食・グルメ
2022.05.26
【韓国現地レポ】オシャレな韓屋で食べる、人気の“スタンド型”ハンバーガー！
ここ数年、イートインスタイルよりもテイクアウトスタイルが人気店の条件となっているソウル市内のグルメのなかで、特に若者から人気を集めているメニューがハンバーガー。なかでも、韓国内で7店舗を展開して話題を呼んでいるのが、今回ご紹介する「ダウンタウナー（DOWNTOWNER）」というハンバーガー専門店。ソウルの忙しい現代人が気軽に一人でも美味しい食事ができるようにというコンセプトで”Fast & premium”というモットーを掲げ、人気を集めています。今日は、その7店舗のなかでも、ソウルで一番伝統を感じられると言える三清洞エリアに位置する安国店（アングッジョム）をご紹介していきます！
Summary
韓国に7店舗！ 若者から支持されるハンバーガー
ダウンタウン（都心部）の忙しいソウルっ子にも、気軽にそして美味しく食事をしてほしいという願いを込めた店名のダウンタウナーは2016年に1号店がオープンし、その人気は味やボリュームだけでなくかわいいキャラクターやブランドコンセプトも相まって瞬く間に若者の間で人気となりました。今回ご紹介している安国店は2019年にオープンし、お店のロケーションに合わせて、韓国本来の伝統家屋のスタイルを守りつつ、現代のオシャレさも加えたインテリアも話題に。
店内に入ると奥行きが広い造りとなっています。天井が高く韓屋スタイルを感じられ、インスタ映えする店内も魅力です。ほぼテーブル席ですが、1席だけ、ハンバーガーショップには珍しい座敷席があり、螺鈿のテーブルがあるなど韓国伝統料理が出てきそうな雰囲気で、お客さんにも一番人気の席なのだとか。
食べやすく、写真が撮りやすいと人気のスタンドハンバーガー！
海外では安くて気軽に食べられるというイメージのハンバーガーですが、韓国では手作りのハンバーガーは価格が意外と高いお店が多く、ナイフとフォークで食べるお店が主流でした。それでは”気軽に”という意味がないということから、手を汚さずにかつ気軽に食べれるようにと社長自ら考えて目をつけたのが、机にあった名刺入れ。ちょうどサイズもピッタリで、”ダウンタウナーのハンバーガーは小箱に入っているスタンドバーガー”というアイデンティティが生み出されたといいます。この小箱によって、テイクアウトしてもどこでも気軽に美味しく食べることのできるダウンタウナーのハンバーガーが完成したそうです。
シグネチャーはアボガドバーガー
オープンから一度もその座を譲ったことがないという一番人気の「アボガドバーガー」は、スライスアボガドと100％ビーフパテ、ベーコン、グリルオニオン、アメリカンチーズ、トマトなど野菜もたっぷり入ったジューシーなバーガー。注目されているのがバンズの美味しさ。少し甘さも感じられるしっとりしたパンとなっていて、バーガーを食べていてもバンズの美味しさを確かに感じることができます。ビールや炭酸飲料と合う、コッテリ＆味がしっかりとしたバーガーです。
ガーリックバターフライドもセットでオススメ！
インスタグラムなどで”爆弾フライド”ともいわれているメニューがこちら。ポテトが見えないほどのチーズがすごい！ ガーリックバターの味もしっかりとしていて、お菓子を食べているようなテイスト。若い子に人気だそうで、バーガーではなく、このフライドポテトを食べにやってくるお客さんも多いのだとか。このほかにキムチ味などもあり、辛いものが好きな方にオススメだとか。
お土産にもオススメのブランドキャラクターグッズも販売！
さすがは人気店、取材中もたくさんのお客さんが訪れていました。場所柄、韓国伝統料理をついつい選んでしまいがちですが、今、韓国の若者に人気のお店で、韓国式にアレンジされたハンバーガーを食べてみるのもオススメですよ！
■DAWNTOWNER安国店
住所：韓国ソウル市鐘路区 斎洞 85-3
TEL：070-8870-3696
営業時間：11：30～21：30
休日：旧正月、秋夕の当日のみ
Text: Left to Right
Photo: Left to Right
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