食・グルメ
2022.04.29
黒蜜＆きなこがおいしい層を作る！ 和パフェでほっこりブレークタイム
新商品が次々と登場するコンビニスイーツは、甘いもの好き女子に日々、幸せをもたらしてくれるアイテムです。チョコや生クリームたっぷりというのもおいしいけれど、ときには和の素材を使ったものが、ほっこり和んでいいですね。ローソンのuchi café シリーズから登場した「和パフェ黒蜜きなこ」（300円）は、和の定番といえるきなこと甘い黒蜜のコラボレーションが楽しめそうな和スイーツです。
「和パフェ黒蜜きなこ」（ローソン）
「和パフェ黒蜜きなこ」のカップは高さ約9センチ。横からみると、黒、茶、白、ベージュの層が重なり、太古の地球の鼓動を伝える地層の切断面のよう。下から黒蜜ゼリー・きなこムース・黒蜜ソース・ホイップクリーム・きなこ、と5つの素材が重ね上げられています。
フタを開けると、表面にはたっぷりのきなこが。
きなこは大豆を煎って、皮をむき、粉末にしたもの。煎ることで香ばしくなり、おはぎやわらび餅などの和菓子には欠かせない食材のひとつです。素朴でやさしい味わいと、食物繊維やタンパク質、大豆イソフラボンなど、女性にうれしい栄養素が入っている点でもポイントが高いといえるでしょう。
まずはスプーンで上の方をちょっとすくって、きなことふわっとなめらかなホイップクリームの組み合わせを味わいます。
どの層までスプーンを差し込むかが考えどころですが、ふた口目は、きなこ、ホイップクリーム、黒蜜ソースの組み合わせで。横から眺めたときは、5層に見えた和パフェですが、上からスプーンで掘り進むと、ホイップクリームの下からしっとりと甘いスポンジケーキが出てきたり、ところどころにプチプチ、サクサクのパフが混ざっていたり……。新しい発見を求める発掘調査のように食べ進めます。
ついには一番下の黒蜜ゼリーの層までスプーンを差し込み、一体で味わいます。やさしい甘さの黒蜜ソースに、きなこの香ばしさを凝縮させたきなこムース。スプーンの上でふるふるとはかなげにゆれる黒蜜ゼリーは、黒糖を煮詰めた濃厚な甘さが際立ちます。
和パフェというだけに和の食材、洋の食材が入り混じった多重構造。異なる食感や風味、甘みの度合いもそれぞれ異なり、最後まで飽きさせません。
パフェの語源「パルフェ」とはフランス語で「完全な」という意味。すなわち「和パフェ」は、完全な和風デザートということになりますね。
パッと見はスリムに見える「和パフェ黒蜜きなこ」のカップですが、ホイップクリームや濃厚なきなこのムースで、見た目以上に食べごたえたっぷり。小腹がすいたときのおやつに、仕事や勉強で疲れたときのブレークタイムに、ぜひ味わってみてはいかがでしょう。
Text：YUKO
Photo：EIJI
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