新御茶ノ水「大三萬年堂HANARE」で米粉のあんバターサンドを食べ比べ!
「大三萬年堂HANARE 御茶ノ水」は、創業約360年という老舗和菓子店の新ブランド。代々受け継がれてきた秘伝の餡子をはじめ、和菓子店ならではの素材を生かした和洋折衷のスイーツが盛りだくさん。今回は2022年の夏にぴったりな限定パフェと、ギフトに最適な新作「米粉のあんバターサンド」を味わいました!
Summary
創業約360年の老舗による和スイーツブランド「大三萬年堂HANARE 御茶ノ水」
新御茶ノ水駅そばの「ワテラス」は、ショッピングモールをはじめ、オフィス、レジデンス、学生マンションなどによる大規模複合施設。都会的な雰囲気のワテラスアネックスにとけこむ和カフェ「大三萬年堂HANARE 御茶ノ水」は、江戸中期ごろからの歴史を誇る老舗和菓子店「大三萬年堂」の新ブランドです。
店内は茶器などが並ぶ「和」の雰囲気と、スタイリッシュなテーブル席の「洋」がいい感じに融合した空間になっています。ちなみに創業者である初代三右衛門は、武士から菓子屋さんに鞍替えしたという珍しい経歴の人物。出身地である兵庫の「大屋」と「三右衛門」の頭文字に、お店が「萬年」続く願いを込めて店名を考えたのだとか。実際に約360年も続いているのがすごい!
代々受け継いできた秘伝の餡子(あんこ)を作るのは、12代目の店主。今も2日間かけて丁寧に仕込んでいるそうです。その極上餡子を和スイーツに昇華させるのは和スイーツ研究家でもある13代目。どら焼きとパンを組み合わせた看板商品「どらぱん」あんバター550円、いちごピスタチオ605円といったイートインメニューだけでなく、店頭にはギフト向けの和スイーツも並んでいます。
旬の素材を使った限定品も続々登場中。和スイーツの代表格「大三ぱふぇ」
老舗和菓子店ならではの素材を盛り込んだ「大三ぱふぇ」も人気メニューのひとつ。旬の素材を主役にした限定品もシーズンごとに登場しています。2022年の夏の目玉商品は「大三ぱふぇ ほうじ茶」1320円。中には大粒のドライイチジクが丸ごと入っているんですよ!
ほうじ茶パウダーと豆乳ホイップの下には、カステラ、ほうじ茶アイス、クルミ、自家製黒糖ゼリーなどがたっぷり隠れています。やさしい甘さを引き立てるわずかな苦味、芳醇な茶の香りも口いっぱいに広がります。
味の決め手は、やっぱり秘伝の餡子。なめらかさと適度な粒感のある上質な食べ心地です。カステラ、ほうじ茶アイスとの相性の高さはいわずもがな。主役であるドライイチジクの甘酸っぱい大人の味わいも、極上の餡子が一層引き立ててくれます。素材それぞれに和のテイストがあるので、洗練された味わいながら、どこか懐かしさも感じました。
ギフトにおすすめ! 新作「米粉のあんバターサンド」の上質な味の三重奏
手みやげにセレクトしたのは、2022年の新作和スイーツ「米粉のあんバターサンド」と「米粉のちょこあんバターサンド」各1枚497円。冷凍された状態で販売されていて、その日の温度にもよりますが、常温で解凍すれば2・3時間で食べ頃を迎えるとのこと。国産バターをたっぷり使用しているので基本的に要冷蔵ではありますが、保冷剤いらずで長時間持ち運びができるのもポイントです!
リボンによるラッピングのほか、手提げ袋もかわいらしくてギフトにぴったり。さらに米粉やきび砂糖など素材を厳選しており、身体にやさしい仕上がりになっているとのこと。老舗ならではの和テイストの味わいは、小さなお子さんから、お年を召した相手まで、幅広い方に喜ばれること間違いなしです!
ちょっぴり塩味を感じるしっとりとしたクッキーと、上品な甘さのあんこ&バターの各層が絶妙に調和。「米粉のあんバターサンド」はシンプルで和のテイストが強め、「米粉のちょこあんバターサンド」はチョコレートが効いており洋のテイストが強めに感じました。甲乙つけがたい完成度の高さなので、両方とも購入するのがおすすめです♪
季節限定品や新作以外にも、魅力的な和スイーツが盛りだくさんだった「大三萬年堂HANARE 御茶ノ水」。もなか、大福、まかろん、マドレーヌなど本当に幅が広くて、定期的に通って楽しみたいと思いました!
text&photo:柴山たき(effect)
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