食・グルメ
2022.04.06
兵庫・芦屋「菓子屋 月ノ葉」のかわいすぎるパフェと、むっちりフィナンシェ！
兵庫県芦屋市に2021年10月に誕生した「菓子屋 月ノ葉（かしや つきのは）」は、多彩なフィナンシェと季節のパフェが名物。パティシエの感性を生かした独自のフィナンシェや、見た目も美しい可憐なパフェに、好奇心がくすぐられます。大きな窓から明るい日が差し込む店内で、気持ち良いカフェタイムを過ごしましょう！
入って左はショップ、右はカフェスペース
「菓子屋 月ノ葉」があるのは、阪神「打出駅」から北へ徒歩3分ほどのところ。コンクリート造りのシンプルな店舗とあって、一見お菓子屋さんとは思えないかも。
運営元は三宮にある実力派創作料理レストラン「柏木（かしわぎ）」。若者が活躍できる場所を作りたい、とのオーナーの思いから、フィナンシェを中心とした焼き菓子とパルフェのお店「菓子屋 月ノ葉」が生まれました。
入って左側はテイクアウト専門の「SHOPスペース」、右側はカフェ利用ができる「SALONスペース」に。利用シーンに合わせ、扉を開けて中に入りましょう。
白味噌やトリュフなど多彩なフレーバーが並ぶ「フィナンシェ」
まずは「SHOPスペース」へお邪魔します。
手前には焼き菓子のショーケース、奥にはキッチンスペースが広がります。基礎部分をあえてむき出しにしたデザインが実におしゃれ。
大きく取られた窓からはたっぷりの光が差し込み、買い物時間を心地よく演出します。
看板商品の「フィナンシェ」は、なんと16種類もの味をラインナップ。定番のほか、トリュフやチーズ＆ペッパー、ほうじ茶、ベーコン＆チーズなど、どんな味なのか想像がつかないものも多数あります。「フィナンシェ独特の食感は大切にしながら、どこにもない味わいを目指して作っています」とパティシエの南さん。
なかでも人気はこちらの3種類、左から「アールグレイ」「黒豆きなこ」「白味噌」です。さくっとした歯触りが楽しい「アールグレイ」はピスタチオをトッピングして香ばしさもプラス。和の素材と絶妙にマッチした「黒豆きなこ」、甘さ控えめで塩気も楽しめる「白味噌」と、独創性のある味わいに酔いしれちゃいます。
テイクアウトの場合は、8個入り 1700円が基本セットです。好きな味を自由に選んで伝えれば、専用ボックスに詰め合わせてくれます。
イートインの場合は、「フィナンシェ」3種類、「バスクチーズケーキ」1種類、「テリーヌショコラ」と好きなドリンクがセットになった「月ノ葉 tea set」（1700円）を。
見た目もかわいすぎる「季節のパルフェ」
「SALONスペース」はダークグリーンのソファが印象的な落ち着いた空間。座席数もゆったりとられ、腰を落ち着けてくつろげる雰囲気です。
こちらでは、各種SNSで話題沸騰中の「季節のパルフェ」をぜひ食べておきたいところ！
取材日には、「苺」がお目見えしていました（4月末頃まで）。イチゴを中心に据えつつ、日本茶や日本酒を忍ばせることで和と洋のマリアージュを演出したパフェです。
マカロンやフランボワーズのムース、玉露のアイス、櫻正宗（日本酒）のジュレ、レアチーズムース、知覧茶クランブルなどなど…、なんと16種類もの甘味が一堂に会します！
「どこにもない、“月ノ葉”だけのパフェにしたいといつも考えています。イチゴのパフェも、うま味の強い緑茶を使ったり日本酒のジュレでキリッとさせたりと、ちょっと変わった風味をお楽しみください」と南さん。
その言葉通り、イチゴをしっかりと感じながら渋みやうま味も絡み合い、初めてのおいしさについにんまり。どの部分をすくっても異なる味わいで、あっという間にグラスが空になってしまいました。
なかなかお目にかかれない、特別なおいしさが楽しめる「菓子屋 月ノ葉」。新しいスイーツ体験へ出かけてみてはいかが？
Text：木村桂子（ウエストプラン）
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