“大人味”のスイーツがコンビニに! ラム酒シミシミのサバランがカップケーキに( ローソン)
ラム酒をたっぷり使ったサバランは大人向けスイーツとして、ファンも多いはず。パティスリーでしか購入できないと思いきや、ローソンから「サバラン風カップケーキ」(295円)が発売されたので、さっそく購入してみました。伝統的なフランス菓子をカップケーキにアレンジし、カジュアルに楽しめるスイーツの魅力に迫っていきましょう。
「サバラン風カップケーキ」(ローソン)
サバランとはフランス発祥の殿堂的なスイーツで、洋酒を染み込ませたブリオッシュにクリームをのせたもの。「サバラン風カップケーキ」も生地にラム酒を使用し、カスタード、ブルボンバニラを使ったバニラクリームをトッピング。コンビニスイーツにアレンジしたサバランは、どのような味わいなのでしょうか?
フタを開けた途端、ラム酒×バニラがとっても芳醇に香ってきます。サバラン風といえどもしっかりとフレーバーを楽しめるため、フランス菓子のクオリティーを十分に再現できています。
まずバニラクリームをひと口味見すると、きめ細やかな舌触りと共に落ちついた甘みが広がりました。また、鼻から抜けるブルボンバニラのふくよかな甘い香りがたまりません。2層目のカスタードも優しい甘さなので、全体的に上品な味わいに調えている印象です。
最下層のパン生地は予想以上にラム酒がシミシミ。スプーンで生地を軽く押したら、お酒がじゅわっと溢れ出てくるほど。3層まとめて食べてみたところ、想定よりも甘みを含んだラム酒と2種類のクリームが相性バッチリ。洋酒ならではの甘口テイストがアクセントになり、全体のおいしさをグッと引き上げてくれています。
完食した後の感想は、上品で大人の味という印象。ラム酒の量が思っていたよりも多いので、“夜のスイーツ”としても活躍してくれるでしょう。
フランス気分を堪能できる「サバラン風カップケーキ」。定番のおやつに飽きた時は購入してみてはいかがでしょうか?
text&photo:西野文江
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