奥多摩「日原鍾乳洞」とは?見どころや洞窟の楽しみ方を紹介

奥多摩「日原鍾乳洞」とは?見どころや洞窟の楽しみ方を紹介

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奥多摩駅からバスで約35分、東京都の天然記念物にも指定されている「日原鍾乳洞」を知っていますか?「日原鍾乳洞」は1年を通して11℃と涼しく、自然が作り出した造形美にあふれています。色とりどりにライトアップされた神秘の大空間に出かけてみませんか?

Summary

胸が高鳴るワクワクの洞窟探検へ出発!

バスに揺られて鍾乳洞行きの終点に到着。そこから歩くこと5分ほどで、「日原鍾乳洞」が見えてきます。その手前には「一神山神社」があり、名水「神明水」が湧き出しているので、冷たい水で身を清めましょう。

いよいよ「日原鍾乳洞」の中を巡るアドベンチャーへ出発!ゴールデンウィークや夏休みの時期は混んでいるそうですが、平日ならゆったりと散策が可能。鍾乳洞の中は水滴が落ちてくるので、防水ウェアがあるといいかも。

カラフルな「日原鍾乳洞」の地底世界にうっとり

ゆっくりと歩いて約40分。悠久のときが作り出した「日原鍾乳洞」の美しさに息を呑むはず。一番奥の大空間「死出の山」は、ライトアップされていてとっても幻想的です。

「日原鍾乳洞」内の岩肌がライトに照らされ、きれいなコントラストを作り出します。刻々と色が変わるので、ずっと眺めていられます! 

恋のパワースポットで、観音様に良縁を祈願!

「死出の山」の階段を上っていくと、そこには石積みに囲まれた「縁結び観音」が。良縁を求めて、「日原鍾乳洞」を訪れる人も少なくないのだとか。

階段を上り下りするときは足元が濡れているので気をつけて!ライトアップに見とれて転んでしまわないように。

弘法大師が修行に使ったともいわれている「日原鍾乳洞」。鎌倉時代には修験道の聖地として信仰を集めてきました。その名残として、「死出の山」をはじめ、「三途の川」や「地獄谷」、「さいの河原」など、洞窟内の各スポットには、宗教的な呼び名がついています。

石筍(せきじゅん)とよばれるたけのこのような突起物を仏像に見立てた「白衣観音」や、水の音がとってもキレイな「水琴窟」など、ほかにも見どころは盛りだくさん!ドキドキワクワクの冒険ができる「日原鍾乳洞」で、幻想的な世界に酔いしれてみて。

text:山口智弘(gauche)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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