月曜ランチ限定、絶品たまごサンドを靭公園すぐそば人気カフェ「cocoo café」で【大阪ごはんカフェ#21】

月曜ランチ限定、絶品たまごサンドを靭公園すぐそば人気カフェ「cocoo café」で【大阪ごはんカフェ#21】

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大阪でおいしい食事が楽しめるカフェを紹介する連載企画第21弾。完全予約制のかき氷で有名な「cocoo cafe」が、月曜日のみランチメニューを提供すると聞きつけ、さっそく行ってきました。そこで提供される、わさびマヨネーズがぴりっときいたたまごサンドイッチをご紹介します。

Summary

かわいいチワワが出迎えてくれる、靱公園沿いの眺めの良いカフェ

オシャレなカフェが立ち並び、居住エリアとしても人気を誇る靱公園(うつぼこうえん)沿いにある「cocoo cafe」。

東西に広い靭公園の、府道41号線を越えた南西側に位置するのですが、古いオフィスビルの4階にあり、看板も控えめなので、ぼんやりと歩いていると見逃してしまいます。

オフィスビルらしい無機質なエレベーターを4階で降りると、独特の空気感を醸し出すエントランスが。

中に入るとこの通り、とってもセンスある空間が広がっています。「真ん中に島があるぞ…?」と思って、ふと目を留めると。

ワンコ!まったく気がつかないくらいおとなしく、観葉植物の陰から顔を覗かせています。

こちらチワワの「うたちゃん」。めちゃくちゃ人懐っこくて、動物好きならメロメロになること間違いなしの看板犬。うたちゃん見たさにリピートするお客さんがいるのも納得のかわいさです。

「cocoo cafe」の席は全部で8 〜11席。サボテンや観葉植物が並ぶ窓際の席は、靱公園が見渡せる特等席。

店内にも緑、窓の外にも靱公園の緑が広がる眺めの良い席で「cocoo cafe」では現在唯一のフードメニュー、かつ、お店がオープンする月曜日にしか提供されないたまごサンドイッチを待ちます。

月曜の営業日のみ食べられる玉子サンドイッチ

ワサビマヨの玉子サンド 1100円(ドリンク付き)
ワサビマヨの玉子サンド 1100円(ドリンク付き)

催事のない月曜日のみ登場する幻のワサビマヨの玉子サンド。卵を焼くいい匂いが漂ってきて、しばらくするとやってきました。きれいな黄色は、ブランドたまご「龍のたまご」の濃い卵色。1人前に4個使われています。分厚く焼いたたまごを軽く表面を炙ったパンでサンド。

変わっているのは、添えられている緑色のソース。見た目どおりですが、ワサビです。風味を感じるどころではなく、ワサビとマヨネーズの比率1:2と結構しっかりとワサビの入ったソースです。

たっぷりと塗って。マヨネーズでコーティングされているので、これだけつけても、そこまでツンとしません。

美しいアートの描かれたラテと一緒に、ゆったりとしたランチタイム。

完全予約制。もう2度と出会えない?その日限りの幻のかき氷

曜日を変えて、火・木・土曜は、かき氷だけの営業の日。ここ「cocoo cafe」のかき氷には根強いファンがいて、予約が取りにくいと評判です。なので、まず予約のシステムからご紹介。電話はなく、予約は専用の予約サイトから。予約解禁日にその先1週間分の予約が取れるようになります。(予約サイトは公式Instagramにあり)。予約できるのは席だけ。その日のかき氷のメニューが何なのかはお店に入るまでわかりません。毎日2種類の一期一会かき氷が用意されています。

店のインテリアと化した初代かき氷機。もともとインテリアのつもりで購入したものを、奈良の有名かき氷店店主との出会いもあり、実際に使ってみることに。始めてみると、かき氷の世界の奥深さにどハマりすることに。店主の上田さん、cafeをオープンさせる前は建築設計士だったこともあり、仕事が几帳面で繊細で凝り性。

大成功!の味に固執することなく、毎日毎日が“ワンチャン”の唯一無二のかき氷を創り出します。一度食べた人が「絶対違う味も食べたい!」と予約することもあり、早い日は1週間分の席が数秒で埋まるそう。

りんごパイのかき氷1100円 ※このかき氷は取材日のもの、金額は他のかき氷の参考までに
りんごパイのかき氷1100円 ※このかき氷は取材日のもの、金額は他のかき氷の参考までに

そんな1日限りの幻のかき氷。屋台のかき氷が梅雨を彩るアジサイだとすれば、この日のかき氷はアンティークカラーの秋色アジサイ。天然の材料だけでできた色合いの美しさにハッとさせられます。薄くスライスしてコンポートしたりんご、皮入りのシロップが手づくりなのはもちろん、見るからにザクッとしたパイ生地も、かき氷のために焼いたもの。このレシピが再登場しないなんてもったいない…。

シロップや飾りのお菓子のおいしさは言わずもがな、感動したのは氷の削り方。かき氷って、日本茶が淹れる人によって違うように、削る人によって本当に味が違うのです。「cocoo cafe」の氷はスプーンがすっと入り、歯でもふわふわさを感じられるほどに軽やか。どの氷も一期一会かと思うと、なるべくたくさんの種類を食べたくなります。


Instagramで告知される月曜の営業日は予約不要、火・木・土曜は完全予約制でかき氷のみ提供という少し変わった形態で営業する「cocoo cafe」。全国各地の催事にも引っ張りダコの人気店なので、Instagramで営業日をチェックしてご予約&おでかけを。

Photo: photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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