが、港とアクセスの良い居留地エリアは次第にオフィス街となり、代わって外国人が住み始めたのが山側の北野エリアでした。明治末期~昭和初期にはおよそ200余軒の異人館が北野に並び立ち、それぞれ本国の建築様式を反映した個性的な外貌を誇示していたんです。洋館長屋もその中の一軒。玄関を中心に左右対称に建てられた、2世帯が住めるアパートでした。

現在の洋館長屋は、造りはそのままに内装を一新。フランスの美術品を多数コレクションしています。まずは1階へ、お邪魔しまーす…

エレガントな内装に、アール・ヌーボーの工芸品がズラリ

神戸_洋館長屋
「ラベンダー色の部屋」

シックなフローリングに、ラベンダー色の壁が思いのほか明るい印象の1階フロア。ナポレオン時代の家具や19世紀の調度品などのアンティークなインテリアが、邸宅調のしつらえに趣を添えています。大テーブルは季節をイメージして完璧にコーディネートされ、今すぐにでもお客様をお迎えして晩餐会が始まりそう。

神戸_神戸洋館長屋

エミール・ガレやルネ・ラリックをはじめ19世紀末~20世紀初頭のアール・ヌーボーの巨匠たちによるガラス工芸品が、あちこちにディスプレイされています。有機的な美しい曲線、艶っぽく重量感のあるガラスの色や質感は、この時代特有のもの。

神戸_洋館長屋

ほかにも、飴色の食器棚の中にはロイヤル・コペンハーゲンなどの名器がぎっしり。さらに、座面が四方に付いた花びらみたいなソファや、19世紀初頭の燭台付き古典ピアノなどのコレクションが、フランスの悠久の歴史を感じさせてくれます。
エレガントな気分を堪能したら、2階へも。

神戸_洋館長屋

階段を上がってすぐの小部屋には、19世紀半ば、ルイ・ヴィトンの創業当時のトランクのディスプレイも。さすがに表面は古びていますが、まだまだ現役使用に耐えそうなしっかりした造りは、さすがスーパーブランド品。こんなトランクにドレスを詰めて海を渡った、2世紀前の外国人たちに思いをはせてしまいます。

個性的にもホドがある!?アーティスティックな2階のお部屋

神戸_洋館長屋
「風変わりな緑の部屋」

さて、2階で目に飛び込んできたのは、ちょっと不思議な雰囲気のお部屋。エメラルドグリーンの壁から顔を突き出しているのは、ピンクのカバ、ゼブラ柄のブタ、ホルスタイン柄のキリンたちのトロフィ。チェス盤みたいなフロアには、困り顔の太ったワニが二本足で立っています。巨大なハチにまとわりつかれて憂鬱そうな紳士は、この部屋のご主人でしょうか。スープ皿の中には小さなブタ、窓の外にはペンギンたちが空を翔け…と、見れば見るほどまるで夢の中に入り込んでしまった気分に。

そう、洋館長屋2階は、5つの部屋をそれぞれ異なるコンセプトでディスプレイした、アーティスティックすぎる空間なんです。不思議なお部屋が、まだまだ続きます…!

神戸_洋館長屋
「賑やかな赤い部屋」

緑の部屋のお隣は、打って変わってロマンチックな赤い部屋。ピンクのバラで埋めつくされたロココ調のテーブルの上では、装いを凝らした紙人形たちが秘密の舞踏会に興じているよう。まさに、夢見がちな少女たちが思い描くおとぎ話の世界です。

神戸_洋館長屋

実はこの紙人形たち、魔法で紙に閉じ込められたお姫様なのでは?夢のように美しい花の部屋は、実は彼女たちの牢獄なのでは…?なんて、自由に想像をふくらませるのも少女の特権。紙人形と一緒にディスプレイされた帽子や靴などの服飾品も、イマジネーション次第でさまざまな意味を持ってきそうです。

「解釈はおまかせします」フランスのエスプリが自由すぎる! 

神戸_洋館長屋
「色のない部屋」
神戸_洋館長屋
「淡い色の空想のお店」

ほかにも、マンガの中に入り込んだような写真を撮れるモノクロームの部屋、パリの街角にありそうなアトリエショップ風の部屋など、一癖も二癖もある全5室。部屋ごとにコンセプトタイトルはありますが、それを見てももっと「?」が噴出すること請け合いです。思い余って受付スタッフさんに疑問をぶつけてみても、「お客様それぞれの感じたとおりに解釈してください(ニッコリ)」とのこと。

1階で洗練されたエレガンスに酔い、2階でアーティスティックなエスプリにクラクラする…感性を揺さぶられるような体験でした。

神戸_洋館長屋
感染対策の注意書きもオシャレすぎませんか?

北野で異人館めぐりするなら、お得な共通パスもあるので事前にチェックを。

なお、ディスプレイは基本的に触れませんが、写真撮影はほとんどの場所でOK。ここでしか撮れない、個性あふれるショットを決めてください!

■洋館長屋
住所:兵庫県神戸市中央区北野町2-3-18
TEL:0120-888-581(異人館うろこグループ)
営業時間:9時30分~18時(10~3月は~17時)※
料金:入館550円
定休日:無休
アクセス:JR三ノ宮駅から徒歩15分
※現在、営業スケジュールが不規則になっています。お出かけの際は必ず公式Webサイトにてお確かめください。

text : 中谷晶子
photo:武田憲久

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