玉の湯

【京都】レトロ可愛いタイルとグッズが魅力の銭湯「玉の湯」でノスタルジックなひとときを

京都府 銭湯 サウナ タイルアート 陶芸 るるぶ&more.編集部
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京都の街なかにある「玉の湯」は、明治時代創業の銭湯。陶芸家でもある女将さんがデザインしたタイルやオリジナルグッズが愛らしくて癒やされます。サウナや水風呂も完備。古き良き京都の下町風情を感じながら"ととのう"ひとときを過ごしに、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。

Summary

明治時代創業の銭湯をセンスよくリニューアル

玉の湯

京都市役所にほど近い、京の街なかにある「玉の湯」。明治27年(1894)創業の銭湯の建物を、先代が昭和初期に買い取って始めたのだそうで、現在は3代目になるご夫妻が営んでおられます。外壁の左右の温泉マークのタイルは京焼の作家でもある女将さんの手作りです。

玉の湯

のれんをくぐって中に入ると、入り口に展示されているのがこちら。2021年にフロント周りをリニューアルしたときに、床下から出てきたという昭和初期の頃のマジョリカタイルと古銭です。女将さんによって金彩が施され、まるでアート作品のよう。

玉の湯
玉の湯

広告入りの鏡や御釜型のドライヤーが昭和レトロな雰囲気を醸す脱衣所。掃除が行き届いていて清潔感にあふれています。脱衣所の片隅にはさりげなく女将さんの陶芸作品が飾られていたりします。

タイル愛に満ち溢れた浴室に癒やされる

玉の湯

浴室には、浅風呂と深風呂、サウナと水風呂のほか、ジェット風呂や電気風呂も備えられています。随所にポップな色あいのタイルが貼られているのを探すのも楽しいものです。

玉の湯
洗面台のタイルは昭和レトロな雰囲気を醸すお花の模様
玉の湯
こちらは女将さんが手作りして窯で焼き上げたというオリジナルのタイル。玉の文字がモチーフになっています
玉の湯
オレンジ色のタイルがとってもキュート
玉の湯
レモン色のタイルをカランのそばで発見

タイルの補修も経営者ご夫妻がご自身でなさっているそうで、「どんなタイルを使おうかと考えるのが楽しくて愛おしくて」と女将さんが話してくれました。

玉の湯

浴室の奥にはサウナ室があります。ドアのすぐ前にある天然地下水の水風呂とセットで、心地よく"ととのう"ことができます。

玉の湯

湯上がりに飲んでみたいのがラベルもかわいい箕面ビール各500円。銭湯では珍しくクラフトビールを置いています。栓を抜いてここで飲むもよし、おみやげに持ち帰るのもよし。このビールをわざわざ買いに来る人もいるほどだそうです。

Tシャツやサウナタオルなどオリジナルグッズが魅力

玉の湯

女将さんの作品はフロントで販売しています。京焼の陶製マグネット各1000円は水風呂の吐水口のヒツジとライオンをデザイン。ひとつひとつ手作りなので同じ表情のものはないのだとか。「湯」をモチーフにした金彩ピンバッジは1500円です。

玉の湯

オリジナルのTシャツ2500円のほか、下着類も販売されているので、着替えを持たずにふらりと立ち寄って入浴することもできて便利です。

玉の湯

玉の湯オリジナルのタオルハンカチ各880円は今治タオルのイケウチオーガニックとのコラボ。日本のタオル産地を応援したいとの女将さんの思いがカタチに。肌触り良く吸水性に富んで使いやすく、おみやげにもおすすめです。

玉の湯

サウナタオル3200円もイケウチオーガニックとのコラボ。薄手の手ぬぐい生地と吸水性の良いタオル地を組み合わせ、長さも充分あるので頭や身体に巻きやすいとサウナ愛好家に好評です。これを手に入れたら、旅先でのサウナ銭湯巡りが楽しくなりそうです。

玉の湯
住所:京都府京都市中京区亀屋町401
TEL:075-231-2985
営業時間:15〜24時
定休日:日曜
料金:450円

Text&Photo:杏編集工房 中島彰子

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