京都の桜が見えるカフェ「Cafe&Bar POCHER」で、桜色のプリンを
京都の歓楽街 をサラサラと流れる高瀬川。そのほとりにある建物の2階にあるのが「Cafe&Bar POCHER(カフェアンドバー ポシェ)」。春になれば満開の桜を眺めつつ、川のせせらぎに耳を傾けて過ごす優雅なひとときを味わえます。ワイングラスに入ったクラシックなプリンが有名ですが、ランチのコスパもよくおすすめです。
Summary
春には窓越しに花見が楽しめる、リバーサイドカフェ
「Cafe&Bar POCHER」があるのは、四条木屋町から少し南の高瀬川の川沿い。三条木屋町から四条木屋町までが、若者の集まる歓楽街のイメージが強いですが、四条通を下がると、ぐっと落ち着いた雰囲気に。
高瀬川西岸の西木屋町通から南に入ったところにある2階建ての建物の2階部分が「Cafe&Bar POCHER」。
川に面した壁は全面窓になっていて、見晴らしもよく、開放的。
おひとりさまでも使い勝手のよい西木屋町川の席も用意されており、春には、満開の桜を眺めることができます。
ワイングラスに入ったクラッシックなプリンと季節のフレーバープリン
こちらの名物は、ワイングラスに入ったプリン。クラシックなルックスがキュートです。かわいらしい見た目以上にこだわっているのが味。自家養鶏の卵の卵黄だけをたっぷり使って濃厚に仕上げたプリンに対し、ホイップは植物性のクリームを使って軽やかに。
仕上げ(別添え)のカラメルソースの軽く焦がしたほろ苦さが、全体の味を引き締めます。
「クラッシックプリン」はもちろん、季節ごとに繰り出されるフレーバープリンも、新作が登場するたびに話題に。チョコミントやホワイトチョコレート、ロイヤルミルクティーなどのフレーバープリンが、季節やイベントに合わせて登場しているそう。訪れるたびに新たなフレーバーに出合えるのもいいですね。
春の訪れとともにメニューに並ぶのは「桜のプリン」。窓越しの桜とともにいただく「桜のプリン」はとってもフォトジェニック。ミルク多めのミルキーな味わいで、抹茶のソースのほろ苦さで味にコントラストをつけていただきます。
おしゃれなフレーバーティー、自家製レモネードなどドリンクの品揃えも充実
濃厚なプリンと合わせたいのが、「フレーバーティー」。スウィートホワイトピーチやベリーガーデンなど全6種類。
今回は、さわやかな「翡翠レモン」をチョイス。翡翠をイメージした緑茶葉にレモングラスやペパーミントをブレンドした香り、喉越しとともにさわやかな一杯です。フードやデザートとセットにすると、どのドリンクも100円引きになります。
「自家製レモネード」は甘くて酸っぱくて、すっきりとした後味。夏にもぴったりです。
1000円以下の高コスパランチもお見逃しなく!
ワイングラス入りのプリンで一躍有名になった「Cafe&Bar POCHER」ですが、実はフードメニューがイチオシ。シェフはカフェやレストランだけでなく、学食や介護施設の食事調理など食にまつわるさまざまな現場で働いてきた経験の持ち主。栄養バランスなども考慮しながらメニューを作成しています。
春の新作は、バジル香る「ジェノベーゼ風ペンネ」。ペンネは、端っこまで柔らかくなるように、常温水に浸して下ごしらえ。注文が入るたび茹でるので、もちもちの食感に、しっかりと味がしみこみます。じゃがいも、いんげんの定番の具材にチーズをたっぷりとかけていただきます。
とろり半熟卵が1個分、生野菜のサラダ、豆のピクルス、パンがついて1000円以下と、この立地にして高コスパ。
お昼12時には列のできる人気店ですので、開店を狙っていくのがベスト。高瀬川のせせらぎを眺めつつ、落ち着いたひと時を過ごしませんか。
■Cafe&Bar POCHER(かふぇあんどばー ぽしぇ)
住所:京都府京都市下京区船頭町237−5 2階
TEL:075-708-2675
営業時間:11〜21時(20時30分LO)
定休日:無休
アクセス:阪急「京都河原町」駅から徒歩2分
Photo: photo scape CORNER.大﨑 俊典
Text:京都ライター事務所 小西尋子
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。