【千葉・木更津】ドライブ途中に立ち寄りたい! 地元で愛されるロースタリーカフェ「MIFUNEYAMA COFFEE」
千葉県木更津市の住宅街にある「MIFUNEYAMA COFFEE(ミフネヤマ コーヒー)」は、房総半島では数少ないロースタリーカフェ。店内のロースターで自家焙煎したコーヒー豆を使って、注文を受けてから豆を挽いていれる本格ドリップコーヒーが堪能できます。コーヒーによく合うパンのプレートメニューや、自家製スイーツも豊富に揃うので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
Summary
穏やかな住宅街にたたずむ本格ロースタリーカフェ
木更津南ICやJR君津駅から車で5分ほどの住宅街に、ぽつりとたたずむ「MIFUNEYAMA COFFEE」。房総半島では数少ないロースタリーカフェとして2018年にオープンして以来、「本格的なコーヒーが味わえる」と、地元で愛されている名店です。
店名の由来は、君津市と富津市にまたがる標高138mの「三舟山(みふねやま)」から。オーナーは、「もともとは、三舟山のふもとで開催されていた朝市で、自家焙煎コーヒーを販売していたんです」といい、これがお店のルーツとなっているのだそう。
店内に入ってすぐのところで出迎えてくれるのは、アメリカ・ディードリッヒ社製の本格的なロースター! 焙煎技術を独自に学んだというオーナーは、コーヒー豆の産地や生産者の栽培方法をしっかり分析したうえで、その日の気候に合わせて、丁寧に豆を焙煎します。
こうして店内奥のカウンターには、それぞれにぴったりの方法で焙煎された、シングルオリジン(コーヒー豆の収穫されたエリアや農園、栽培品種、生産方法などが明確で、かつ一切ブレンドされていないもの)のコーヒー豆が、常時7・8種類ずらりと並びます!
コーヒーは注文を受けてから豆を挽き、一杯ずつハンドドリップでいれるというこだわり。平日でも地元のお客さんがひっきりなしに訪れる店内は、常にコーヒーの新鮮な香りで満たされています。
最高品質の豆でいれる、極上のドリップコーヒー
さっそく、オーナーのおすすめだというグアテマラ・エルソコッロ農園の豆を使って、コーヒーをいれてもらいました。標高1540~1860mの高地で栽培されたこちらの豆は、国際的な品質コンテストで何度も上位に入賞している、グアテマラ最高峰のコーヒー豆なのだそう。
「MIFUNEYAMA COFFEE」の「ドリップコーヒー」は、豆のグレードに関わらず、すべてHOT 400円、ICE450円と一律料金で味わえるのが良心的!
大きなマグカップにたっぷり入ったコーヒーは、チョコレートを連想させるような苦味と、ほんの少しチェリーのような酸味も感じられて、高級感のある奥深い味わいです。エルソコッロ農園の豆は100g 680円~購入することもできるので、気に入ったらぜひ!コーヒーと相性バツグン♪ 絶品プレートメニュー&スイーツはこちら
店内では、隣接するベーカリー「かさりんご」のパンを使ったプレートメニューも味わえます♪ なかでもおすすめなのは「たっぷりチーズのクロックムッシュ(サラダ・スープセット)」780円。(※春夏には、スープはヨーグルトに変更)
小麦の風味豊かな山型食パンに、手作りのベシャメルソース、ハム、チーズをたっぷり挟んだ人気メニューで、とろ~りアツアツのソースがあふれる濃厚な味わいは感動すること間違いなし!このほかにも「三舟山サンド」850円や、「フレンチトースト」620円など、コーヒーによく合うパンのプレートが揃うので、朝ごはんやブランチ利用にもぴったりです。さらに、スイーツメニューが豊富なのもうれしいところ。すべてパティシエによる手作りで、1番人気はこちらの「焼きプリン」400円。昔ながらの固めの食感と卵のやさしい風味が感じられるプリンに、ちょっぴりビターな自家製のキャラメルソースが絶妙のバランスです。
ロースタリーカフェならではのスイーツといえば、こちらのイタリアンドルチェ「アフォガード」550円もおすすめ。バニラアイスが入った器に「MIFUNEYAMA COFFEE」のエスプレッソを絡めていただきます!
アイスの上にまぶしてあるのはチョコレートではなく、自家焙煎したコーヒー豆。甘いバニラアイスに、エスプレッソやコーヒー豆の苦味がガツンと効いていて、コーヒー好きにはたまらないひと品です。
そのほかにも、カウンターのショーケースには、美しい手作りスイーツがずらり! 季節ごとに旬のフルーツをふんだんに盛り付けた「季節のタルト」550円など、どれも絶品です。
センスが光る「ボトルコーヒー」をおみやげに
ワインボトルのようなおしゃれな瓶に入った「ボトルコーヒー」は、おみやげに最適。中身は焙煎したてのコーヒー豆で、密封された瓶に入っているのは豆の酸化を防ぐためだそう。新鮮な状態がキープされているので、おうちでもおいしいコーヒーが楽しめますよ。
ちなみに、大きいボトルに描かれた鮮やかな羽の鳥は、“見ると幸せになる”といわれているグアテマラの国鳥・ケツァール。コーヒーの産地にちなんだ縁起のいいパッケージは、特別な日やお祝いごとのギフトにも、ちょうどよさそうですね地元で愛されるロースタリーカフェ「MIFUNEYAMA COFFEE」は、「マザー牧場」や「三井アウトレットパーク 木更津」からも車で30分以内の距離。千葉・房総半島へ観光に訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!■MIFUNEYAMA COFFEE(みふねやま こーひー)
住所:木更津市畑沢南5-8-9
TEL:080-9992-0689
営業時間:9~18時
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
千葉県内の観光情報についてもっと詳しく知りたい方は発売中の「るるぶ千葉 房総23」をご覧ください。
Photo:日下智幸
Text:齋藤京子
●この記事は「るるぶ千葉 房総23」を元に作成しています。
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