台湾好きさんは自由が丘へ!ヂェン先生のアイテムがいっぱいの「HAO-YIFU」
「好衣服(良い衣服)」というオーナー渡辺さんの造語で名付けられた「HAO -YIFU」。広々とした店内には「ヂェン先生の日常着」として知られる台湾の人気ブランド「鄭惠中布衣工作室」のカラフルなアイテムがズラリと並びます。普遍的なデザインにゆったりとしたシルエット、肌触りのよい生地が生む着心地に、一度着たらファンになること間違いなしです!
「ヂェン先生の日常着」は風合いのある色味とシンプルな形が魅力
「ヂェン先生の日常着」として有名な「鄭惠中布衣工作室」は、台湾・新北市にアトリエを構える、服飾デザイナー鄭惠中さんが手がけるブランド。流行にとらわれないデザインと着心地の良さが人気です。そんなヂェン先生の服に惚れ込んだ渡辺さんが、2020年7月、自由が丘にショップをオープンしました。
「ヂェン先生の服はとても楽なんです。形はシンプルだけれど、色のバリエーションがたくさんあるので飽きないのもいいですね。素材は綿麻や綿で、軽くて扱いやすいですよ」と魅力を語る渡辺さん。
豊富なカラーバリエーションの作り方は…
どれを買おうか迷ってしまうほどカラーバリエーションが多いヂェン先生のアイテムですが、実は使っている染料は8色のみ。1つの染料で濃い色味に染めたら、色が出なくなるまで染色に使用。回を重ねるごとに淡い色味になります。
また、一度使用した染料に別の色を混ぜることで、さまざまな色を作り出しています。同じ色味でも微妙に異なるので、それもまた味になっているんです。サイズはS、M、Lの展開ですが、色と同じく個体差があるので、試着をしてぴったりのものを探してみてください。
1つの染料を数回使用するほかにも、ヂェン先生は環境に配慮して縫製をアトリエから歩いて取りに行ける距離に住む女性たちに依頼しています。また、イヤイヤ作ってもらうことはしたくないという思いからノルマはなく、作る量はその人次第だそう。
環境やスタッフへのやさしさに、渡辺さんは「それも着ていて気持ちがいい理由ですね」と言います。しかも、それぞれのスタッフが担当するのは1つのモデルなので、縫製技術はどんどんアップし、製品一点一点のクオリティが高くなるそうです。
一番人気のアイテムはパルーンパンツ!
ゆったりとしたバルーンパンツ各1万3200円は一番人気のアイテム。タイプは、レギュラー(左)と細身(右)のふたつ。普通にはくだけでなく、ゴムが入った裾を上に上げれば、シルエットを変えて楽しむことができますよ。
台湾では鮮やかなカラーを好む人が多く、ピンクは人気カラーのひとつ。チャイナシャツ各1万6500円は、一枚で着ても、Tシャツなどの上に羽織ってもかわいく着ることができます。
洋服のほかには小物類も。Sサイズのハンカチ各660円は手頃な価格なので、色違いで揃えたくなってしまいますね。Mサイズのハンカチやフロシキもありますよ。
バッグ各3300円もカラー展開が豊富なので、コーディネートのアクセントに使えそうですね。ひとつひとつ大きさが違うので、よくチェックしてみてください。
フラットシューズ9900円は、台南発のブランド「hanamikoji-花見小路」とのコラボレーション。かわいさはもちろん、クッション入りのソールで歩きやすいと評判です。
淡い色でまとめたり、気分が上がるビビッドカラーを取り入れたり、さまざまなコーディネートがかなうヂェン先生の服。綿や麻のアイテムは、これからの季節に大活躍するものばかりなので、春・夏の装いを探しに行ってみてはいかがですか?
■HAO-YIFU(はお いーふ)
住所:東京都世田谷区奥沢2-37-7 ロザンマンション103
電話番号:03-5726-8141
営業時間:12〜17時
定休日:月・木曜
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
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