食・グルメ
2022.05.12
下北沢「Belleville Brûlerie TOKYO」で日本初上陸のパリ発スペシャルティコーヒーに舌鼓
下北沢「Belleville Brûlerie TOKYO（ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ）」は、パリのスペシャルティコーヒーの先駆者的な存在である「Belleville」の日本初上陸店です。店内に焙煎所も備え、高品質のコーヒーを提供していますが、お店のコンセプトはコーヒーをもっと身近に感じられるよう、日常使いができるということ。また代表を務める佐藤成実さんはサイフォンの世界チャンピオン。佐藤さんがいれるサイフォンコーヒーをぜひ味わってみたいと思い、早速お店へ行ってきました！
Summary
コーヒーをもっと身近に！パリのスペシャルティコーヒーが日本初上陸
下北沢駅前の商業施設、「（tefu）lounge」1階にオープンした「Belleville Brûlerie TOKYO」。パリのスペシャルティコーヒーの先駆者的な存在である「Belleville」の日本初上陸店として注目を集めるお店です。「スペシャルティコーヒー」というとなんだか敷居の高いお店を想像してしまいますが、このお店の特徴は日常使いができるということ。
コーヒー豆の生産者と強いつながりがあるため、安全性が高くおいしいコーヒーの調達が安定的にできるそうです。お店では4種のオリジナルブレンドを提供。浅いりにも深いりにも寄りすぎず、だれでも飲みやすいクセのない味に仕上げているそうで、毎日でも飲める味を実現しているといいます。さらにスタッフのみなさんがコーヒーの相談にものってくれるそうなので、コーヒーに詳しくない人でも安心して楽しめるお店なんです。
また「Belleville Brûlerie TOKYO」は店内に焙煎所を備えていて、焙煎したての豆を計り売りで購入できるのも魅力のひとつ。初めてのコーヒー豆を1袋で買うのは勇気がいるという人には、フランス語でお試しという意味の「エッセ」のサイズがおすすめ。50g以上から10g単位で購入ができるそうです。
世界チャンピオンが目の前でいれてくれるサイフォンコーヒー
このお店のもうひとつの特徴が、代表の佐藤成実さんが2016年の「ワールドサイフォニストチャンピオンシップ」で優勝した世界チャンピオンだということ。コーヒーは「本日のコーヒー」M390円、L440円、「ハンドドリップ」600円、「サイフォン」800円の3種類から選べますが、ここはやはり「サイフォン」をオーダーして佐藤さんのいれるコーヒーを味わってみたいところです。
「Belleville Brûlerie TOKYO」は店内はカウンター席のみで、店外にテラス席がありますが、サイフォンを注文するならおすすめはカウンター席。サイフォンを使い目の前で一杯一杯丁寧にいれてくれる様子を、目で楽しむこともできます。コーヒーの香りが漂ってくる瞬間は、満ち足りた気持ちになりますよ。
この日はオリジナルブレンドから、深いりの「ラ トラディション」をチョイス。パリのオーナーが昔訪れた日本の喫茶店を思い出しながら手がけたというブレンドは、味わい深さが印象的です。
サイフォンの特徴は、熱源が近い状態で温められるため温度が高くなり、香りが立ちやすいことだそうで、豊かな香りを楽しむことができます。
また布のフィルターの方がペーパーフィルターより目が粗いため、コーヒーのもっている油分までおろしてくれるといわれており、冷めてくると油分を感じてとろんとした印象になるそうです。
コーヒーに合うようにチョイスされた焼き菓子とのペアリングを楽しむ！
焼き菓子は常時2・3種類を販売。フランスにゆかりのあるものや、コーヒーに合うように作られたお菓子を取り扱っているそうです。この日販売されていたのは「メレンゲ」230円と、「チョコレートクッキー」280円。
さくっとした食感がたまらないメレンゲは、コーヒーと最高のマリアージュを見せてくれます。ころんとした見た目もキュート！
チョコレートクッキーはしっとりとしたタイプで、大きめのチョコがたっぷり！チョコのような濃厚さが特徴の「ラ トラディション」との相性も抜群でした。
お店の外のスペースにはゆったりとしたテラス席も完備している「Belleville Brûlerie TOKYO」。外の空気を吸いながらのんびり過ごすのはもちろん、駅へのアクセスもよいため、ちょっとした空き時間に立ち寄るにもおすすめです。
おいしいコーヒーをもっと身近に。「Belleville Brûlerie TOKYO」でそんなひとときを体験してみませんか。
TextPhoto：上野郁美（エフェクト）
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