浅草橋で台湾トリップ! レトロかわいい台湾食堂「家豆花」で本場さながらのごはん&スイーツを

浅草橋で台湾トリップ! レトロかわいい台湾食堂「家豆花」で本場さながらのごはん&スイーツを

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JR浅草橋駅から徒歩4分にある台湾家庭料理店「家豆花(じゃーどーふぁ)」は、“台湾のおばあちゃんの家”をテーマにしたレトロかわいい空間。本格的なルーロー飯や豆花、台湾カステラなど、人気の台湾スイーツ&ごはんが楽しめます。まるで台湾に迷い込んだかのような店内でおいしいグルメ&スイーツをいただけば、東京にいながら台湾トリップ気分が味わえますよ♪

Summary

“台湾のおばあちゃんの家”をテーマにしたノスタルジックな店内がステキ

古くからの問屋街で知られる、下町情緒あふれる街・浅草橋。アクセサリーパーツや梱包用品などの問屋が並ぶ江戸通り沿いに、台湾家庭料理店「家豆花」はあります。

エメラルドグリーンの木枠がはめ込まれたガラス戸の入口には、台湾で縁起物の「福」や「春」の文字があしらわれていて、いかにも本場っぽい雰囲気!

それもそのはず、店主・山岡香葉さんの祖父は、1970年代に台湾南部の屏東(ピンドン)から、東京に移住した台湾人。山岡さんは日本で育ちましたが、食卓にはいつも台湾料理が並んでいたといい、“子どものころから親しんできた台湾の家庭料理を提供したい”と2020年2月、このお店をオープンしました。

家族や親戚とともに手作りしたという店内は、“台湾のおばあちゃんの家”をイメージしたノスタルジックな空間。天井からは薄暗い豆電球がぶら下がり、実際に祖母の家から持ってきたという日用品や雑貨などが、ところ狭しと飾られています。

内装のアクセントになっている壁のエメラルドグリーンは、台湾のなかでも特に日差しの強い屏東で、“日焼けして色あせたグリーン”をイメージし、自分たちで塗装したのだそう。

台湾の伝統的な客家花布(はっかはなぬの=牡丹の花模様が描かれた鮮やかな布地)を使用した、かわいい小物もいたるところに散りばめられているなど、まるで現地のカフェにいるような気分に浸れる内装が、とにかくステキなんです♪

豆花からルーロー飯まで、身体にやさしい台湾の“家庭の味”を召し上がれ

山岡さんのこだわりは内装だけでなく、もちろんメニューにも! 「家豆花」で提供するメニューは、すべて添加物不使用で、子どもからお年寄りまで安心して食べられる、身体にやさしいものばかり。

イチオシは、こちらの「Sセット」1000円。トッピングが盛りだくさんの「総合豆花」をメインに、ミニサイズのルーロー飯と大根スープも付いているので、ランチとして注文する人も多いのだとか。ごはん少なめ&スイーツ大きめは、女子にはうれしい組み合わせ!

「最近の豆花は、フルーツがのっている華やかなものなども見かけますが、これが昔ながらのトッピングなんですよ」と、山岡さん。「総合豆花」には、美容や健康によいとされる5種類のトッピング(シロキクラゲ、緑豆、ハトムギ、小豆、黒糖タピオカ)がのっていて、食べごたえがありそうです。※写真のトッピングは芋圓(ユーユェン)+100円も追加

自家製の豆乳で作るという豆花は、口の中でなめらかにとろけて、シロップのほのかな甘みとともに、やさしい味わいが広がります。シロキクラゲのコリコリとした食感や、黒糖タピオカや芋圓のモチモチ感もアクセントになっていて食べ飽きません。

地方や家庭によって味付けが異なるというルーロー飯は、山岡さんが家で食べていた、そのままの味を提供。豚肉には、八角などのスパイスを使用しないというのも特徴です。しっかりと甘辛い味付けが効いているので、ご飯がどんどん進みますよ。「ルーロー飯セット(スープ&デザート付き)」1000円もあるので、がっつり食べたい人はこちらを!

また、鶏だしと塩で味付けたシンプルな大根スープは滋味深い味わい。この味を懐かしむ台湾出身のお客さんも多いのだといいます。

毎日数量限定で提供している「台湾茶&台湾カステラSet」700円は、ひと息つきたいときにぴったりなメニュー♪

手作りの台湾カステラは、ふんわりきめ細かい生地で、口の中でしゅわっと消えていくような軽い食感が特徴です。卵のやさしい味わいも感じられて、あまりのおいしさに食べる手が止まりません。

台湾茶は、緑茶のようなすっきりとした飲み心地と、フルーティーな香りが楽しめる高級ウーロン茶「阿里山茶(ありさんちゃ)」。レトロなグラスはなんと500㎖もの大容量で、たっぷり飲めるのがうれしいですね!

テイクアウト用の手提げもレトロで胸キュン♪

「家豆花」のメニューは、すべてテイクアウトOK。持ち運びやすいよう、レトロなテイクアウト用の手提げに入れてくれるので、思わず写真に収めたくなってしまいます! こちらは、台湾の屋台でおなじみのさっぱりスイーツ「愛玉」500円。

台湾固有のつる性の植物・愛玉子(オーギョーチ)の果実から作られた天然のゼリーで、つるんとしたのど越しのよさと、レモンの酸味が効いたシロップの相性が絶妙です。

おみやげにぴったりのお菓子や雑貨もチェック!

いろいろなものがごちゃっと置かれたレジの周りは、台湾菓子や台湾雑貨の販売コーナーになっています♪

そのなかでもひときわ存在感を放っているのが、こちらの「客家花布クッキー」650円。台湾の伝統的な模様のアイシングを施した鮮やかな色合いのクッキーは、しばらく食べずに飾っておきたいほどのかわいさ!

台湾でおなじみのナイロンバッグをモチーフにした「キーホルダー」1500円は、山岡さんたちが一つずつ手編みで手作りしているというオリジナル商品。それぞれに台湾グルメや電気鍋などのミニチュアパーツがついていて、独特のセンスが光ります。

(右から)山岡さん、親戚のおばさま、山岡さんの妹さん
(右から)山岡さん、親戚のおばさん、山岡さんの妹さん

台湾にルーツをもつ女性たちが切り盛りする、台湾家庭料理店「家豆花」。本場の味を懐かしんで訪れる、台湾人のお客さんも多い名店です。なかなか海外旅行に行けない今、東京の下町で、台湾トリップ気分を満喫してみませんか?


Photo & Text:齋藤京子

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