新大久保「BAM BI COFFEE」で新感覚もちもち韓国スイーツ・インジョルミを味わう

新大久保「BAM BI COFFEE」で新感覚もちもち韓国スイーツ・インジョルミを味わう

食・グルメ 韓国風カフェ もちふわ パンケーキ ナッツ ラテ
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斬新でかわいらしいメニューが次々と誕生している新大久保の韓国カフェのなかでも、今インフルエンサーたちの注目を集めているのが「BAM BI COFFEE(バムビコーヒー)」。韓国の伝統菓子をモチーフにしながら、まったく新しい食感や味わいに再構築された絶品スイーツが楽しめますよ♪

Summary

雨音に耳を傾け月を楽しむ。「BAM BI COFFEE」で感性を豊かに!

新大久保駅から大久保通りを進み、イケメン通りのちょっとだけ先の路地。住宅街ながら韓国っぽさもただよう一角にあるのが「BAM BI COFFEE」です。2022年3月のオープン直後から「絶対に人気店になる」と、トレンドに敏感なインフルエンサーがひっきりなしに来店。口コミを中心にファンが急増して早くも客足が絶えません。

白熊のオブジェが出迎えてくれるなど、洗練されているのにかわいらしさもある店内。ホワイトを基調とした清楚な雰囲気もキュンときます。シンプルながらスタイリッシュな二人がけテーブル席をはじめ、ゆったりと過ごせそうなソファ席、フォトスポットいっぱいのベンチスペースもあり、幅広いお客さんに喜ばれそうですよね♪

象徴的なのが三日月の光で浮かび上がる傘をさした人物のシルエット。店名は韓国語で「夜と雨」という意味で、感性を刺激する癒やしのカフェをコンセプトにしています。満月のようなスポットライトに照らされるススキなどのインテリアも魅力的。

ちなみに日中は平日であっても満席が続いているそうで、来店の狙い目は18時以降だそう。コンセプト通り「夜と雨」の日に訪れてみてもよいかもしれませんね。

伝統的なのに新感覚! もっちもちで香ばしい「シアッインジョルミ」

お店を代表するスイーツは、韓国の伝統的なきなこ餅インジョルミをベースにしたもの。まずは定番の「シアッインジョルミ」980円をオーダーしました。主役は本場韓国のお餅屋さんとコラボした特注品という、米粉をふんだんに使用したお餅。きな粉だけでなくカボチャやヒマワリ、アーモンドなどナッツ類もたっぷりです。メニュー名のシアッというのは種という意味なのだとか。

黒蜜に似たソースは、シナモンやブラウンシュガーで作った自家製のもの。韓国の伝統菓子ホットクの蜜をイメージしているそう。とろっと甘く、きな粉や木の実によくなじみます。ポリポリとしたナッツの食感と対比的なのがお餅。ちょっとひんやり、ぷるっと柔らか、噛めばもっちもちで、まさに新食感です。香ばしさとやさしい甘さも口いっぱいに広がる、とってもおいしいスイーツでした♪

ドリンクはだんぜんラテがおすすめ。ほどよく甘く、非常にきめ細かな自家製クリームがたまりませんよ。「よもぎクリームラテ」「黒ごまラテ」「クッキーラテ」各715円などバリエーションも豊か。
今回セレクトしたのは、濃厚なバニララテに自家製クリームと香り豊かなシナモンパウダーを加えた「バムビコーヒー」715円。クリーミーな口当たり、やさしい甘さとほろ苦さの組合わせはやっぱり最高です!

とろけながらもフワッともちもち食感の「インジョルミパンケーキ」

銅板の上で焼いている、何やら白くてふんわりとした物体。こちらはメレンゲを混ぜたスフレタイプのパンケーキです。金属製のふたで蒸らしながら、じっくり丁寧に焼き上げていました。どんなスイーツができあがるのでしょう? ワクワクが止まりません!

豊かな食感のスフレパンケーキにきな粉をかけ、お餅を使わずインジョルミ風に仕上げたという「インジョルミパンケーキ」1430円。パンケーキの上にのっているのはヤックァという花の形をした韓国の伝統菓子で、ふわっとシナモンが香ります。

ナイフで切るのが難しいくらい柔らかく、ふわふわなパンケーキ。スフレらしいとろけるような口当たりで、もちっとした弾力も感じます。焼き立てで温かなパンケーキと対象的なのが、冷たい黒蜜アイス。たっぷりのった木の実のポリっとした食感もアクセントにぴったりです。

とろり、フワッ、もちもちなど、さまざまな食感だけでなく、温度、香り、甘さの緩急も楽しい新感覚のメニューばかりでした。「感性を刺激する癒やしのカフェ」というコンセプトどおりですね。さらに、夏場になると韓国風かき氷・ビンスも登場予定。どのようなアイディアで舌と感性を刺激してくれるのでしょう。続々と開発を進めているというそのほかの新メニューも要チェックですよ!


text&photo:柴山たき(effect)

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