1日10個限定!きんつば専門店「鎌倉いとこ」のとろける“おしるこぷりん”
鎌倉を代表するきんつば専門店「鎌倉いとこ」で“おしるこぷりん”という名の気になる和風プリンを発見!上段につぶ餡、下段にとろっとろのなめらかプリンを配した2層スタイルのプリンは、一度口にしたらやみつき間違いなしのひと品です。多いときで1日3千個を売上げるというお店自慢の「きんつば」もお見逃しなく!
駅からすぐ!小町通りにある“きんつば専門店”
「鎌倉いとこ」は、江ノ電の長谷駅に本店を構える“きんつば専門店”。今回ご紹介する「小町通り店」は、その2号店にあたります。
お店へは、鎌倉駅東口から歩いて4分ほど。小町通り入口の鳥居をくぐり、そのまま少し進むと到着です。
えんじ色の和モダンな店内にはテイクアウトカウンターのほか、イートインスペースも。タイミングが合えばきんつばを焼いている様子を眺めながら、甘味を楽しむこともできます。焼き立てが食べたい場合は、ぜひリクエストを!目の前で焼いてくれますよ!
江戸時代に関西で発祥したとされる伝統和菓子・きんつば。一般的には寒天で固めた小豆餡を小麦粉や米粉で衣をつけて焼き上げたものを指しますが、ここ「鎌倉いとこ」の看板きんつばは“かぼちゃ餡”なんです。
その特徴は、やさしい甘さともちもち食感。北海道産のえびすかぼちゃを使用した餡に奈良・吉野のくず粉を加えて、もっちりとした食感に。秘伝の薄衣には、小麦粉のほか2種類の米粉をブレンドすることで、よりもちもち感をプラスしているのだとか。
ショーケースには定番の「かぼちゃきんつば」をはじめ、小倉、安納芋、抹茶、黒ゴマ、くるみなど季節の味を含め14種類が並びます。専門店ならではの変わり種きんつば「ゆずレモン」や「生チョコ」も要チェックです。
イートイン限定!選べるきんつばとお抹茶セット
鎌倉さんぽのおやつやおみやげにと、テイクアウトをする人が多いそうですが、実は店内でお抹茶セットとしていただくこともできるんです!きんつばは、 14種類のなかからお好きなものを1つどうぞ。一番人気はやっぱり「かぼちゃきんつば」なのだそう。
こちらは、先ほどふれた生チョコを使ったきんつばです。2種類のチョコレートを小豆餡に練り込んで蒸しあげた「生チョコ(黒)」と、白餡にホワイトチョコレートを練り込み、フリーズドライのイチゴを加えた「生チョコ(白)」。
意外にも洋風のきんつばとお抹茶の相性は抜群!口の中いっぱいにとろけるチョコレート餡の上品な甘さを堪能してみてください。
“和菓子屋が作る和風プリン”がコンセプトの「おしるこぷりん」
さまざまな種類のきんつばを展開する「鎌倉いとこ」ですが、実は売切れ必至&今注目の隠れ商品があるんです。それがこの「おしるこぷりん」。
メインのきんつば製造の合間に作っていることもあって、1日10個限定。味はカスタード、天竜抹茶、ほうじ茶の3種類ありますが、すべてひっくるめて限定10個なのだそう。
上段は、つやつやの餡子ゾーン。つぶ餡にゼラチンを加え、ぷるんとした弾力のある層になっています。下段のなめらかプリンとの味のバランスを重視し、あえてつぶ餡の甘さは控えめにしているのだとか。
トッピングの白玉や季節のフルーツ、そしてモミジ型にカットしたきんつばの切り落としもアクセントになっています。
下段のなめらかプリンまでしっかりとすくって、つぶ餡といっしょに食べるのがポイントです。プリンのとろとろ食感とやさしい甘さのつぶ餡が合わさって、まさにおしるこを食べている感覚に!
よりミルキーさを求める人には、カスタード味。落ち着いた甘さが好きな人は、抹茶味を。香ばしさを楽しむほうじ茶味もおすすめです。
今回ご紹介した以外にも、塩漬けの桜の花と葉を桜餡に練り込んだ春季限定の「桜きんつば」1個260円や、「鎌倉スパイス」880円など、ほかにはないメニューが充実している「鎌倉いとこ 小町通り店」。鎌倉散策の途中にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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