旭山動物園えぞひぐま館内観

4/29にえぞひぐま館オープン!「旭山動物園」の楽しみかた

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日本最北の動物園「旭山動物園」。年間140万人が訪れる人気動物園で、2022年は「えぞひぐま館」が新しくオープンし、2021年12月に生まれたホッキョクグマの子どもが一般公開になるなど話題豊富。今年の旭山動物園の魅力をご紹介します。

Summary



野生動物と人間との距離感を考える「えぞひぐま館」

旭山動物園えぞひぐま館サインボード

旭山動物園の大型施設としては9年ぶりに新設された「えぞひぐま館」。北海道の動物たちを集めたエリアの中心に位置するように建てられました。ヒトと野生のクマの距離感を考えるきっかけにとなってほしいという願いが込められています。

旭山動物園えぞひぐま館の屋外放飼場
ガードレールより向こうはクマの世界。人間との距離感がとても近いということを意味しているそう
旭山動物園えぞひぐま館のヒグマ、とんこ
とんこ推定23歳が一匹で暮らすえぞひぐま館。新しい環境にも慣れたら外の放飼場にも登場する予定

旭山動物園えぞひぐま館のヒグマの寝姿
ヒグマの寝姿も間近にみることができる
旭山動物園えぞひぐま館内にある、あべ弘士さんの壁画
館内には知床の動物たちを描いた、絵本作家あべ弘士さんの壁画が
えぞひぐま館の住人のとんこは、クマとヒトが共存している知床生まれ。母親が人間に駆除されてしまい、保護されて旭山動物園にやってきたクマです。好奇心旺盛で新居にもすぐに慣れたようです。

 

ここえぞひぐま館は、本来のクマの生息地に近い環境に作られており、水が流れ、エゾヤマザクラやカシワなどの木々が植えられ、土も入れられています。今後、とんこがこの住居の中で過ごしていくのを見ながら、「今、この季節は、こんなことをクマはしているんだな」と考えてくれるきっかけになってほしいです、と坂東園長が話してくれました。


今しか見られない愛らしい姿!ホッキョクグマの赤ちゃん

旭山動物園のホッキョクグマ

迫力満点のダイブで人気のホッキョクグマですが、今年はかわいい子グマが仲間入りしました。12月10日生まれのメスの子グマです。お母さんのピリカにくっついて離れない仕草が愛らしく、思わず笑顔になってしまうはず。

旭山動物園のホッキョクグマ
好奇心旺盛のため興味津々
好奇心が旺盛のため、外の人間にも興味津々。まだ水は怖いようですが興味はあり、近づきすぎて落ちてしまい、お母さんのピリカに助けてもらうということもあるようです。これから少しずつ自我が芽生えて、泳いだり、走り回ったりする姿を見ることができるかもしれません。

見る人を魅了する「空飛ぶペンギン」

旭山動物園のペンギン
旭山動物園で、やはり外せないのが空飛ぶペンギン。体の大きなキングペンギンやジェンツーペンギンなど4種類を飼育しています。水中トンネルでは、まるで空を飛んでいるかのように機敏に泳ぐ姿を眺められます

目があうだけでドキドキする「もうじゅう館」の大型ネコ科動物

旭山動物園もうじゅう館のアムールトラ
ガラス越しからも迫力満点
ユキヒョウ、アムールトラ、ライオン、アムールヒョウとネコ科の動物が4種類いる「もうじゅう館」。地形の違いをうまく利用している獣舎のおかげで、上からも下からも動物たちを見ることができるため、迫力満点。ユキヒョウは真下の見学スペースからは肉球もバッチリ見られるのもたまらない。猛獣でありながらも仕草はネコというギャップも、ネコ科動物たちの魅力です。

旭山動物園もうじゅう館のユキヒョウの肉球
ユキヒョウの肉球が真下から観察できる

北海道の動物たちを集めた「北海道産動物舎」

旭山動物園の北海道産動物舎
北海道の動物たちを集めた北海道産動物舎。猛禽類のタカやワシも羽ばたける造りになっている
えぞひぐま館もでき、再び注目が集まる予感がする「北海道産動物舎」。ワシやタカ類、フクロウ類などの鳥やエゾタヌキ、エゾリスなども見られます。

大きなワシやタカを真下から撮影できたりなど工夫された展示で、迫力満点です。

ここ北海道は500万人以上もの人口と野生動物が共存する世界にまれに見る「島」だそうです。旭山動物園で、野生動物たちの魅力を発見してみてはいかがでしょうか?

営業時間:
●夏期 2022年4月29日(金・祝)~10月15日(土):9時30分~17時15分(最終入園は16時)、 2022年10月16日(日)~11月3日(祝):9時30分~16時30分(最終入園は16時)
●冬期 2022年11月11日(金)~2023年4月9日(日):10時30分~15時30分(最終入園は15時)
定休日:2022年4月8日(金)~28日(木)、11月4日(金)~10日(木)、12月30日(金)~2023年1月1日(祝)
料金:入園1000円(中学生以下無料)
駐車場:無料約500台、ほか民間駐車場多数


Text:樋口玲貴
Photo:渡辺肇之

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