【2023年最新】京都でしか買えない話題のお土産! あのバズった「くま最中」も

【2023年最新】京都でしか買えない話題のお土産! あのバズった「くま最中」も

京都府 るるぶ&more.編集部 手みやげ 和スイーツ・和菓子 最中 おはぎ
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京都旅行の楽しみのひとつが、お土産選び。今回は、友人や家族、親戚など幅広い人に喜んでもらえること間違いなしの、京都でおすすめの和菓子をご紹介します。くま型のキュートすぎる最中、カラフルなおはぎ、お重に上品に美しく詰められた生菓子など、センスが光る和菓子で周囲と差をつけてみませんか?

Summary

カラフルで種類豊富な「小多福」のおはぎ

市バス停清水道からすぐ、縁切り・縁結び神社として知られる安井金比羅宮のすぐ隣にある「小多福」。2008年に開店した小さなおはぎ屋さんです。

オープンからずっと、女将さんであるおばあちゃんが一人でお店を営んできましたが、2022年1月、交流のあった豆腐屋さんに経営をバトンタッチ。これまで愛されてきた味を受け継ぎつつ、新たなラインナップも加えてリニューアル&移転オープンしました。モダンで洗練された店構えが印象的です。

そんな小多福のおはぎ1個220円~は、手のひらにすっぽりと収まる小ぶりサイズ。色とりどりで、選ぶのも食べるのもわくわくします…! 実際に食べてみると、ポップな見た目に反して、どれも甘さ控えめで素朴な味わい。ほっこりと幸せなハーモニーが口の中に広がります。もち米の水分量にこだわっているので、時間がたってもふんわりと柔らかな食感。いくらでもパクパクと食べられちゃいます。

乙女心をつかむカラフルなおはぎは、平日は8種類、土日祝は12種類が揃います。粒あん、きなこ、古代米、青のりなどの定番から、ココナッツとピンクペッパー、柚子、ほうじ茶ラテなど、新感覚のおはぎまでラインナップ。見た目も可愛くてほかでは味わえない新感覚のおはぎなら、年配の方から小さな子どもまで、喜んでもらえること間違いなしですね。

■小多福(おたふく)
住所:京都府東山区下弁天町51−4
TEL:090-7908-5111
営業時間:11〜17時
定休日:月・火曜

まるで和菓子の宝石箱! 「吉廼家」のお重入り生菓子

昭和元年(1926)創業の「吉廼家」は、全国にファンを持つ人気の和菓子店です。遠方から訪れる人やお取り寄せをする人が多く、芸能人にもファンが多いのだとか…!

こちらで人気を集めているのが、おとぎ草子 (写真はお重16個入2052円)。室町時代から江戸時代にかけて生み出された短編の物語『御伽草子(おとぎぞうし)』にちなんで、1つ1つ手作りされた生菓子の詰め合わせです。

お重の中に繊細な和菓子が詰められている様子はとても華やかで、箱を開けた瞬間、思わず歓声が上がります。和菓子の種類は、練り切り、羊羹、お饅頭など・・・。見た目はもちろん、甘過ぎず、きめ細やかで上品な味わいも人気の理由。

お重に添えられる花や包みの色、そしてお菓子の種類は季節に合わせて変わります。その季節にぴったりの美しいお菓子を楽しむことができるので、引出物や入学祝い、お中元、母の日の贈り物としても重宝されているそう。

折箱に入った可愛い水ようかん、花見豆腐1折432円もおすすめ。葛で固めてあるので、胡麻豆腐のように弾力のある食感が楽しめます。こちらも季節ごとに絵柄が変わるので、季節感を取り入れた贈り物にぴったりですね。

可愛すぎるビジュアルで話題沸騰! 「御室いと達」のくま最中

2019年秋、仁和寺の近くにオープンした「御室和菓子 いと達」。住宅街にひっそりと佇む小さな和菓子屋さんです。オープンしてまだ2年余りですが、老舗和菓子店で修業を積んだ店主がつくる繊細な和菓子は、すでに多くの人を虜にしています。

幅広い世代に和菓子に親しんでもらおうと、クマが好きな奥様のアイデアを得てご主人が開発したのが、こちらのくま最中各400 円。まるでアイシングクッキーのような可愛らしい見た目で、これまでの最中の概念を覆されます! 通年販売の竜王戦バージョン(左)のほか、バレンタイン(右2つ)やハロウィンなど季節に合わせたバージョンを用意。

実はこちらのくま最中、2021年10月下旬に仁和寺で行われた将棋の竜王戦で、藤井聡太さんが食べていたことで一躍話題になったんです。龍をイメージして、蝶ネクタイには鱗カラーが使われています。対局の直後から毎日予約が殺到し、開店前に行列ができるほどだったとか。今も土曜は行列覚悟ですが、平日なら前日の17時までに電話予約が可能ですよ。

実際に食べてみると、見た目の可愛さとは裏腹に、甘さ控えめで大人なお味! 室町時代の僧・一休が製法を伝えたとされる「一休寺納豆」をあんに混ぜこんでいるのだとか。しょっぱい一休寺納豆が加わることで、全体的に香ばしい味わいに。これなら、普段甘いものをあまり食べない人でも楽しめそうです。

代表銘菓のひとつ、包み餅1個240円も人気。もちもちした生地と自家製こし餡、白餡、きな粉餡の組み合わせを堪能できます。贈り物には、詰合せ5個入1450円がおすすめです。桜・紅葉・楓・雪中花など、平安王朝時代の衣装に使われていた「かさめ色目」にあやかったという、雅なパステルカラーがとってもすてきですね。

■御室和菓子 いと達(おむろわがし いとたつ)
住所:京都府京都市右京区龍安寺塔ノ下町5-17
TEL:075-203-6243
営業時間:10〜17時
定休日: 水曜、日曜



今回は、京都でセンスの良い和菓子が購入できる3つのお店をご紹介しました。味はもちろん、見た目もおしゃれで洗練された和菓子は、人とは違う京都土産を贈りたい! という方にぴったりですよ。是非足を運んでみてくださいね。



Photo:ハリー中西、エディットプラス
text:武尾香菜(エディットプラス)


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