【台湾】どこか懐かしい!レトロな雰囲気にグッとくるリノベカフェ3選
熱気を帯びたガヤガヤしたイメージが先行しがちな台北ですが、市内には洗練されたカフェが点在しています。なかには古い建物はそのままに、内装だけを改装した「リノベカフェ」も多く見られます。ノスタルジーに満ち溢れた空間は、まるで時間が止まったかのよう。その時代を知らなくてもなぜかほっこり懐かしく感じてしまう、クラシカルな店舗をピックアップしました。
時が止まったような、香港式のレトロカフェ「窩窩wooo」
ノスタルジックな街並みが残る迪化街の人気カフェ。もともと貿易会社があった住居兼オフィスビルを改装しており、土台はそのままに、周辺エリアのレトロムードに合わせた雰囲気に仕上がっています。
日本統治時代のものと思われる店前の鉄格子(鐵窗花)も目を引きます。よくよく見ると富士山モチーフ! ここでまずパチリと写真を撮るのが定番です。
「窩窩wooo」の特徴といえば、迪化街のヒストリーを物語るインテリアの数々。漢方薬屋さんから譲り受けた年代物の薬棚をはじめ、台湾や香港で探し集めたヴィンテージ物が並びます。店のあちこちに置かれたレトロな小道具もフォトジェニック!
メニューは香港カフェスタイル。油で揚げるフレンチトースト「西多士」やドリンクなどで、香港式のカフェタイムを楽しみましょう。
■窩窩 Wooo(ウォーウォー)
住所:民生西路404號
TEL:02-2555-2056
営業時間:12~19時
定休日:不定休
台湾茶チョコと台湾茶が味わえる古民家カフェ「COFE」
大稻埕のメインストリート、迪化街沿いにあるカフェ「COFE(コフェ)」は、100年以上もの歴史を持つ「三進街屋」の建物をリノベーションしたカフェ。店内は古くから使用されている窓枠や梁などが残された趣ある雰囲気で、まるタイムスリップしたかのような気分になります。
こちらでまずいただきたいのは、台湾茶やコーヒー、ワインなどを使った特製チョコレート「COTE」各NT$50~。ショーケースにずらりと並んでいるので、実物を見ながら選ぶことができます。初めてなら、鐵觀音や東方美人など8種類の台湾茶チョコ食べ比べができるセット「台灣特色茶禮盒」NT$500がおすすめです。
COTE以外にもおすすめのメニューがたくさんあります!特に人気は厚切りトースト、自家製の季節のフルーツジャム、茹でたアヒルの卵、ハンドドリップコーヒーがセットになったモーニング。日本の喫茶店のイメージしたセットなのだとか。
■COFE(コフェ)
住所:迪化街一段248號2F
TEL:02-2552-8386
営業時間:10~18時
定休日:毎月最終火曜
歴史ある町のレトロモダンなスタバ「星巴克咖啡 艋舺門市」
言わずと知れたコーヒーチェーン、スターバックスコーヒー(星巴克咖啡)。日本各地で有形文化財を利用した店舗(リージョナル ランドマーク ストア)を展開していますが、台北にも歴史的に貴重な建物を再利用したリノベカフェがあります。
場所は龍山寺駅から徒歩5分、日本統治時代に建設された1935年落成の市定古蹟「萬華林宅」です。地元の名士だった林氏が住宅兼店舗として利用していた建造物で、1~2階が店舗になっています。
和洋折衷な雰囲気で、随所に知恵と工夫が凝らされた当時の生活の面影を見つけられます。レトロな扉や窓、重厚感のある石の階段などがなんともフォトジェニックです。
抹茶とエスプレッソを融合させた、美しいグラデーションの「抹茶咖啡」、甘さ控えめで繊細な味わいの蒸しプリン「原味布丁」など、地元のスターバックスで人気のメニューが多数。このほか、台湾限定メニューが不定期で、期間限定発売されるので、一度はぜひ体験してみてくださいね。
■星巴克咖啡 艋舺門市(シンパークーカーフェイ モンチアメンシー)
住所:西園路一段306巷24號
TEL:02-2302-8643
営業時間:7時30分~21時30分
定休日:無休
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