教会をリノベしたカフェ空間も魅力的! 神戸の人気老舗ベーカリー「フロインドリーブ」<神戸パン巡り①>

教会をリノベしたカフェ空間も魅力的! 神戸の人気老舗ベーカリー「フロインドリーブ」<神戸パン巡り①>

るるぶ&more.編集部 兵庫県 ベーカリー 神戸観光 パン カフェ
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神戸港の開港によって、外国人居留地として栄えた神戸。この土地でパン文化の基礎を作った名店や、その遺伝子を受け継ぐ人気店が、神戸はもちろん、日本のベーカリーシーンをけん引しています。今回は数ある名店のなかから、ドイツパンを神戸に広めた「フロインドリーブ」をご紹介します。

Summary

教会をリノベーションした荘厳な雰囲気の店舗

坂が多いことで知られる神戸。JR三ノ宮駅から山側に向かって10分程歩いた場所にある「フロインドリーブ」は、大正13年(1924)に創業した神戸を代表するベーカリーです。

異国情緒あふれる神戸の街並みに溶け合うかのようにたたずむお店。こちらの建物は、教会をリノベーションしたもので、1階にベーカリー、2階にはカフェが設けられています。

教会だった当時の雰囲気が今も残る2階のカフェは、フォトジェニックなスポットとして神戸を訪れる観光客からも人気。自然光が注がれる神聖な空間でランチやティータイムを過ごせるなんて素敵ですね♪

フロインドリーブでぜひ買いたいパンとお菓子3選

そんなフロインドリーブでぜひ買いたいパンや焼菓子をご紹介します。

まずは、茶色い生地が特徴的なブラウンブレッド(クルミ・レーズン入り)。フロインドリーブ定番の黒パンは、ライ麦特有の酸味を感じられる生地にクルミやレーズンが入って、食べ応えも申し分なし。チーズをのせてトースターで温めるのもオススメ!2種類のサイズがあり、Sサイズ540円、Lサイズ1080円です(写真はSサイズの断面)。

リボンのようなかわいいカタチをしたクロワッサン216円も、フロインドリーブを代表する人気商品のひとつ。昔からこのカタチなのだそうで、サクッとした食感とじんわりバターの旨みが特徴。噛みしめるたびに幸せな気持ちになれます♪

ドイツでは縁起が良いとされる豚の耳をモチーフにしたスイートハート(プレーン)10枚入り2106円。こちらも、サクサクとした食感とバターたっぷりのコクのある甘さを楽しめます。神戸土産としても人気の一品ですよ。

ドイツパンを広めた初代ハインリッヒ・フロインドリーブさん

創業者のハインリッヒ・フロインドリーブさんは、第一次世界大戦の捕虜として日本にやってきたそうです。終戦後も日本に留まり、敷島製パン(現:Pasco)の初代技師長として礎を築くと、神戸・中山手に自身の店として「フロインドリーブ」を開業。本場仕込みのドイツパンは、神戸に住む欧米人を中心に人気を集めました。

第二次世界大戦の空襲で店は焼失してしまいますが、ほどなくして従業員が復員。フロインドリーブさんは、パンの製造体制を整えて昼夜を惜しまずパン作りに励んだそうです。

菓子修行のためにドイツへ留学していた長男の二代目ハインリッヒ・フロインドリーブさんが帰国すると、ドイツパンやお菓子の製造にも力を注ぎました。

フロインドリーブのパンやゲベックは、基本の味や製法は昔のものを今も受け継いでいます。三代目のヘラさんも「おじいさんが作ったレシピはもちろん、手作りだからこそ出せる美味しさもフロインドリーブの魅力」と語ります。

そんなフロインドリーブがもうひとつ大切にしていることは、「神戸以外に出店しないこと」。これまでにも、たくさんの出店依頼を受けたそうですが、全て断っているそうです。

「神戸を出てしまうとフロインドリーブらしさがなくなるようで」(ヘラさん)。そんな神戸に根付いたお店だからこそ、三代にわたってパンを買いに訪れる常連さんもいるんですね。

初代のハインリッヒ・フロインドリーブさんから現・社長のヘラさんまで、三代にわたって守り続けられてきたフロインドリーブのパンとお菓子。初代のレシピを忠実に守り、全て職人の手仕上げにこだわる点が、神戸の人々に支持されている理由なのだと感じました。教会をリノベーションしたカフェは、一度訪れる価値ありです。神戸を訪れるときは、ぜひスケジュールに入れてくださいね。

フロインドリーブ
住所:神戸市中央区生田町4-6-15
TEL:078-231-6051
時間:10時~18時(カフェは~17時30分LO)
定休日:水曜(祝日の場合は翌平日)

Photo:ハリー中西 Text:津曲克彦

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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