写真提供:弘前観光コンベンション協会

【青森/弘前さくらまつり】世界が見惚れる桜の名所!みどころ徹底解説

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「みちのく三大桜名所」や「日本三大桜名所」のひとつにも数えられる青森県の弘前公園。美しい弘前城周辺に約2600本の豪華絢爛な桜が咲き誇ります。オススメの撮影スポットや観光舟、屋台グルメなど弘前さくらまつりを120%楽しむコツをご紹介します!

Summary

「みちのく三大桜名所」のみならず、「日本三大桜名所」にも数えられる青森県の弘前公園。4月下旬から5月上旬にかけて、ソメイヨシノを中心にシダレザクラ(枝垂れ桜)、ヤエザクラ(八重桜)など52品種・約2600本の桜が咲き誇ります。

シーズンには多くの観光客や市民が訪れ、弘前城や岩木山と桜のコラボレーション、夜桜ライトアップ、花筏などの美しい景色はもちろん、観光舟、出店屋台などのイベントもあり、たっぷりと楽しめる日本有数の桜の名所です。

ビュースポットの春陽橋。目線の高さで桜を楽しめる
ビュースポットの春陽橋。目線の高さで桜を楽しめる

弘前の桜は、青森名物・リンゴの剪定技術が生かされており、リンゴと同じく低い位置に咲くように手入れがされています。目線の高さでボリュームのある桜を見られ、その迫力から「日本一美しい」とも呼び声が高いんです♪

それではオススメビューポイントをご紹介しましょう!

ビュースポット①弘前城×岩木山とコラボした圧巻の絶景

写真は天守が移動された現在の様子
写真は天守が移動された現在の様子/写真提供:弘前観光コンベンション協会

藩政時代に弘前藩を治めた津軽家の居城であった弘前城。3層の天守や郭・土塁・濠といった遺構が当時のまま残されています。現在は石垣修理工事が行われており、天守は元の場所から約70mほど移動しています(※完成は早くても2025年以降)。

本丸周辺には多くの桜が咲き誇り、遠くには青森県最高峰の岩木山がお目見え。天守の狭間や窓からは桜とのコラボレーションを楽しむことができます。

本丸・北の郭エリアはさくらまつり会期中7〜20時までは入場が有料ですが、早朝であれば入場は無料(公園は24時間開放)。朝は比較的人が少なく、空気も澄んでいるのでゆっくりと鑑賞したい人にはオススメです♪

ビュースポット②ピンクの花びらが舞い落ちる花筏

外濠を埋め尽くす花筏
外濠を埋め尽くす花筏/写真提供:弘前市

ソメイヨシノの満開の時期が過ぎると、ひらひらと散りゆく桜が水面に浮かぶ幻想的な光景を見ることができます。

外濠を埋め尽くすピンクの花びらは、花筏(はないかだ)と呼ばれ、まさに桜のじゅうたんのよう。

オススメの撮影スポットは追手門〜東門前の外濠。心地よい風が吹けばドラマのような花吹雪にも出会えるかもしれませんよ♪

ビュースポット③観光舟に乗ってゆっくり水上花見

中濠をゆっくりと進む観光舟(営業時間:9〜17時[最終乗船16時30分]、料金:大人1000円※定員13名)
中濠をゆっくりと進む観光舟(営業時間:9〜17時[最終乗船16時30分]、料金:大人1000円※定員13名)

期間中は観光舟が運航されます。東内門東の石橋付近の桟橋から出発する約25分の中濠クルーズでは、ふだん見ることのできない場所から桜を観賞。船頭が漕ぐ和舟に乗って情緒もたっぷりです。

西濠で水上から花見を楽しもう
西濠で水上から花見を楽しもう(営業時間:9〜17時、料金:60分1艘1000円※定員3名)

また公園の西側に位置する西濠ではさくらまつり期間中手漕ぎボートを貸し出しています。西濠は園内の濠のなかで最も幅広く、ひらけた景色の両側に満開の桜が連なります。

水面に映る桜を愛でつつ、ゆっくりとしたペースで進む水上からの花見も粋ですね♪

ビュースポット④ロマンチックな桜のトンネル

西濠沿いにある桜のトンネル
西濠沿いにある桜のトンネル/写真提供:弘前市

西濠沿いにある約360mの桜並木「桜のトンネル」は地元の人にも人気の場所。桜の枝が低い位置に延びているので、見上げると桜が間近に迫ります。

散策路にはベンチが設けられており、腰をかけてゆっくりと桜を眺めたり、スケッチをしながら楽しむ人も。早朝​​の時間帯は観光客も少なく、観賞するのにオススメです。

満開後は散った花びらが西濠を覆い、ここでも花筏の美しい姿を見ることができます。

ライトアップイベントも開催♪

西濠ライトアップの様子
春陽橋から見た西濠ライトアップの様子/写真提供:弘前市

さくらまつり期間中は毎日日没〜20時30分までライトアップも実施されます。

夜のオススメスポットは西濠。赤い春陽橋から見る桜はドラマチックで思わずため息が出るほどの美しさ。桜のトンネルを通って春陽橋の反対側、西濠のボート乗り場からの眺めもオススメです。

弘前城天守や、弘前公園最長寿のソメイヨシノ、日本一太いといわれるソメイヨシノなどもライトアップされるので、昼の姿とはまた違った美しさを堪能しましょう!

さくらまつりをもっと楽しもう!

出店屋台ではグルメも堪能
出店が並ぶ四の丸エリアではグルメも堪能/写真提供:弘前観光コンベンション協会(※写真は過去の様子)

弘前さくらまつりの楽しみはまだまだたくさん。

多くの出店が軒を連ねる四の丸エリアでは、定番のお団子や津軽伝統の生姜味噌おでんなどを販売。お化け屋敷や遊具施設などもあるので子ども連れでもたっぷり楽しめます。またSNSで話題の「桜のハート」もぜひ探してみて。場所は非公開で、園内のどこかに隠れているので出会えたらラッキー♪

(※新型コロナウイルス感染防止対策のため園内ではマスクを着用し、飲食は飲食エリアにてお願いします。食べ歩きは禁止、またアルコールの提供はありません。)

SNSでも話題の桜のハート。場所は非公開のため、出会えたらラッキー♪
隠れスポットの「桜のハート」。2本の桜の木が重なってハートを描く

期間中、弘前市内や公園周辺は混雑が予想されます。駐車場は公園周辺に多数あり、料金は1日1000円前後。

渋滞時にはJR弘前駅付近の駐車場や、公園まで徒歩15〜20分の岩木川河川敷臨時無料駐車場(18時まで)を利用するのがオススメです。

弘前の桜は見頃がゴールデンウィークにかかることもあるので、ぜひ長いお休みをとって堪能してみてはいかがでしょうか?



■弘前さくらまつり
ひろさきさくらまつり


会期:2022年4月23日(土)~5月5日(木・祝)
会場:弘前公園(青森県弘前市下白銀町1)
交通:[車]東北道大鰐弘前ICから30分[公共交通機関]JR弘前駅から市内循環100円バスで20分、バス停市役所前下車徒歩すぐ
TEL:0172-37-5501 (弘前市立観光館)
営業時間:散策自由、弘前城(天守)は期間中7~20時
料金:散策自由、本丸・北の郭は大人(高校生以上)320円、小人100円(7〜20時)

※4月19日(火)〜5月5日(木・祝)までは、弘前公園入園に際し受付が必要となります。混雑が予想されるため、便利なオンライン事前申し込み(https://hirosakisakura2022.jp/)をご利用ください。


Text :ジェンティーレ恵 Photo:北村美和子


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