食・グルメ
2022.05.10
京都におむすび専門店「のり結び」が登場。高級海苔を自分で選べ、鴨川で“おむすびピクニック”も!
おむすびって食べると、ホッとしませんか?そんな、みんなが好きなおむすびの専門店を発見しました!創業95周年を迎える海苔(のり)のメーカー「大森屋」が、「おむすびを通して海苔のおいしさ、選ぶ楽しさを知ってほしい」と2022年4月にオープンさせた「のり結(むす)び」です。ご進物でしか味わえないような上質の海苔を選んで味わえると話題を呼んでいます。
海苔の老舗による初のおむすび専門店が寺町通商店街にオープン
海苔といえば誰もが聞いたことのある「大森屋」。その海苔を知り尽くした老舗が手がける、初の飲食店「のり結び」がオープンしたのは、京都の中心地にある寺町通商店街。観光途中にも立ち寄りやすい、便利な立地です。1階には一枚板のロングテーブル、2階にはカウンターとくつろげる座敷が用意されています(写真)。
贈答用でしか味わえないような最高級の海苔を、3種から自由に選べます
主役はもちろん海苔!ギフト用にも匹敵する上質の3種を、海苔を知り尽くした専門店のプロがこのお店用にセレクト。どのおむすびをオーダーしても、海苔が自由に選べるのが嬉しいポイント!
《選べる3種の海苔》
「月」…有明産の焼き海苔。やわらかい食感で、うま味が濃いのが特徴。
「風」…瀬戸内海産の焼き海苔。色・艶・香りがよく、しっかりとした食感。
「汐(しお)」…昆布のだしと醤油の風味が効いた、有明産の味付け海苔。
海苔によってこんなに味が違うなんて!」と驚くこと間違いなし。食感や味がまったく異なる3種をぜひ食べ比べてみてください。
大きさは手巻きに使う2切サイズ。別添えされ自分で巻くスタイルで、パリッとした食感も存分に楽しめます。
おむすびの具材も豪華!米や塩にもこだわりあり
おむすびは全12種。惣菜管理士一級でごはんソムリエでもある河野氏が中心となり、米の炊き加減や具材の組み合わせ、海苔との相性を試行錯誤したそう。お米は100%京都府丹波産コシヒカリ、塩は海水と海藻のうま味が凝縮された淡路島産藻塩を使うこだわりようです。
多彩な具材にもテンションがあがります。ツナマヨネーズや昆布など定番の「のり結び」、博多明太子やチーズカツカレーなどの贅沢な「ごちそう結び」、あさり&菜の花やタケノコの山椒煮など旬が楽しめる「春結び」といったおむすびが揃い、目移り必至のラインナップです。
「紀州南高梅」には、大葉の上下に梅が!梅尽くしで疲労回復にも効果がありそう。組み合わせる海苔のおすすめは、昆布だしと宮崎産醤油が効いた味付きの海苔「汐」。
「焼さば」には脂がのり、うま味たっぷりの骨抜きの焼さばがのっています。海苔は、ソフトでしっかりしたうま味の「月」が合うそう。
「三番屋の竹の子山椒煮」は、伝統野菜「京たけのこ」を使用。独特の風味とやわらかさが魅力で、山椒が効いた上品な味わい。こちらもぜひ海苔「月」を合わせて。
おばんざいも揃うので、即席“おむすびパーティ”も可能
「京風だし巻き」220円や「万願寺の甘辛煮」308円、「出汁香る唐揚げ」3ケ入363円など、おばんざいも6種用意。伝統の調理法を大切にするお惣菜専門店「京菜味のむら」のもので、できたてを提供。京都らしいだしの利いた薄味でじつに上品です。
「具だくさん味噌汁」143円(テイクアウト140円)もあるので、おむすびや惣菜などとともにテイクアウトして、自宅やホテルの客室で楽しむのも手。少人数で“おむすびパーティ”を開いても楽しそう!
鴨川まで徒歩8分!“おむすびピクニック”もおすすめ
おむすびをテイクアウトして鴨川まで歩き、川辺で“おむすびピクニック”をしても!さわやか風を受け、キラキラ輝く川面をながら食べるおにぎりの味もまた格別ですよ。
京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU(そう・そう)」とコラボした「おむすび巾着」も販売中。おむすびが3つ入る大きさで、かわいいテキスタイルの柄と伊勢木綿のやわらかな手ざわりが魅力です。次回以降に持参すると、会計から20円引のサービスもあります。
みんなが好きなおむすびを、海苔専門店がとことん追求した「のり結び」。極上の海苔を選んで味わう楽しさをぜひ体験してみてください。自宅やホテルでの“おむすびパーティ”や、鴨川での“おむすびピクニック”など、極上のおむすびでとっておきのひとときを手軽に楽しむのもおすすめです。
■のり結び 京都寺町店(のりむすび きょうとてらまちてん)
住所:京都府京都市中京区寺町通六角下ル桜之町430-4
TEL:なし
営業時間:11~18時
定休日:水曜
Text:こばやしみもざ
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